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2016年最終週の日経平均は? 2万円を意識するところまで到達する可能性も



2016年最終週の週明け、小幅に押されて寄り付くことが想定され、12月30日の大納会まで大きく値を飛ばすような上昇は期待できそうにありません。



じりじりと上値追いして2万円の声を聞くか?

じりじり値を落として1万9000円の根固めをするか?



といった動きが想定されますが、マーケットには上 下ともに材料不足で明確な方向感を示す予測は難しくなっています。



2万円到達と本格調整の可能性


トランプ氏当選でまさかの株価爆上げ


したがって基本的には、来年1月20日のトランプ大統領就任後の相場を期待する動きが、メインシナリオにはなると考え、やはり2万円を意識するところまでは、まずは週明けの一週間のどこかで到達するのかなと考えています。



ただ、上げすぎ感のあったメガバンク含む金融関係が調整していることで、日経の本格調整も無いとは言えない雰囲気は出ています。



しかし、トレンドを見ると上記のメガバンクも含めて上昇トレンドを継続しているチャート形状であることは間違いなく、今回押している銘柄も今のところ押し目の範疇と考え逆に買い場と取られている方も多々いると考えます。



11月9日からの急な上昇で、思ったほど買い玉を持てずに上がってきてしまった方は、押し目を待ち焦がれている感があるので、下がったら買いたいという心理になってきていると思われます。



したがって日経は下がって寄り付くと、陽線を形成して、上がって寄り付くと、利確に押されて陰線を形成しているように見受けられます。



そうなると方向感が出づらくなり、何かしらのトレンドをつくる材料が必要になりますが、今のところそのような材料が見えてこないというのが現状です。



やはり年明けに向けた上昇期待の上げをもとに、じりじり利確をこなしながら上げていくことが想定されます。



ただし前々から申している中国リスク 欧州リスクはいつのタイミングで噴き出すかわからないという事は頭の片隅にお入れください。



「2017年日経平均○○○○○円」が目に入る季節


そして年末 年始になると各種メディアが来年の日経平均はという記事やコメントを出してきます。



例えば、「2017年日経平均○○○○○円」と言われますが、私の取引においては、どこまで上げるかも多少意識しますが、当面の上のメド、下のメドを常に意識した取引をしていれば、どこまで2017年が上げても下げても関係なく、利益は出せるという事になります。



とにかく周りの雑音に心作られることなく、2017年を迎えて株価の波を乗りこなしていきたいと思います。



現状分析




日柄で見ると次のフシとなりそうなのが直近安値から33営業日の27日火曜日となるので注意となります。



足型では、火曜から水曜でかぶせ線(完成系ではない)が出た後に重なってはいない、たすき線で下を示唆していますが、どうなるでしょうか?



トレンドラインは、先週と変わらず、上値めどは昨年の12月1日の高値近辺の2万円の横軸となっていて、もう一段上は昨年の高値2万900円だけという状況です。



下のラインとしては、11月9日と12月7日のラインは横ばいする形での割り込みとなっていて、現状 機能している可能性が残っています。



この下としては25日線とやはり12月1日の高値1万8700円台となります。



テクニカル指標


一目均衡表で上方シグナルは出たままですが、転換線が触るか触らないかまで詰めて来ているので、週明け気持ち上昇力が弱まる形を出すかもという形です。



そして、雲のねじれが継続中で週明け28日までの間、継続してきます。その期間で急な押しが始まるのか? 注目です。



ボリンジャーバンド




ウォーク継続中で週末に+1σに近付いていることで、押し目という見方に取れる状況になっています。割り込めば強い上昇はいったん終了と考えます。



スローストキャスト




買われすぎゾーンで横ばった後 2本のラインが下向きになってきました。下まで下げ切るか途中で折れるのか?そしてその後の動きに注目です。今のところは下げる角度が緩やかなので上昇示唆継続中に見えます。



総合判断




利確が出ている中、雲行きは怪しい部分もありますが、基本上昇継続と判断できます。



この上昇が、いつ終わるいつ終わるという気持ちを持ちながら上昇で利益を取ることも重要です。



週明けは多少押してきますが、なかなか方向感は出てこないと想定し、年末年始の連休の建玉に対しての調整をしていきたいと考えます。



そうなると押してくるという事も考えられるのですが、何にせよ押したら買いが入るのが今の現実ですので、しっかりひきつけて建玉の操作をしていきたいと思います。(執筆者:殿村 純奈)



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