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専業主婦の年収が計算できる「主婦の年収シミュレーター」やってみたら… なんと!900万円でした



外で働いてお金を稼いできてくれている夫には、いつも感謝の気持ちでいっぱいです。



ただ、うらやましくなる時もあるのです。というのも、お給料をもらっている人は時々「昇給した!」だとか「ボーナスが出た!」だとか嬉しそうなんですもの。



金額でお仕事を査定されるのは、そりゃあプレッシャーなんでしょう。だけど自分の仕事の価値がきちんと数字で表されるのは良いですよね



だって専業主婦のお仕事は、そんなふうに数字では評価されませんもの。だから夫の「ありがとう」とわが子の成長だけが心の支えなんですが。







主婦の年収シミュレーター








なんてぼやいていると、おもしろいサイトがあるのを教えてもらいました。その名も「主婦の年収シミュレーター」です。



キリンHD〈2503〉傘下のキリンビールが製作したサイトです。



トップページ下部に商品「のどごしオールライト」の広告があります。キッチンドランカーにはなりませんよ。



しかしこれを使えば、私の仕事っぷりが査定されて年収がはじき出されるに違いない。さっそくやってみました。



簡単な質問に答えていくだけ








「START」ボタンを押して回答を始めます。掃除については掃除機・シンク・お風呂など場所別に、1回の所要時間と1週間当たりの回数を入力します



入力もゲージをクリックするだけなので、とっても簡単。料理や洗濯についても同様に細かく入力します。



私はお掃除や洗濯は夫にやってもらうことが多い(出勤前に洗濯物を干す夫はエライ!)ので恐縮でしたが、食事は全部やるのでかなり稼げた(?)ように思います。



家族構成も重要なようで、子守りや夫守り(としか言えないような内容…。)の時間も入力します。



これも年収に反映されるんでしょうか。夫の好きなものを献立にしていたら、年収アップするのかしら?



おっ「終了」ボタンがでてきた。しかし! なんとその下に「追加手当申請」ボタンを発見。もちろん申請しますよ。









中身は「おせち料理の手作り」、「年始のあいさつ回り」など行事ごとや、「PTA活動」など社会参加などです



最後には夫との喧嘩の回数まで入力します。1か月の回数なのに、「30回以上」まで選べる親切設計です(私は「1回」にしましたが)。



でた! そして夫にもやらせてみる


でました。私の推定主婦年収は…約900万円。



そんなバカな。何がそんなに高かったんだろう?



でも夫が外で稼いでくる金額より高いので、なんだかうれしくなってしまいますね。詳細を見ると、食事の準備と育児が大きい



時給から計算するシステムのようですから、所要時間が長くなると高額になるようです



「私のほうが稼いでいるワ♪」なんて夫に言ってみると(こんなだから喧嘩になる)、対抗してきました。もちろんやらせてみます。



実際に夫は平日も休日もけっこう家事(料理をのぞく)や育児しているので、けっこう自信があるみたいです。



結果は…、外での稼ぎと合算した夫が、わずかに勝利(?)しました。その結果には若干の不満がありますが、夫婦の年収を合算すると2,000万円にまで手が届きそうな金額が出たのはうれしいです。



シミュレートしてみて感じたこと


いやいや! 大事なのは時間よりも質でしょ!




明細を見てみると、私の負担感とお給料が見合っていないところがありました



なんでかなと考えると、何のことはなく、たくさんの時間を入力したお仕事でたくさんお給料が発生していたのですね



でも、だらだら時間をかけたからって良い仕事だとは言えません。大切なのは質です。このシミュレーション結果は、そんなに本気で受け取らないほうが良いかも。



買い物って時間がかかるんだな~




そして家事の効率化について考えていくと、買い物っていう家事はすごく見直すところが多いんだと気づきます



数十円の安売りのために何十分も自転車をこぐなんて論外。何回もいく買い物を1度に済ませたり、何かの外出のついでにしたり、宅配を利用するなどで、時間を短縮したいところです。



最後に一番不満なのは…








それは、子どもと遊ぶ時間が1日最大120分までしか入力できないことです



1週間最大14時間。休日にお弁当をもって子どもを1日中連れ出してくれる夫は、貴重な稼ぎどころを認めてもらえないことに憤慨していました。



私も毎日2時間をはるかに超えて子どもと遊んでいるので、やはり残念です。



知恵をしぼって家事を効率化して、子どもと遊ぶ時間をなるべく確保したいんですけどね。それが一番価値のある時間の使い方だと思うので。(執筆者:徳田 仁美)



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