シニア社員のモチベーションアップ・事業承継に効果「60歳新入社員研修」

２０１７年１２月２０日



株式会社自分楽



「ジェロントロジー」 （老年学）を活かしたシニアのための能力開発について 公開



１本文

１-1背景・目的

2013年4月1日より、企業に65歳までの雇用を義務付ける「改正高年齢者雇用安定法」が導入されました。しかし未だ、能力を活かしきれずモチベーションも下がり、次世代に悪い影響を与えている現場が沢山あります。其の理由は、雇用延長になった時点で「能力開発」「働き方改革」教育を受けていないからです。都内の大手製造業へのヒアリング（当社調べ） でわかったことは、シニア世代に行うのは「ライフデザインセミナー」と称した、健康・年金・生き方の講義が1日あるだけということです。この現状は、企業・個人の衰退です。

弊社は創業時から持つ、産業ジェロントロジーという老年学のノウハウを活かし2017年に「60教育歳新入社員研修」と称して展開しました。一社でも多くのシニア世代の雇用改善のため、事例紹介を致します。



１-2 特徴

(1)企業における「継続雇用者」を対象としている

他社は、転職のため、企業のための教育や書類の書き方。

(2) 「ジェロントロジー」(老年学)の活用した教育コンテンツ

高齢者になっても伸びるとされている能力「結晶性知能」 とは何か・その使い方、介護との両立の仕方、生活習慣病を踏まえた健康管理など若手とは違う視点が満載。

(3)「60歳新入社員」という視点

延長をやり直しではなく、新しいスタート=フレッシュマンとしてモチベーションアップ



１-3対象

雇用延長・再雇用制度の前の55歳から60歳くらいまでの従業員

 

１-4　経緯　「60歳新入社員研修」ができるまで

2001年、社会人大学院生時代に「老年学」と出会う。

　　　　 シニアを正しく理解するために有効であることを発見。能力開発やコミュニケーション教育として企業研修に導入。

2013年、桜美林大学老年学研究科の監修の元、研究会を始動。

2014年、「60歳新入社員の伸ばし方、活かし方」(労働調査会)出版。企業研修担当者に好評を博す。

2015年、高齢者雇用推進法」改訂。管理職世代から「シニア社員とのコミュニケーションがうまくいかない」

　　　　「やる気のないシニア社員のモチベーションを上げたい」という相談が急増。

2016年「60歳新入社員研修」開発・販売開始

2017年導入企業の事例、人事関連誌で掲載される。月刊「総務」、「先見労務管理」、「企業と人材」など