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アッヴィ、I know IBDプロジェクトにおいて、川越一番街商店街(埼玉県)が全国初の商店街としての参加を発表


2023年7月18日
アッヴィ合同会社

アッヴィ、 I know IBDプロジェクトにおいて、蔵造りの商店街として知られる
川越一番街商店街(埼玉県)が全国初の商店街としての参加を発表

ー I know IBDプロジェクトは、IBD患者さんの日常生活での「見えない壁」の1つである外出時のトイレの不安解消と社会全体におけるIBD(炎症性腸疾患)の理解向上を目指し、2022年5月に始動
ー 全国初となる商店街の参加により、患者さんの非日常である「旅」にも支援を拡大
ー IBD 患者さんに対して、施設・店舗内トイレの貸し出しや、本プロジェクトのステッカーを施設・店舗内に掲出し、IBD 患者さんへの支援・理解を可視化
ー IBDは主な症状である下痢や腹痛により、トイレの回数の増加や、食事の制限など患者さんの日常生活に様々な影響を及ぼすこともある指定難病1,2

アッヴィ合同会社(本社:東京都港区、社長 : ジェームス・フェリシアーノ)は、「I know IBDプロジェクト(以下、本プロジェクト)」を通じて、炎症性腸疾患(IBD)の正しい理解を広め、患者さんが「周囲のIBDへの理解」を実感できる社会の実現に取り組んでいます。7月15日より、全国で初の試みとして、年間約240万人3が訪れる日本有数の観光型商店街である、川越一番街商店街が本プロジェクトへの参加を開始したことをお知らせします。

川越一番街商店街加盟店のうち、本プロジェクトの趣旨に賛同いただいた14店舗では、1カ月間のトライアル期間を設けて、IBD 患者さんに対して、施設・店舗内トイレの貸し出しを行います。また、本プロジェクトのステッカーを施設・店舗内に掲出し、IBD 患者さんへの支援・理解の可視化につなげます。さらに、協力企業・協力店の従業員を対象に、IBD に関する教育資材の配布などを行い、社会全体での IBD の理解向上を目指します。

IBD は、主に大腸や小腸など消化管に炎症が起こる疾患で、主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病があります。下痢や腹痛が主な症状であるために周りに疾患であると気付かれにくい特徴に加え、トイレの回数の増加や、食事の制限など患者さんの日常生活に様々な影響を及ぼすこともあります1,2。国内のIBD推計患者数は約29万人4と、国の定める指定難病の中でも患者数が多い疾患5として知られており、国内患者数は年々増加傾向にあります5。

IBD患者さんにとって、社会が気づいていない様々な「見えない壁」が存在する中で、患者さんの日常生活に影響するものの1つとして、外出時のトイレへの不安があります6。トイレを理由に外出に気後れしてしまう、活動範囲が限定的にならざるを得なくなってしまうなど、本プロジェクトでは、こうした患者さんの日常生活の「見えない壁」に対して、様々な企業・店舗の協力を得て解消に取り組んでまいりました。

I know IBDプロジェクトは2022年5月に発足以来、幅広い業界・業種からの賛同を得て、協力企業・協力店数は全47都道府県で82社2,302店舗(2023年 6月末時点)に広がりました。さらに、昨今の旅行需要の回復を受け、今年5月には、IBD患者さんの日常だけでなく、非日常の外出といえる「旅」の場面にも活動を拡大することを発表しました。

社長のジェームス・フェリシアーノは次のように述べています。「この度、全国初となる商店街の本プロジェクトへの参加をきっかけに、アッヴィは全国の商店街や観光地、自治体等のパートナーとの共創を進めていきます。そして、さらなるI know IBDプロジェクトへの賛同の拡大と社会全体での疾患認知と理解を広げることで、IBD患者さんの笑顔に貢献してまいります」

また、川越一番街商業協同組合の藤井清隆理事長は、次のように述べています。「川越一番街商店街は蔵造りの商店街として親しまれ、近隣はもとより、遠方からも多くのお客様にご来訪いただいています。よりよいまちづくりを目指して活動をしている中で、困っている方をサポートしたいという気持ちから、I know IBDプロジェクトに参加することを決めました。IBD患者さんにも安心して川越を訪れていただき、観光を楽しんでいただけたらと思います」

アッヴィはこれからも、トイレの問題だけでなく、IBD患者さんを取り巻く見えない壁の課題を解消し、希望あふれる日常の実現を目指します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307177177-O8-x5TDp3lX

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307177177-O9-PTnA6GR8

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307177177-O10-rdyJIm72

アッヴィについて
アッヴィのミッションは現在の深刻な健康課題を解決する革新的な医薬品の創製と提供、そして未来に向けて医療上の困難な課題に挑むことです。患者さん一人ひとりの人生を豊かなものにするため次の主要領域に取り組んでいます。免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、ウイルス、消化器疾患、さらにアラガンエステティクスポートフォリオの製品・サービスです。アッヴィの詳細については、www.abbvie.com をご覧ください。Twitterアカウント@abbvieFacebookInstagramYouTubeLinkedInでも情報を公開しています。

日本においては、1,500人を超える社員が、医療用医薬品の開発、輸入、製造販売に従事しています。免疫疾患、肝疾患、精神・神経疾患、がんの各領域を中心に、患者さんの人生を豊かにしたいと願い、日々の業務に取り組んでいます。詳しくは、www.abbvie.co.jpをご覧ください。FacebookYouTubeでも情報を公開しています。

参考資料

I know IBD (アイノウ アイビーディー)プロジェクトについて
本プロジェクトの目的は、「見えない壁」ともいえる、社会が気づいていないIBD患者さんを取り巻く様々な課題を明らかにし、その解消に取り組み、さらにはIBDを正しく認知し理解する人が一人でも多く増えることで、社会全体のIBDについての理解を高めることです。5月19日の「IBD(炎症性腸疾患)を理解する日」に先駆け、2022年5月17日に発足しました。

IBD患者さんを対象に行った調査では、7割以上の方が「日常生活に何らかの影響がある」と感じています7。炎症症状による全身の倦怠感や睡眠への影響など、生活上の負担が大きくなることもあり1,2,8,9 、その象徴的な例として、半数を超えるIBD患者さんが「外出時にトイレの場所を“常に”チェックしている」と答えています7。

このように、患者さんの日常生活に影響する「見えない壁」の1つである外出時のトイレへの不安6解消に取り組むプロジェクトを開始しました。また、様々な企業・店舗の協力を得ることで、社会全体でのIBDの理解向上を目指します。

具体的な取組みとしては、本プロジェクトの趣旨に賛同いただける協力企業・協力店を募り、IBD患者さんに対して、施設・店舗内トイレの貸し出しを行います。また、本プロジェクトのステッカーを施設・店舗内に掲出し、IBD患者さんへの支援・理解の可視化につなげます。さらに、協力企業・協力店の従業員を対象にIBDに関する教育資材の配布などを行い、社会全体での疾患認知と理解を広げていきます。

様々な企業・店舗の賛同を得て協力者の輪を広げていくことで、トイレの問題だけでなく、IBD患者さんを取り巻く見えない壁を解消し、希望あふれる日常の実現を目指します。

 
・プロジェクト特設サイト:https://www.iknowibd.com/prj
・プロジェクトロゴ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307177177-O4-R3M408fS

・ステッカー/観光地用ステッカー
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307177177-O5-M9RyLz0j】 【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307177177-O6-kZ74ee6v

・プロジェクトウェブサイト内 コンテンツ例
※現在リニューアル対応中です。ご覧いただくタイミングによって、内容に変更がある可能性がございますので、ご了承ください。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307177177-O7-6988QnL1

・今回、川越一番街商店街加盟店より参加する店舗 14店舗 (五十音順)
龜屋 本店/川越幸すし/川越 蕎麦 WAWA/河村屋 川越店(改装工事中のため7月29日(土)より参加予定)/甘味茶房かすが/寿庵 蔵のまち店/呉服かんだ/こまち salon and KURO cafe/South Yard Kitchen HARE/椿の蔵/話処 陶路子(とろっこ)/はるりKINUMO/Mio Casalo(ミオ・カザロ) 川越 蔵のまち店/une Brise(ユヌブリーズ)

IBDについて
IBD は、大腸や小腸など消化管に炎症が起こり、将来的な腫瘍発現リスクが増加する可能性のある疾患で、主に指定難病である潰瘍性大腸炎とクローン病があります。下痢や腹痛が主な症状であるため、トイレの回数の急増や、食事の制限など患者さんの生活にさまざまな影響を及ぼすこともあります1,2。

IBD の発症は、これから社会で活躍する世代である 10-20 代で多く報告されていますが10、現時点では完治につながる治療法がなく、患者さんの人生を通じて大きな負担となる可能性もある指定難病です1,2,8,9。しかし、適切な治療により症状を抑えることで、IBDと診断される前と変わらない生活を送ることも可能となってきました。

国内のIBD推計患者数は約29万人4と、国の定める指定難病の中でも患者数が多い疾患5として知られており、国内患者数は年々増加傾向にあります5。

1.A comprehensive review and update on ulcerative colitis,2019 Dec;65(12):100851. doi: 10.1016/j.disamonth.2019.02.004. Epub 2019 Mar 2.
2.The Facts about Inflammatory Bowel Diseases. Crohn's &Colitis Foundation of America. 2014. Available at:https://www.crohnscolitisfoundation.org/sites/default/files/2019-02/Updated%20IBD%20Factbook.pdf.(2023年6月29日アクセス)
3.令和4年 川越市入込観光客数(川越市役所) 
https://www.city.kawagoe.saitama.jp/smph/welcome/kankobenrijoho/kankotokeishiryo/irekomi.html (2023年6月29日アクセス)
4.厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患等政策研究事業 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究 総括研究報告書(平成28 年度)
5.厚生労働省 衛生行政報告例 令和3年度衛生行政報告例 統計表 年度報https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000040002898(2023 年6月29 日アクセス)
6.アッヴィ合同会社プレスリリース(2021年5月11日発表)https://www.abbvie.co.jp/content/dam/abbvie-dotcom/jp/documents/press-release/2021_0511.pdf
7.株式会社QLife IBDプラス 「IBD白書2022」(https://ibd.qlife.jp/
8.Quality of Life in Inflammatory Bowel Disease: A Systematic Review and Meta-analyses-Part I Inflamm Bowel Dis. 2018 Mar 19;24(4):742-751. doi: 10.1093/ibd/izx100.
9.Mehta F. Report: economic implications of inflammatory bowel disease and its management. Am J Manag Care. 2016 Mar;22(3 Suppl): s51-60.
10.難病情報センター(https://www.nanbyou.or.jp/)(2023年6月29日アクセス)

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