店舗やオンラインショップで、ついお金を使いすぎてしまうという経験がないでしょうか。
【メルカリ】夏に売れる人気アイテム5つ・意外に売れるアレを紹介
販売するお店側も、たくさんの商品を購入してもらうために、いろいろな工夫を店舗や施策で盛り込んでいます。
お買い物の際は知らず知らずのうちに、その誘惑の罠にはまっているということもあるので、余計な物を購入しがちです。
でも、どんな方法で商品をPRしているか仕組みを理解することで、無駄使いを予防することもできます。
ここでは、知っておくとお買い物しすぎを防ぐお店の売り場の知識6選をご紹介します。
(1) 半額品・割引品
生鮮食品や食品のおつとめ品などで賞味期限が迫っているものなどの割引は、店側として処分を避けるためのもので購入者側にもメリットがあります。
しかし、元の販売価格が高く、割引とうたわれていても他店と比較すると全く割安ではないという場合もあります。
半額品・割引品だったとしても、商品の通常の相場感、他店の販売状況などを踏まえて多角的に商品価値を検証しましょう。
また、そもそもその商品自体が、半額品・割引品の品質だったということもありえます。
価格に対して、正当な品質であるかも見極めるポイントのひとつです。
(2) 「2つ買うと1つ無料」「購入するとおまけが無料でプレゼント」
ピザやコンビニドラッグストアなどでよくキャンペーンとして展開されている「2つ買うと1つ無料」「購入するとおまけが無料でプレゼント」という販売方法。
1つ無料と言われるととてもお得な気がしますが、その値段分の価値がその商品にあるのかを検討してみましょう。
例えば、欲しい商品がAだったとして
商品A200円+商品B100円=合計300円
商品A300円+商品B無料=合計300円
だった場合に、同じ300円ですが 2 の無料という表現にインパクトがあるため、お得に感じます。
ただし、商品Bがそこまで欲しいもの・興味のないものだったら100円は無駄使いとなってしまいます。
無料という表現で引き付けることで予定以上のお買い物をしてもらうための戦略です。
(3) クーポン券
飲食店などで展開されている割引や無料クーポン。
通常よりも価格が安くなるため、お得でありますがクーポンは、無料や割引にすることで来店のきっかけを作るための施策です。
無料クーポンだけ単体では使用不可で他商品の注文が必要だったりします。
割引ではあるものの、いつもよりも出費がかさんでしまうこともあるため、注意が必要です。
(4) 陳列棚
普段利用しているドラッグストアやスーパーの陳列棚やレジの位置を想像してください。
店頭には割引品があり、生活必需品の卵、牛乳、生鮮食品などは店内の奥の方へ陳列されてないでしょうか。
これは、店頭の割引品で店内に誘引し、ついでにいろいろな商品を見てもらうため利用頻度の高い商品を店内奥へ配置することで、店全体を回遊する設計になっています。
レジ位置が陳列棚などに阻まれて出入口から、すぐに並べないようになっているもの店内を回遊してもらうための仕組みです。
(5) ショッピングモールなどの階移動
デパートやショッピングモールなどの大きな商業施設で、建物の上階にはエスカレレーターですぐに行けたのに、下階に下降する際にエスカレレーターの乗り場が急に逆側になったり、別場所になったりして、フロアを迂回することがあります。
あれはエスカレレーターの配置を複雑化することでフロアの店舗に接触してもらうための設計です。
(6) ポイントシステム
商品を購入すると、購入金額に応じてポイントが付与され次回のお買い物の際に利用できるなど指定の場所で現金のように利用できることからポイ活と名付けられいます。
しかし、ポイントシステム自体はユーザー誘引のプロモーション施策であり、企業の中ではPR・宣伝費等の営業経費として扱われています。
ポイントを目当てに、購入促進を促したり、他店と比較した際にポイントで優位性を持たせたりすることが本来のポイントの目的です。
そのため、ポイントがもらえるからといって目的で商品を購入してしまうと想定より出費が増えたり、付与されたポイントを利用するためまた買い物をすることになります。
無駄使いを予防するコツ
うっかり余計なものを買ってしまうときは、無意識とおもいがちですが実は理由があります。
ちょっとした無駄使いでも積み重なると家計のダメージを与える出費になるので注意が必要です。
お買い物の際にこのような販売促進の仕組みを情報として知っておくことで、無駄使いを事前に予防することができます。
魅力的な商品があっても、それが本当に必要な物なのか、本当にお得なのかを見極める判断材料になるからです。
必要な商品はあらかじめ、整理してから買い物にいくことや普段使っている商品の価格など目安を知っておくこととお買い得品、無駄使い、嗜好品の区別がつき、出費を防ぐことができます。
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