未来へ続く!ハンガリー刺繍の装い
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O4-3mcoaD64】【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O2-jUe0J7Y4】【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O3-r85Ime6Q】
~伝統を紡ぐ、思いを伝える~ 人気の一方で高齢化による職人の減少。
その伝統を未来につなげるための展覧会~
この度、リスト・ハンガリー文化センター(東京・麻布十番)では、ハリウッド俳優やF1レーサーなど
世界のVIPに愛される、ハンガリー刺繍が楽しめる「未来へ続く!ハンガリー刺繍の装い」展覧会を6月28日(水)から11月10日(金)まで開催いたします。会期中はハンガリー刺繍のワークショップ、刺繍とハンガリーの民族舞踏についてのレクチャーや民族舞踏イベントなど、様々なイベントが行われますので、ぜひお越しください。
<ハンガリー刺繍の魅力とは?>
ハンガリーの伝統的な刺繍は美しく繊細で、世界中のVIPから愛されています。一口に「ハンガリー刺繡」といっても、地域によって様々で、その種類は約20ほどになるともいわれています。それぞれの文化や歴史の影響を受け発展していったため、手法や特徴、素材の違いも魅力の一つです。また、色鮮やかで可愛らしい模様はスカートやドレスなどの衣類からテーブルクロスやタペストリー、クッションなどの日用品、さらには壁の模様にまで広く用いられています。
【 “オシャレ心”のカロチャ】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O5-gcNYSHT1】【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O6-ONqC11fx】
鮮やかな色使いが魅力のカルチャ刺繍。カットワークで模様豊かに作られるレース地に彩られるデザインは見事で、オシャレの楽しみとして母から娘へと紡がれ発展していきました。現在は代表的なハンガリー刺繍の模様として人気を集めています。
【“民族の誇り”のマチョー】
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O7-W6IaOCyl】
マチョー族の人々が200年もの間継承してきた伝統伎。2012年にユネスコ無形文化遺産にも登録されました。豪華なデザインが特徴ですがそこには長きにわたり着飾ることを大切にした民族の誇りが詰まっています。
<展示の見どころ>
ハンガリーで活躍する、9人のファッションデザイナーのアートワークを展示します。ジーパンからウェディングドレスまで今回披露する洋服は全て日本初公開です!代表的なカロチャ刺繍とマチョー刺繍をはじめ、世界でたった11人の職人しか作れないハラシレース、ボレロ1着を作るのに200時間かかるシャールクズモチーフ、他にもビハル地方のアップリケ風カットワークや藍染めなど多くの作品が楽しめます。その他にも、刺繍の歴史やデザイナーのコンセプトなど、パネルにて1人ずつご紹介します。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O9-Gzfx91C0】
フォトスポットもあります(大きくて華やか刺繍と写真が撮れます)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O10-CPuST0W8】
◆デザイナー紹介◆
■ヴァーツィ・ロザーリア
マチョ―デザインの刺繍を生かした洋服を制作。マチョ―の昔ながらの図柄や職人たちの技を大切に思い次世代へつないでいきたいと思っている。
《ホルバート・アンナ賞(2019)・最も成功を収めた女性リーダー(2022)・WAMP(ウィーン)・Moscelj国際トレードフェア2022》
■ソンバティ・クラーラ
1991年から服飾デザインを始める。
2016年、民俗工芸家トルパ・イルディコーとコラボし、アップリケ風カットワークを使ったコレクションを誕生させ、男性用の上着を婦人服にした斬新なデザインとして話題を呼んだ。
《民俗手工芸品評委員会にて優秀モダンマスター認定・ハンガリー国立伝統工芸継承館の賞受賞
2018年ヨージャ・ユディト芸術財団ハンガリーコスチューム賞受賞》
■レンゲイ・ゲオルギナ(ローズマリー)
祖母から縫製を学んだことからファッションに興味を持ち、卒業後はローズマリー・ハンガリアン・デザインを立ち上げる。作品には、ハンガリー人なら誰もが知る伝説などをモチーフにした大胆なデザインの作品である。
《パトロネージ‘99流行賞-全国1位・“モダン・ハンガリー”-北京2023》
■クリシュトン・ギトカ
2012年、自身のブランドを設立。独創的な表現を追及する一方で着心地感にもこだわったデザインを行っている。有名人の顔を特徴的に捉え刺繍を加えてデザイン化した「顔コレクション」が話題。
祖母の後ろで6歳の頃からマチョーの薔薇を描き、8歳の頃からは既に多くの刺繍をし始めた。
《2018年ファッション写真家ショプロンファルビ・イルディコーと共演の縁からニューヨークのファッションマガジンに掲載》
■シュプリンガー・オルショヤ(ハンドメイド・アカデミア)
服飾デザイナー、テキスタイルデザイナー、業界歴は25年。工房ではオーダーメイドで紳士及び婦人服をデザインから制作まで担うという、ハンガリーでは珍しい事業形態で活動。2019年にはハンドメイド・アカデミアを設立(大人向けの刺繍ワークショップ専門学校)。展示している作品服の製作時間は200時間。
《Hand and lock賞(ロンドン)-ファイナリスト(2013)》
■フリブナーク・テュンデ(バイ・ミー・コレクション)
伝統や民俗芸能を守り受け継いできた町で生まれ、祖母・母ともに裁縫を生業としていた影響で服を作ることが好きになった。
アメリカ、カナダ、中国、マレーシア、フランスなど世界中で活動。
「コレクションの大事な使命は『価値の救済と知識の伝授、オリジナル図案の紹介と、国内外に暮らしているハンガリーの若い世代に広く知らしめていくこと』である」。
作品に使用しているハラシュレースのの極意と技術は、現在、世界でもキシュクンハラシュの博物館でのみ、たった11人のレース職人が受け継ぎ、護り、制作している。
■ヘーヤ・ヤーノシュ
ウェディングファッションデザイナー。
大手服飾会社の主任として勤めていた頃、趣味の一環で知人のためにウェディングドレスを制作、いずれ自分の会社を立ち上げたいと思っていた。
1990年ヘーヤ・ウェディング・ファッションサロンを設立し、2000年代は数々の国内外のファッションショーや展示会などで数々の成功を収め、以降は数回にわたりプラハ(チェコ)、ブラティスラバ(スロバキア)においてウェディング展示会及びファッションショーを開催。
《ニヴォー賞(軽工業における政府からの表彰)》
■サボー・エステル(tündEszter)
裁縫は仕事、仕事は趣味…。幼い頃、祖母に手紙を書くときはいつも冒頭で「もしまた祖父と結婚することになったら私にウェディングドレスを作らせてね」と書いていた。
9年前からデザイナーとして活躍、近年は数々の結婚式にドレスを提供し自らの夢を実現している。
イタリア、スロバキアにおいてファッションショーも開催。
母からハンガリー民芸を教わり家族経営の“ブベ民芸店”を経営している。
《ピリシュ市 特別賞・ポルトガルのポルト国際コンテスト出場》
■カトリチ・クリスティナ
2008年、美しい古代のハンガリー装飾芸術の中から手刺繍モチーフを選び、良質でナチュラルなオリジナル生地で服をデザイン・制作することを目的に立ち上げた。
《3回のハンガリー手工芸優秀賞受賞・ハンガリーコスチューム賞受賞》
「未来へ続く!ハンガリー刺繍の装い」概要
期間:6月28日(水)から11月10日(金)
開館時間:10:00~17:00(※最終入館16:45)
※休館日:毎週土曜日/日曜日/日本の祝日/ハンガリーの祝日
会場:リスト・ハンガリー文化センター
住所:東京都港区麻布十番3-8-1 日比谷麻布十番ビル1階
※アクセス:東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」徒歩3分
電話:03-6459-4931(代)
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202306206448-O12-4p4z15C7】
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