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どんぐり拾いが金銭教育。通帳をつくり管理して払い戻しも出来る緑化活動「どんぐり銀行」をご存知ですか?



「どんぐり銀行」って聞いたことありますか?


どこかの地方銀行みたいな名前ですが、実はこれ、お金の代わりにどんぐりを預ける銀行なんです。



公園などでどんぐりを集めると苗木と交換できるという緑化目的のシステムになっています。



ただの遊びのように見えますが、子どもたちに貯める喜びを味わってもらったり、銀行の仕組みをほんの少し分かってもらえるというメリットがあります。今回はそんなどんぐり銀行についてご紹介します。





どんぐり銀行ってなに?




≪画像元:どんぐり銀行




そもそもどんぐり銀行自体を知らないという方が多いと思いますので、仕組みをご説明します。



どんぐり銀行では、公園などで拾ったどんぐりを持っていくと、コナラ、ミズナラ、カシ類などのどんぐり1個を1D(ドングリ)として預け入れることができ、通帳を発行してもらうことができます。



預入方法




持参か郵送の2種類で、持参する場合は全国のどんぐり共和国(どんぐり銀行出張所)に持っていき、郵送する場合はどんぐり銀行本店に送付します。



年に1回の払い戻し




時期になると100Dで苗木1本と交換することができます。苗木は自分の家の庭に植えてもいいですし、植えるところがなければどんぐり銀行本店で山に植樹してもらうこともできます。



その苗が成長してやがて森になっていくため、子どもたちがどんぐり集めを楽しみながら緑化活動にも参加できるというのがどんぐり銀行の特徴です。





「貯める喜び」を味わうことができる


私も小学生のころ、学校の取り組みでどんぐり銀行にどんぐりを預け入れたことがあります。



友達と一緒にどんぐり集めをすることも楽しかったのですが、意外と印象に残っているのが「貯める喜び」を味わえたことです。こつこつどんぐりを集めたら、通帳に記帳され数字として残ります。



努力の跡が数字化されるので、それを見て「こんなに貯まったのか」と感動したものです。



自分で通帳を作って管理する








子ども名義の銀行口座を作っている家庭はたくさんあると思いますが、子どもが小さいうちは親が通帳を管理しているケースが多いですよね。



しかしどんぐり銀行は、まだ通帳を管理できない年齢の子どもでも、自分で通帳を作って管理することができます



どんぐり銀行で発行してもらえる通帳は、普通の銀行で発行している通帳と似ているため臨場感があり、払い戻しができるなど仕組みも一般の銀行に似ています



貯めて管理するという経験




遊びとして手軽に始められる一方で、子どもたちに「貯める喜び」を味わってもらうことができたり、小さいころから何かを貯めて管理するという経験ができるようになるというのがどんぐり銀行の魅力なんです。



本物の銀行の仕組みを知る前に、どんぐり銀行を通して仕組みが理解できるようになっている点もおもしろいですよね。





まとめ






自然の中で遊んだり、緑化活動に貢献する以外にも、何かを貯めて管理するという経験ができるどんぐり銀行。



ぜひこの仕組みを利用して、子どもたちに「貯める喜び」を味わってもらいませんか?



こつこつ貯めることが楽しいと思ってくれたら、きっと将来もしっかり貯金するクセが身につくはずです!(執筆者:垣内 結以)



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