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株式投資の「連続増配株」とは何?優待族は高配当銘柄もポートフォリオに入れている おすすめ5選


株式投資の「連続増配株」とは何?優待族は高配当銘柄もポートフォリオに入れている おすすめ5選

9月は株主優待だけでなく、3月期決算の中間配当の権利も控えています。

優待族でもある筆者は配当金が増えていく「連続増配株」にも注目していて、現在もポートフォリオに組み込んでいる銘柄があります。

過去に買った銘柄がどうなっているのか、注目銘柄もお伝えします。

※最低購入価格・配当利回りは2024年8月23日終値

※特定の金融商品の売買の推奨を目的としたものではありません。

※購入手数料は含まれていません。

優待族もポートフォリオに入れ始めてます

「連続増配銘柄」とは何か

「連続+増配+株」の名前の通り、連続して配当金が増えていく(増配)株のこと≪執筆者撮影≫

連続増配株」とは、「連続+増配+株」の名前の通り、連続して配当金が増えていく(増配)株のことです。

累進配当株」とも呼ばれています。

株は、企業が出した利益の一部を株主に還元して配当金として分配していますが、この配当金が増えていく銘柄があります。

注目したいのは2025年3月決算の企業で、中間配当がある企業(画像提供元:丸井グループ)

ここで注目したいのは2025年3月決算の企業で、中間配当がある企業です。

中間配当がある企業は、2024年9月に株主であると中間配当の権利があり、配当金がもらえます

2025年3月決算の企業でも、2つのパターンがあります。

年1回の配当金)期末配当のみ…2025年3月に一括して配当金が支払われる

年2回の配当金)中間配当あり…2024年9月に中間配当、2025年3月に期末配当が支払われる

2025年3月決算の企業でも、2025年3月に一括して配当金が払われるのではなく、半年前の2024年9月にも配当金が出ることがあり、9月の権利後、2か月~3か月後の11月~12月に配当金がもらえます。

筆者が買った「三菱HCキャピタル」の例

三菱HCキャピタルは「連続増配株」≪執筆者撮影≫

筆者が保有する三菱HCキャピタル <8593>の例を紹介します。

筆者は、平均単価726円で買っています。この三菱HCキャピタルは「連続増配株」です。

株価は上昇し増配も行っている(画像提供元:LY Corporation)

三菱HCキャピタルは、2024年8月23日の終値では株価1,060円、配当利回り3.77%(税引前)で1株配当は40円

筆者の購入した726円で計算すると、配当利回りは5.51%になり、筆者は旧NISA口座で買って売る予定はなくそのままですが「5.51%の金融商品として成長」し、非課税で配当金も受け取れています。今後も増配があれば配当金は増え、配当利回りも高くなります。

つまり、三菱HCキャピタルでは、配当金が増えたことにより「インカムゲイン」が増え、株価が上がったことで売れば「キャピタルゲイン」が取れるわけです。

「連続増配株」は、「配当金が増える」可能性が高いため、中長期保有に向いていて、筆者は優待族でもありますが、「連続増配株」にも注目し保有しています。

1. 三菱HCキャピタル <8593>

三菱HCキャピタルは連続増配株(画像提供元:三菱HCキャピタル)

紹介した三菱HCキャピタルは、三菱系、リースやレンタルだけでなく、不動産関連サービスなども手がける企業。2021年3月期には年間配当25.5円だったのが、2025年3月期には年間配当40円にまで成長しています。配当性向も40%超えです。

株価:1,060円

配当利回り:3.77%

2. KDDI <9433>

KDDIは連続増配株(画像提供元:KDDI)

通信大手のKDDIは、22期連続増配です。

2025年3月期も年間145円の配当金がもらえる予定です。株主優待制度も取り入れているので、配当金も、優待も、どちらも期待できます。

株価:4,792円

配当利回り:3.03%

3. 丸井グループ<8252>

丸井グループは連続増配株(画像提供元:丸井グループ)

マルイで知られる丸井グループですが、エポスカードでの収入も大きいことが知られています。

注目は、2023年3月期と2024年3月期を比較すると、倍近く増配していること(2023年3月期は59円、2024年3月期は101円)。

そして、2025年3月期の年間配当も106円を予定しているため、2024年3月期より配当金が増加

自己株式の取得も「株価水準などに応じて機動的に」と書いてあり、自社株買いも検討しているとわかります。

株価:4,792円

配当利回り:3.03%

4. リコーリース <8566>

リコーリースも、「連続増配株」(画像提供元:リコーリース)

リコー系のリース業でQUOカードの株主優待でも有名なリコーリースも、「連続増配株」です。

「当社グループは、配当の累進性と業界トップクラスの還元水準を意識」と書かれているように、株主還元に力を入れているとわかります。また、配当性向は2026年3月期には40%以上を目指していて、安定的な配当が見込めます。

株価:5,180円

配当利回り:3.19%

5. 山口フィナンシャルグループ

山口フィナンシャルグループは、も「連続増配株」

金融業の山口フィナンシャルグループは、も「連続増配株」で、1株あたりの配当金の推移を見ても、2019年3月期には年間22円だったのが、2025年3月期には年間60円に成長。7年間で、配当金が約3倍にまで成長していることが見てとれます。

保有株数に応じた優待もあり、QUOカードやカタログがもらえます。

株価:1,702円

配当利回り:3.53%

「連続増配株」もポートフォリオに

優待銘柄では自社商品や商品券、QUOカードももらえ、筆者も2023年は1年で300銘柄以上をもらい、優待ライフを楽しんでいます。

ただし、株主優待の廃止のニュースもあり、中には配当利回りの悪い銘柄もあるため、筆者はポートフォリオに「連続増配株」も入れて分散投資しています。

配当金が増える「インカムゲイン」はもちろん、株価が上がる「キャピタルゲイン」が実現できている銘柄も多く、中長期投資にも向いています。

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