国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社は、「いこーよファミリーラボ」にて「オリンピックを子育て家庭ではどのように見るか」についての調査・分析を行いました。
調査はインターネットアンケート形式で、全国の「いこーよ」会員を対象に2024年6月28日から7月15日まで実施され、487件の回答が集まりました。
調査結果によると、62.4%の子育て家庭が2024年7月26日から8月11日までフランス・パリで開催される第33回オリンピック競技大会を観戦する予定があると回答しました。
オリンピック競技の観戦は多くの家庭で大きなイベントとなっており、家族での観戦を楽しみにしていることがわかります。
観戦方法については、86.3%が「リアルタイムでテレビで見る」と回答し、家族でのテレビ観戦が主流となっています。
録画して見る家庭も33.9%あり、SNSやYouTubeなどの動画サービスを利用する家庭(28.7%)も多く見受けられました。
親世代が注目している競技・イベントを複数回答で聞いたところ、1位が開会式で最も人気があり、次いでサッカーとバレーボールが同率で2位でした。
陸上競技やバスケットボールも人気が高く、2021年の東京オリンピックから正式競技となったスケートボードにも高い興味を示しています。
一方、子供世代が注目している競技・イベントについても調査したところ、1位は親世代と同様に開会式となりました。
2位も親世代と同様のサッカーとなり、3位は親世代が注目するバレーボールと異なり、バスケットボールという結果になりました。また、10位のブレイキンは今回のパリオリンピックで初めて開催される競技で、音楽に乗って回ったり跳ねたりするアクロバティックな動きを取り入れたダンスに子供世代は注目をしています。
今回の調査から、子育て家庭はオリンピックに高い関心を示し、7時間の時差があるにも関わらず、テレビでリアルタイムで観戦する予定があることがわかりました。
親子で一緒に観戦することで共通の話題が増え、4年に1度のオリンピック観戦が家族の楽しい思い出となると考えられます。