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30代から70代の就業者1000人を対象に就労に関する意識・健康調査を実施


オムロン ヘルスケア株式会社は勤労感謝の日に先立ち、30代から70代の就業者1,000人を対象に調査を実施しました。その結果、70歳以上も働きたい人は約3割に達しました。働きたい理由のトップは「生活維持のための収入を得るため」(58.7%)であり、続いて「就労することで健康を維持したい」(47.5%)でした。70代では健康維持が主な理由でした(67.5%)。また、働くためには8割以上が「健康な体」が必要と答え、視力低下や腰痛などの健康不安も指摘されました。さらに、8割以上が定期的に健康診断を受けており、職場の健康診断を利用する人が多数でした。この結果、健康維持が高齢者の就労継続のカギとされることが強調されました。

~70歳 を超えても働きたいと回答した人は約3割~

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:岡田 歩、以下当社)は、11月23日(土)の勤労感謝の日に先立ち、30代から70代の就業者1000人を対象に「勤労に関するアンケート調査」(以下本調査)を実施しました。

調査の結果、「何歳まで働き続けたいか」という質問に対して、60歳以降も働き続けたい人は731名(73.1%)いることがわかりました。さらに、70歳以降も働きたいと回答した人は297名(29.7%)でした。働き続けたい理由の第一位は    「生活維持のための収入を得るため(58.7%)」、第二位は「就労することで健康を維持したい(47.5%)」という結果となりました。さらに、回答者を70代以上に絞ると「就労することで健康を維持したい(67.5%)」が最も多いことがわかりました。また、働き続けるために必要だと思うことは、「健康な体」が8割以上(85.6%)と最も高く、「前向きな気持ち(52.3%)」、「高いモチベーション(25.9%)」と続きました。さらに健康状態や意識について質問したところ、現在不安に感じていることとして「視力低下」「腰痛・肩こり」「肥満」「高血圧」があげられました。

今回の調査結果から、定年再雇用を取り巻く環境が変化する中で、就業者における健康の維持増進に取り組むことの重要性が浮き彫りとなりました。    

■調査結果のまとめ
1.「70歳以上まで働きたい」人は約3割
2.働き続けたいと思う理由の第一位は、「生活維持のための収入を得るため」58.7%、第二位が「就労することで健康を維持したい」47.5%。年代別にみると、70代は「就労することで健康を維持したい(67.5%)」が第一位
3.8割以上の人が、働き続けるために必要だと思うことは、「健康な体」と回答。年代別にみると、30から50代に比べて、60から70代で高くなる
4.現在の健康に対する不安は、「視力低下」29.1%、「腰痛」26.3%、「肩こり」25.7%、「肥満」17.3%、「高血圧」17.1%
5.8割以上の人が、「健康診断を定期的に受けている」と回答。とくに「職場で実施される健康診断」を活用していると答えたのは62.1%

■調査結果の詳細
1.「70歳以上まで働きたい」人は約3割
30から70代の就業者に、「何歳まで働きたいか」質問したところ、全体の73.1%の人が61歳以上を選択しました。また、71歳以上を選択した人も約3割(29.7%)みられ、より長く働きたいと考えている人が多くいることがわかりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O3-gJi7yRY5

2.働き続けたいと思う理由は、「生活維持のための収入を得るため」58.7%、「就労することで健康を維持したい」47.5%。 70代は「就労することで健康を維持したい(67.5%)」が第一位
働き続けたいと思う理由では、第一位は「生活維持のための収入を得るため58.7%)」、第二位は「就労することで健康を維持したい(47.5%)」、第三位は「年金受給額が不安だから(31.9%)」でした。
年代別にみると、70代以上の第一位は「就労することで健康を維持したい(67.5%)」で、第二位が「生活維持のための収入を得るため(49.0%)」と上位が逆転し、第3位に同率で「生活にやりがいを感じたいから(38.0%)」「社会に参加していたいから(38.0%)」が続きました。年齢が高くなるにつれて心身の健康のために働き続けたいと考える人が多くいることがわかりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O4-V5yR0SLA
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O5-nlvbXl65

3.8割以上の人が、働き続けるために必要だと思うことは、「健康な体」と回答。年代が上がるにつれて高くなる傾向
働き続けるために必要だと思うことについて聞いたところ、「健康な体」と答えた人が8割以上(85.6%)ともっとも高く、「前向きな気持ち」が52.3%、「高いモチベーション」が25.9%と続きました。年代別にみると、30から50代に比べて、60から70代で、働き続けるために心身の健康を重視する傾向にあることがわかりました。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O6-59Ku09xz
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O7-188bvjw9

4.現在の健康に対する不安は、「視力低下」29.1%、「腰痛」26.3%、「肩こり」25.7%、「肥満」17.3%、「高血圧」17.1%
現在の健康に対する不安や悩みについて聞いたところ、約3割の人が視力低下に悩んでいることがわかりました。また、腰痛や肩こりなど、痛みやこりへの悩みも目立ちました。これらの対策として行っていることとしては主に「適度な運動」37.5%、「通院」31.6%、「休養・睡眠をとる」26.8%などがあげられ、健康を保つために、家庭でのセルフケアと医療機関、どちらも活用している人が多くいることがわかりました。


【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O8-Yq03pa2E

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O9-Qcu6M5AC

5.8割以上の人が、「健康診断を定期的に受けている」と回答。とくに「職場で実施される健康診断」を活用していると答えたのは62.1%  
健康診断の受診状況を確認したところ、8割以上の人が、「健康診断を定期的に受けている」と回答しました。年代別にみても、どの年代でも約8割が定期的な健康診断を受診していることがわかります。また、健康診断の受診先を質問しました。とくに、「職場で実施される健康診断」の活用が最も多く、62.1%にのぼりました。会社での健康診断が、定期的に自身の健康を見つめなおす機会として機能していることが明らかになりました。

 
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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411210398-O12-P8GU8ys5

■調査の概要
調査目的:勤労に関する意識・健康調査
調査対象:全国の男女1000人
     男女各500人、30から70代の各年代200名(男女各100名)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年10月11日(金)~2024年10月15日(火)

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