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数少ない「お宝成長株」を発掘するための最新戦略。私の成功事例と共に2つのポイントで解説します。



アベノミクスが始まる前はお宝株がゴロゴロ存在していましたが、現在のように日経平均株価が1万9,000円を超えている場合、チャンスが少なくなっています。



PER1桁台で成長率の高い、お宝株もまだまだ見つかりますが、全体数としては少なくなってきていること。



また、時間の限られた個人投資家が、これらの有望株を発掘することが難しいのも現実です。



そのため今回は、お宝成長株を探すための、最新の戦略を紹介していきます。









ポイント1 市場変更銘柄に注目する


市場変更とは




現在上場されている新興市場から東証2部、1部など、より大きな市場へと変更することを指します。



大型株がメインである東証1部銘柄の場合、機関投資家やETFなど、資産規模の巨大な投資家が中心なので、大規模な買いにより株価も上がりやすいのです。



事実、東証1部の個人投資家売買比率は約25%しかありませんが、マザーズやJASDAQになると70%を超えてくるのです。



注目すべきなのは株主数




市場変更されるにはいくつかの条件をクリアする必要がありますが、注目すべきなのは株主数です。



東証1部で株主数が2,200人以上、2部で800人以上という条件があり、これを達成するため、

1. 株主優待の新設、もしくは拡充

2. 株式分割を発表

3. 株式売り出し

この3つを主に実施します。



そのため、株主優待および株式分割がらみのニュースがあった場合、その企業が上場されている市場も併せてチェックしてください。





ポイント2 IPOセカンダリー





IPOセカンダリーとは




IPO(新規上場企業)抽選に落選した後に投資することを言います。



IPO投資の場合、当選後、初値で売却するのがセオリーですが、そもそも当たる可能性は稀ですし、株価自体が割高なので、すぐに売り抜ける必要があります



しかし、売り出し株数が極端に少ない株などは例外として、上場後数か月など、ある程度経過すると株価は既存企業並みに落ち着いてきます。



適正な価格まで下落したタイミングで購入する方法IPOセカンダリー投資です。



私の成功事例 IRJ HD(6035)




同社は上場企業のIR活動や株主総会の運営サポート、株主名簿管理や配当金の支払い代行業務を行う会社です。



2016年6月に新規購入しましたが、上場は2015年と比較的新しく上場直後はPERが20倍台と高く、手を出せずにいました。



その後、昨年の英国EU離脱ショックがらみで急落したタイミングで購入しました。



何度か買い増しをして1,000株保有していますが、現在株価は約2倍になり、利益は60万円ほどとなっています。



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テーマ株投資は、気を付けよう。


テーマ株とは




「材料株投資」になり、テーマが長期的な成長となるか短期で終わるかで、結果が大きく変わります



例えば最近では、フィンテックやVRなどが多くのメディアで採り上げられており、関連銘柄も特集されています。

・ 2018年、2019年はどうなっているのか?



・ 今後の需要を先取りした割高な株価

を見ると、投資しにくいです。(執筆者:坂本 彰)



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