金沢工業大学革新複合材料研究開発センターがアシックス社の最優秀賞受賞技術に連携パートナーとして参画。
複合材料分野で世界的な賞である「 JEC Innovation Awards 2020 」のオンライン表彰式が 5 月 13 日フランス時間 正午より行われ、金沢工業大学革新複合材料研究開発センター( ICC )がスポーツ・ヘルスケア部門において、株式会社アシックス(兵庫県神戸市)、サンコロナ小田株式会社(大阪本社:大阪府大阪市 小松本店:石川県小松市)、ナガセケムテックス株式会社(大阪府大阪市)とともに、スパイクピンをなくした陸上スプリントシューズのイノベーションに関わるパートナーとして最優秀賞を受賞しました。
同賞は、革新的製品や技術が複合材料を用いていかにして実現されたのかを評価するもので、世界の複合材料業界で、毎年、その動向が注目されています。
今回、対象となったアシックスによる革新的なシューズの実現には、パートナーであるサンコロナ小田、金沢工業大学ICC、ナガセケムテックスが産学連携により開発した成型技術が重要な役割を果たしており、共同での受賞につながりました。
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受賞対象となったアシックススパイクピンのない陸上スプリントシューズ「METASPRINT(メタスプリント)」(写真 アシックス提供)
JEC Innovation Awardsについて
JEC Innovation Awardsは、例年3月にフランス、パリにおいて開催される世界最大の複合材の展示会JEC World展に合わせ、各国から招請された審査員により、部門ごとに最終選考に進んだテーマ(ファイナリスト)の中から最優秀のテーマが選定され、最優秀賞の発表、表彰が行われます。本制度は1996年に創設され、様々な産業分野のバリューチェーンの各関係者が如何に連携して関わったのか、また、イノベーションをもたらした技術的専門性やイノベーションの市場への適用という評価基準のもと、これまでに198社・475のパートナーが表彰されています。
JEC Innovation Awards 2020について
今年は新型コロナウイルス(COVID19)の影響を受け、当初3月3~5日(火~木)に予定されていたJEC World 2020展は来年3月にJEC World2021として開催されることとなりました。
JEC Innovation Awards 2020に関しては、世界各国からの応募を受け、11の部門において合計33件のテーマがファイナリストとして最終選考の対象者に選出されました。2020年度の各部門は、Additive Manufacturing(付加製造)、Aeronautics(航空)、Automotive(自動車)、Construction- Infrastructures &Civil engineering(建設-インフラ・土木工学)、Design &Furniture(デザイン・調度品)、Maritime Transportation &Shipbuilding(海運・造船)、Process(プロセス)、Railway Vehicles &Infrastructure(鉄道車両・インフラ)、Recycling(リサイクル)、 Space(宇宙)、Sports &Health care(スポーツ・ヘルスケア)の11の分野から成っています。
この度、JEC World2020展の開催を断念せざるを得ない状況下で、Innovation Awardsの動向に対する全ての複合材に携わる関係者の期待に応えるとの主催者 JEC Groupの判断により、オンラインによる表彰式が行われることとなり、5月13日フランス時間の正午より最優秀賞受賞者の発表と表彰が行われました。
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スポーツ・ヘルスケア部門最優秀賞の受賞テーマについて
日本からは、アシックスのテーマ「ピンレスCFRTP(熱可塑性炭素繊維複合材)スプリントシューズ(SPIKE-LESS CFRTP SPRINTING SHOE)」がスポーツ・ヘルスケア部門のファイナリストとして選出されました。
当テーマには、アシックスの他、そのシューズの革新的な靴底の実現を可能にした新しい複合材料を開発したサンコロナ小田、同じくその複合材料のイノベーションに携わったナガセケムテックス、金沢工業大学ICCがパートナーとして参画しています。この4者が5月13日の表彰式において「JEC Innovation Awards 2020」スポーツ・ヘルスケア部門最優秀賞を共同で受賞しました。
これらのイノベーションを実現した背景には、サンコロナ小田による一方向性の極薄のCFRTPテープ(※)、同テープをランダムに積層したプリフォームの開発、ナガセケムテックスによる最適なマトリックス樹脂への改善、アシックスによる同プリフォームを用いての高品質の複雑微細な形状と量産性を両立させた製造技術の開発など、サプライチェーンにおける川上から川下に位置する各社の技術革新のコンビネーションがあります。
※国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のCOI(センター・オブ・イノベーション)プログラムの金沢工業大学COI事業の一環として、サンコロナ小田とICCが共同研究開発を行った成果をベースとしています。
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ICC、アシックス、ナガセケムテックスとの連携により開発された
サンコロナ小田のCFRTP材料を用いたシューズ靴底の成型過程
金沢工業大学ICCの役割
ICCは、今回の複雑な形状のスプリントシューズの靴底材の成形において必要となる優れた材料特性と高い生産性の両立の実現のため、主に次のような二つの役割を担いました。
ICCはナガセケムケックスと協力し、熱可塑性エポキシ樹脂と言う高い強度と熱可塑性を併せ持つ従来にない革新的な樹脂の研究を続けております。また、COI事業の支援をうけ、この樹脂を用いた、高い生産性を確保し同時に優れた材料特性も両立するCFRP材料の製造技術などの実用化研究にも取り組んでおります。
そして、極薄CFRTPテープおよびシートを開発したサンコロナ小田と共同し、さまざまなカットテープの⻑さと幅の組み合わせに対して、型内部の流動性と成形後の機械特性の実測による評価を実施し、その結果、優れた成形性と高い機械特性の両⽴の実現に貢献しました。
今回の受賞について
JEC Innovation Awardsは、対象となる製品や技術そのものだけに焦点を当てるものではなく、イノベーションに関する技術的側面や市場性の他、その製品や技術のバリューチェーンに関わる関係者・組織がパートナーとして如何に対象となるテーマ(プロジェクト)に連携的に携わったのかという点も問われます。世の中にある材料の中で歴史的に見て新しい材料である複合材の分野では、従来の産業界における様々な業種、科学技術の異分野が連携、融合し事業に取り組むことが求められます。また、そのために技術的専門性、市場における具体的な事業性、複数の企業による連携や産学連携の有効性などを高い水準で満たすことが求められるという点で難易度の高いものでもあります。
複合材料の適用技術の研究開発を旨とし、産学連携のイノベーションを実現するプラットフォームとして活動しているICCとしては、このような性格を持つ賞において、今回、アシックス、サンコロナ小田、ナガセケムテックスとともに連携パートナーとして最優秀賞を受賞したことは、大変喜ばしいことです。
革新複合材料研究開発センターについて
金沢工業大学 革新複合材料研究開発センターは文部科学省の国際科学イノベーション拠点整備事業に採択を受け2014年に設立されました。 2018年には文部科学省の地域科学技術実証拠点整備事業により実証拠点を増築し、オープンな研究開発エリアと秘匿性の高い実証開発エリアが隣接した、研究開発から社会実装までシームレスに研究開発ができる拠点となっています。
複合材料は、住宅設備から航空機・自動車への適用や新たに風力発電や燃料タンクさらには土木建築分野への適用が期待され、世界的な成長産業である一方で、日本では成長が見られず、特に炭素繊維は世界の約7割のシェアを国内メーカーが占めながら、その製品化は1割以下のシェアにとどまっています。
革新複合材料研究開発センターでは、複合材料の分野において特に製造技術の研究に焦点をおき、大学や企業単独では達成できない技術開発や新たな市場の開拓までを産学連携により実現を目指しています。
国内では、金沢工業大学が主催するほくりく先端材研究会(北陸地域を中心に約60社)での研究会やセミナーの実施、東海北陸地域の3大学(名古屋大学、岐阜大学、金沢工業大学)と公設試験研究機関が中心となり企業が参加するコンポジットハイウェイコンソーシアムでのネットワーク活動(約200社以上の参加)、また、企業技術者を革新複合材料研究開発センターの研究員として受け入れるメンバーシップ制度(約60社、70名)等により、企業とのネットワークを構築し、産学官連携、情報収集、情報発信等の活動を行っています。
また海外では、市場拡大が進み技術的先進地域である欧州との連携を重点的に行い、特にドイツの産業クラスターである Composites United e.v やフランスの EMC2と MOU(協力協定)を結び、相互訪問による技術交流、人材交流、国際共同研究等を実施しています。さらにアジア地域でも KCTEC(韓国)、PIDC(台湾)、プトラ大学(マレーシア)との MOU も締結し技術交流を図っています。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202005149872-O6-9rjv337y】
金沢工業大学やつかほリサーチキャンパス内にある革新複合材料研究開発センター(ICC)
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