auじぶん銀行は、日本銀行の政策金利引き上げに伴う市場金利の変動を加味して、円普通預金金利の改定を発表いたしました。
これにより、auじぶん銀行の円普通預金金利が年間最大0.41%(税引前)に改定するとしています。
ここでは、auじぶん銀行のこの引き上げとなる最大0.41%(税引前)の内訳等変更内容と注意事項を紹介します。
円普通預金金利改定日
2024年10月1日(火)~
auまとめて金利優遇は合計金利0.31%にアップ
auまとめて金利優遇とは、au PAY・au PAY カード・auカブコム証券などのau経済圏の金融サービスをそれぞれ指定の方法でauじぶん銀行と連携させることで、円普通預金の金利が優遇されるプログラムです。
au PAY口座連携で+年0.05%
au PAY カード口座引落とし+年0.05%
auカブコム証券auマネーコネクト設定で+年0.10%
今回のauまとめて金利優遇の金利には変更はありません。
ただし、通常の基本金利が0.03%⇒年0.11%(改定幅+0.08%)にアップします。
そのため、auまとめて金利優遇の金利は全体で最大0.23%(税引後 年0.18%)⇒最大0.31%となります。
auマネ活プランに加入で金利優遇
auの料金プランで、このプランに加入しau PAY ゴールドカード会員の利用代金引落としで、円普通預金の通常金利(年0.03%・税引前)に合計最大年0.10%(税引前)が上乗せされます。
ただし、携帯電話の利用料金が税別6,580円(条件適応前)と昨今、格安スマホなどがたくさん参入している中では、かなり高額なスマホ料金となっています。
auマネ活プランに加入で金利優遇も各設定・利用内容によって、金利が設定されていますが、今回こちらも金利改定はありません。
au マネ活プランの加入+auID 登録+年0.05%
au マネ活プランの加入+auID 登録+auPAY ゴールドカード会員+auPAY カードご利用代金の引落とし+年0.05%
注意事項
今回のauからの金利引き上げに関する発表の内容は、「au まとめて金利優遇」と「au マネ活プラン金利優遇」の条件をすべて満たした場合の適用金利が最大0.33%⇒最大0.41%(改定幅+0.08%)としています。
ややこしい表現を用いていますが、端的にいうと
「通常の基本金利が0.03%⇒年0.11%(改定幅+0.08%)になった」
ということになります。
「au マネ活プラン金利優遇」は、対象者が限定される料金プランなので、金利アップを狙ってわざわざ新規加入する必要はありません。
参照:auじぶん銀行「円普通預金金利および住宅ローン基準金利の改定について(pdf)」
日銀が追加利上げとして政策金利0.25%に
日銀が追加利上げとして、現在は0%から0.1%程度としている政策金利を0.25%に引き上げることを発表しました。
生活にはプラスマイナスのそれぞれの影響が出てきそうです。
プラス面としては、普通預金や定期預金などの預金金利は上昇する見込みです。
一方で住宅ローンの金利も上がる見込みで返済額もアップしてしまい、マイナス面の影響もあります。さらに株価が急落しており、これまで好調だっため下落により、世間をにぎわせました。
預け先の見直しにも良いチャンスに
10月よりauじぶん銀行の金利がアップします。
ただし、「au まとめて金利優遇」ですでにau金融サービスを連携させている場合は、特に改めて何かに加入したり、設定したりは不要です。
今回は日銀の追加利上げによりauじぶん銀行も円普通預金の年金利がアップするので、auじぶん銀行が新たなサービスを打ち出したり、金融サービスの改定があったというわけではないのがポイントです。
国策に影響を受けただけなので、すでに使用中の人はそのまま継続で問題ないです。
今回の利上げにより、各銀行は一斉に金利改定を発表しました。メガバンクはどの会社も一律0.1%にアップするなど、大きな動きをみせています。
とくにネット銀行、地方銀行は独自のサービスを展開し始めていて、改定内容をよく確認し、預金先を見直してもよいでしょう。
最大2万ポイント!楽天ペイでポイントゲットできるおすすめキャンペーン4つ 毎月エントリーを