時代は久しぶりに新たな転換点を迎える
日本経済発展の歴史は産業構造変革の歴史と言っても過言ではないでしょう。
時代は久しぶりに新たな転換点を迎えてようとしています。それが第四次産業革命です。
Ai(人工知能)、IoT、ビッグデータ、自動運転等の言葉は誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
非公開でも企業価値の高い会社は多い
また、フィンテックやシェアリングエコノミーも同様です。シェアリングエコノミーの代表格、Uberの時価総額は約7兆円と言われています。
非公開(未上場)であるにも関わらず、ソフトバンクに匹敵する程の企業価値を有するのです。
物の所有方法や私たちの生活環境の取り巻きは今後、ビビッドに変化を遂げて行くでしょう。
個人的には、これらの関連銘柄にエントリーするには2017年がラストチャンスだと想定しています。
注目の第四次産業革命関連銘柄 2017年は二度目のチャンス
第四次産業革命関連が注目され始めたのは最近のことではありません。
例えば、ドローン関連の雄であるドーン(2303)は既にテンバガー(10倍株)を達成。
フィンテック関連の代表格であるGMOペイメントゲートウェイ(3769)についても同様です。つまり、これらの関連銘柄に関しては、既に株価上昇を経験済み。
株価のバリュエーションを見ても非常に割高な状況が続いたのです。しかし、2016年に入り、外部要因につられる形で株価も下落トレンド入り。
先行き不透明感も相まって、新興市場から資金流出が相次ぎました。
つまり、昨年の株価下落は決して「悪性」の下落ではない。外部要因に連れ安する形の下落なのです。よって、ここからはチャンスがやってくる。
2017年は第四次産業革命関連銘柄の第二次チャンス期が到来すると言えるのです。
Ai関連が本命か。2016年後半から動意
2017年はAi関連が本命になるのではないか。個人的にはそのように想定しています。
2016年末には出来高も回復傾向。銘柄によっては商いを伴い、急上昇しています。メタップス(6172)はその代表格と言えるでしょう。
また、個人的にはJIG-SAW(3914)にも注目。売上高が10億円未満だと言うことを考えると、52週高値の2万3,920円は買われ過ぎと想定。
しかし、現状の株価は6,000円台です。よって、それなりの上昇は期待出来ると考えています。
フィンテック関連にも見直しの動き
また、フィンテック関連も忘れてはなりません。
昨年末には、ビットコインの価格が市場最高値を更新。関連銘柄に思惑買いが入っています。セレス(3969)やインフォテリア(3853)はその代表格です。
セレス(3969)に関しては昨年12月に東証一部に鞍替え。初配当も行う予定です。
電子決済分野は今後も成長産業
しかし、個人的な本命は電子決済を行うGMOペイメントゲートウェイ(3769)。
iPhone7におけるFeliCa導入も相まって、電子決済分野は今後も成長産業であると推測します。
2017年は第四次産業革命への投資はラストチャンス。中長期の腰を据えた投資で、恩恵を受けられる可能性が高いと想定します。(執筆者:徳田 陽太)