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スマート農業ファーモ、畜産分野に事業を拡大


~ 家畜の死亡リスクを回避する「畜産ファーモ」を開発 ~

報道関係者各位                          

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294334-O1-o82LPAqx

 

2024年7月30日

株式会社farmo

 

スマート農業ファーモ、畜産分野に事業を拡大。
~ 家畜の死亡リスクを回避する「畜産ファーモ」を開発 ~

 

 IoTで農業課題に取り組む株式会社farmo(本社:栃木県宇都宮市、代表取締役:永井洋志/以下当社)は、農家のためのIT企業として施設園芸や水稲の現場など、農作物の栽培現場での課題解決に取り組んできました。そのような中で畜産分野での課題を知る機会があり、畜産現場で家畜の死亡リスクを減らし、生産者の負担軽減や家畜の育成環境を快適にする製品を開発し、畜産分野に事業を拡大することと致しました。
 今回の事業拡大では、畜舎の環境をモニタリングできる「畜産ファーモ」の提供を8月上旬より開始いたします。これにより、養豚・養鶏場における環境管理の課題解決を目指していきます。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294334-O3-TlSlAlGl

 

 

■   場所を選ばずに畜舎のモニタリングが常時できる

手持ちのスマートフォンに「畜産ファーモ」アプリをインストールし、製品登録をするだけで、いつでもどこでもモニタリングができます。

 

・測定データ: 気温、湿度、二酸化炭素濃度

・アプリ利用料: 月額無料

・機能: グラフ/異常時お知らせ機能

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294334-O4-YnWs9Kp7

<データ表示画面>

 

 

■  畜舎の異常時に通知

畜舎の環境に異常が生じた際、お知らせをするプッシュ機能付きです。

アプリから気温などの通知条件を設定できます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294334-O5-t3Ka0z13

 <通知画面>

 

 

■  センサーは、10分間隔で計測 

センサーは10分間隔で計測したデータを、スマートフォンからモニタリングができます。

 

・センサータイプ: 2種類 (詳細は下記の表を参照)

 

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106567/202407294334/_prw_PT1fl_5Y0i90tQ.png

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294334-O6-4575u8N0

 

■   センサー販売価格

・Aタイプ 121,000円(税込)

・Bタイプ 154,000円(税込)

 

■   畜産現場で感じた、畜舎管理の大変さを解決したかった

当社ではこれまでも「ユーザーにとって"ちょうどいい"」を合言葉に、目の前にいる一人に喜んでいただけるように追求した製品を生み出し、提供してきました。日本の畜産業界では、出荷の生産性を上げるため家畜の品種改良が繰り返され、生育スピードを上げる代償に生命体として弱く、少しの環境変化でも死んでしまうため、生産者が非常に神経を使う環境に置かれています。また、狭いスペースでたくさんの家畜を飼育することで生産性を向上させた結果、家畜に多くのストレスがかかる環境になっており、昨今では、家畜のストレスを低減させる、アニマルウェルフェアの考え方に配慮した飼育管理が社会課題となっています※1。当社は、現場で家畜が亡くなってしまうリスクを減らし、生産者を応援したいという想いから、生産者の方がいつでも安心して畜舎の環境をモニタリングできる製品を開発しました。

 

※1 アニマルウェルフェアとは

世界の動物衛生の向上を目的とする国際機関で、我が国も加盟している国際獣疫事務局(WOAH)の勧告において、「アニマルウェルフェアとは、動物が生きて死ぬ状態に関連した、動物の身体的及び心的状態をいう」と定義されています。(農林水産省HP「アニマルウェルフェアについて」より一部抜粋)

 

 

-現場の声から生まれた商品-

また、飼育環境の管理を誤ってしまうと家畜が全て死んでしまう危険を孕んでいる中で、生産者は現場に行ってみないと状況が確認できず、対応を必要としているのか分からないという環境下にあります。特に夜間は自宅など離れた場所に居るため、対応が遅れ家畜が亡くなってしまうリスクが高いということから、課題解決が望まれていることを知りました。しかし、従来生産現場で使用されていたものでは、製品導入時に設置工事が必要だったり、月額の利用料が発生したりしていました。また、畜舎で異常が起こった時にお知らせしてくれる通知機能がないために、担当者が気付くまでに時間を要していました。

スマート農業で課題を解決してきた当社は、独自のLPWAネットワークを使うことで、常時場所を選ばずにモニタリングができる製品を考案しました。

 

■   今後の展望

当社は、課題を解決するためのものづくりに取り組んできました。それは「農業と地域のスマートな未来環境をつくる」というミッションのもと、「人々の暮らしを豊かにすることが当社の使命なのではないか。そして未来のためになる。」と考えているからです。食を支える畜産分野においても、家畜の死亡リスクを抑えてストレスのない環境づくりに寄与することで、サステナブルな社会を構築することに貢献していきます。

 

■   これまでに提供しているサービスの一覧

・スマート農業製品 / 通信クラウドサービス

https://farmo.info/service_menu/

 

■   課題のご相談はこちらまで

当社では、課題にお困りの自治体・企業様からの相談を受付けております。よろしければ専用のお問合せフォームよりご連絡下さい。

 

お問合せフォーム:https://farmo.info/service_product/

 

■   会社概要

2005 年に、ウェブサービスを開発する会社として栃木県宇都宮市に株式会社ぶらんこを設立。2015 年宇都宮市役所から夏イチゴを栽培する農家を紹介され、ハウス内の気温などを スマホで見られる IoT 製品とアプリを提供。これがきっかけとなり、ハウスファーモが誕⽣した。「ハウスに⾏かなくてもハウスの様⼦が分かる」と農家さんに好評を得る。別の相談も寄せられ、「水田の水管理をラクにするアイディアはないか」と相談を受け、水管理の自動化をするシス テムを提供。そして、農家とコミュニケーションを取る中で日本の農業課題の大きさを再認識し、農業専門のIT企業として2016 年業態を変更した。その後、ファーモがヒット商品となり、2021年3月に製品ブランド名を採用し、株式会社farmoに社名を変更。現在は、農業の課題解決から始まり環境や地域課題の解決まで取り組んでいる。

 

 

 

■代表者:代表取締役 永井 洋志
■本店所在地:栃木県宇都宮市上欠町 866-1
■設立:2005年11月1日
■資本金:1億円(資本準備金:2億4160万円)
■経営理念:「知恵と技術と心で人を幸せにする企業」
地域や人々のため、常識にとらわれず考え抜く知恵と、能力を高め価値を創造する技術と、困っている人たちを救おうとする強い心で人を幸せにする企業を目指します。
■主な事業内容:農業用 IoT 製品・サービスの開発・販売

■HP:https://farmo.co.jp/

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202407294334-O7-6LhyTXOL

 

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