武蔵野美術大学とOFFICE HALOが行政向けデザインプログラムを千葉県いすみ市で共同開催

2018年9月7日



武蔵野美術大学



武蔵野美術大学とOFFICE HALOが

行政向けデザインプログラムを千葉県いすみ市で共同開催



　武蔵野美術大学（東京都小平市、学長：長澤忠徳）は、株式会社OFFICE HALO（東京都目黒区、代表取締役：稲葉裕美）と共同で、行政向けデザインプログラム『WEデザインスクール in いすみ』を千葉県いすみ市で開催します。

　本プログラムは、いすみ市役所職員向けに行われるもので、初回の講演、続く2回のワークショップを通して、身の回りにあるデザイン事例を分析し、発注したデザイン案の判断、日々の資料作成、デザイナーとのコミュニケーションなど、さまざまな仕事に活用できるデザインの考え方を育む入門プログラムです。



【WEデザインスクールについて】

　2017年に開校した、ビジネスに活きるデザインを学ぶ社会人のための学校です。

　美術大学出身メンバーによる、社会人を対象とした芸術文化教育の研究開発を行う株式会社OFFICE HALOが、企業・社会・大学を繋げるデザイン発信拠点である武蔵野美術大学デザイン・ラウンジの協力を得て、社会とデザインの新しい関係をつくりだす、これまでにない学校です。デザイナーになるのではなく、デザインを活用し判断する役割を担うビジネスパーソンが身につけるべきデザインリテラシーを育む、様々なプログラムを展開しています。



【武蔵野美術大学といすみ市について】

　本学といすみ市は、いすみ市における地域創生をテーマに共同で研究、実践活動を行うことを目的とし、域学連携に関する協定を締結しています。

　2016年には大原漁港でファッションショー「MAU COLLECTION 2016『DEN』」、2017年には国吉神社で展覧会「祠と精霊」を実施するなど、大学と地域が積極的に交流し、美術・デザインを普及していく取り組みを行ってきました。

　今年は美術・デザインを通した「地域住民との交流」、「創造力の向上」をテーマに、8月27日～31日にかけて、大原中学校の美術部員15人と本学の学生8人が共同制作や「黒板ジャック」を行いました。

　今回のデザインプログラムは、地域住民だけではなく、行政の方々にも美術・デザインに触れていただく機会となることを目的とし、実施するものです。



【開催概要】

■名称： 「WEデザインスクール in いすみ」

■日程： 2018年10月1日（月）／18日（木）／30日（火）全3回

■時間： 15:00-17:00

■会場： いすみ市役所 3階301会議室

■講師： 稲葉裕美（WEデザインスクール主宰、株式会社OFFICE HALO代表）

■共催： 武蔵野美術大学、株式会社OFFICE HALO

■運営： 武蔵野美術大学社会連携チーム、いすみ市水産商工課



※第1回の講演のみ、一般の皆さまにもご聴講いただけます（受講料無料、先着順15名）。希望される方は、9月21日（金）までにいすみ市水産商工課（[e-mail]）までご連絡ください。



【各回概要】

第1回 10月1日（月）

講演「デザインを仕事に活かすには」

「デザインとは一体、何か？」デザインというキーワードが溢れる昨今、その謎がむしろ深まっているという方も多いのではないでしょうか。デザインは特別な才能やセンスの問題か？良いデザインと悪いデザインとは何なのか？そんなみなさんの疑問にお答えしていきます。

これまでデザインを学んだことがない方でも、デザインの輪郭をおおよそ掴むことによって、さまざまな仕事の現場において、デザインと向き合う土台をつくります。



第2回 10月18日（木）

ワークショップ「文字のデザインを知る」

デザインの基本である文字について理解を深めます。「どうしたら親しみやすい印象が出せるのか」「わかりやすくメッセージを伝えるには」など、文字のデザインで考えるべきポイントを知り、判断のものさしを身につけます。



第3回 10月30日（火）

ワークショップ「色のデザインを知る」

デザインの基本である色について理解を深めます。「色の機能とは何か」「色の組み合わせが生み出す印象とはどんなものか」など、色のデザインで考えるべきポイントを知り、判断のものさしを身につけます。



武蔵野美術大学：　　　　　http://www.musabi.ac.jp/

株式会社OFFICE HALO：　 https://officehalo.com/

WEデザインスクール：　　 http://wedesignschool.com/

いすみ市：　　　　　　　　http://www.city.isumi.lg.jp/