たまにしか作らないメニューは、そのためだけに食材や調味料を買うと余ってしまうことがあります。
「いつか使う」と思っていても、結局使わずに食品ロスになることも。コスパが悪いと感じる粉ものや調味料は、買わずに代用したり手作りしたりするのも1つの方法です。
今回は、粉もの代用例と調味料の手作りの分量を紹介します。
【粉もの】手作りの代用例5つ
粉ものを買うか迷ったときや買い忘れて困ったときは、手作りできないか考えてみましょう。
主な粉ものの代用例は、以下の通りです。
代用例 (1) お好み焼き粉の代用
お好み焼き粉は、小麦粉・てんぷら粉・米粉などで代用できます。
薄力粉ならさっくり、強力粉ならもっちりとした食感になります。ただし、だしや調味料が含まれていないので、好みでだし汁や顆粒だしを加えるのがポイントです。
代用例 (2) たこ焼き粉の代用
タコ焼き粉は、小麦粉・てんぷら粉・米粉・お好み焼き粉などでも代用可能です。
味を調えるためにだし汁や顆粒だしを加えます。米粉は沈殿しやすいので、生地を流し込む前によく混ぜましょう。お好み焼き粉は他の粉に比べて膨らみやすいため、はみ出す部分を押し込むようにして焼きます。
代用例 (3) ホットケーキミックスの代用
ホットケーキミックスは、小麦粉や米粉で代用できます。
どちらの場合も、生地を膨らませるためのベーキングパウダーと、甘みを出すための砂糖と塩を加えます。
薄力粉で代用するときの目安量は、下記の通りです。
・ 薄力粉 150g
・ 砂糖 40g
・ ベーキングパウダー 10g
・ 塩 少々
ボウルやビニール袋に入れてしっかり混ぜましょう。
代用例 (4) てんぷら粉の代用
てんぷら粉は、小麦粉・片栗粉・お好み焼き粉などで代用できます。
薄力粉とお好み焼き粉はサクサクした食感、片栗粉はカリッとした食感になります。お好み焼き粉はだしや調味料が含まれているので、お弁当のおかずにもぴったりです。
代用例 (5) パン粉の代用
食パンをフードプロセッサーやみじん切り器で細かくすると、生パン粉として使えます。
ハンバーグなどのつなぎとして使う場合は、おからや砕いた麩もおすすめです。揚げ物の場合は、食パンやすりおろした高野豆腐を使うとサクッとした食感になります。
【調味料】手作りの分量例8つ
調味料の代用例を知っておくと、買い忘れたときのピンチを回避できるかもしれません。
調味料のストックも減らせるので、キッチン周りもすっきりします。
手作りできる調味料の分量例は、下記の通りです。
みりん | 酒大さじ1、砂糖小さじ1 |
めんつゆ | 水150㏄、醤油・みりん各大さじ2、和風だしの素小さじ1/2 |
ポン酢醤油 | 醤油・酢各大さじ3、レモン汁小さじ1 |
すし酢(米1合分) | 砂糖大さじ1、酢大さじ1と1/2、塩小さじ1 |
コチュジャン | 味噌大さじ1、醤油・砂糖各小さじ1、一味または七味お好みで |
豆板醤 | 味噌大さじ1、醤油小さじ1/2、一味唐辛子小さじ1と1/2 |
マヨネーズ | 無糖ヨーグルト大さじ3、オリーブオイル大さじ1/2、塩・砂糖各小さじ1/4、こしょう少々 |
ウスターソース | とんかつソース大さじ1と1/2、醤油小さじ1、酢小さじ2 |
マヨネーズは、「酢大さじ1/2、卵黄1個、塩小さじ1/4、植物油80ml」でも作れます。
酢・卵黄・塩をよく混ぜ、植物油を少しずつ加えながらさらに混ぜれば完成です。
手作りマヨネーズは日持ちしないので、必要な分だけ作って早めに(できれば当日中)に使い切りましょう。
あまり使わない粉ものや調味料は「代用」「少量タイプ」がおすすめ
個数と価格を比較すると、大容量の方が安いケースが多く見られます。
しかし、単価が安くても使い切れなくて食品ロスになれば損をすることも。あまり使わないものは、「代用できないか考える」「必要な分だけ購入する」ことで無駄を防げます。
使い方や買い方を工夫して、エコ&節約につなげましょう。
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