食費は、生活の変化やイベントの発生によって影響を受けやすい家計の一部です。
値上げラッシュでも負けない!すぐに見直し・代用できる節約法8選(食生活編)
しかし、頻繁に発生する食費は、少しの工夫で節約が可能で、赤字を避けることもできます。
今回は、支出が膨らみやすい行動パターンから、対応できる方法を考えてみたいと思います。
ご自身にあてはまるものがないか、チェックしてみてください。
チェックポイント【1】予算を決めずに買い物にいく
当然の話ではありますが、そもそも「赤字になる」ということは、1か月に使えるお金には上限があるということです。
まずは、月あたりの食費の予算を検討し、買い物ごとに使える金額を意識しましょう。
1回あたりの予算の立て方は、
(ひと月の残りの予算÷残りの日数分)×次回買い物に行くまでの日数
で計算するのがおすすめです。
あまりにも残金に余裕がないなら、在庫分や廃棄分が多すぎないか確認してみましょう。
買い物のたびに残ったお金を見直すことで、適正な予算が立てられているかをチェックすることができます。
チェックポイント【2】買い忘れが多い
どこのお宅にも切らしたくない必需品があるでしょうが、買い忘れは赤字に繋がる危険性が非常に高まります。
「○○だけ」と必要なものだけを買いに行ったはずが、特売品などお買い得商品が目に入ると、予定にない行動をとってしまいがちです。
ましてや時間に追われ急いでいる場合は、予算オーバーになっていないか、顧みる余裕がなくなってしまいます。
できる限り買い忘れを避けるためには、
2. メモそのものを忘れないように、携帯など必ず持ち歩くものに入力する
3. レジに行く前に見直す
の3つの確認を怠らないようにしましょう。
チェックポイント【3】会計が終わるまで、いくら買っているかわからない
大体で構いません。
買い物しながらいくらぐらいカゴに入っているのか、理解しながら買い進めていきましょう。
スマホには電卓機能がついているものも多いので、他の人の邪魔にならないようにくれぐれも注意しながら、確認するのもよいでしょう。
1円単位まで計算する必要はありません。
多少多めに計算するのがコツです。
税込にするのもお忘れなく。使いすぎのストッパーになります。
チェックポイント【4】順路通りに買い物をする
スーパーは出入口に近いところから、果物や野菜から始まり、魚、お肉、と配置されていることがほとんどです。
順路通りに進むと、野菜は豊富にあるのに、メインにお金をかけられないなんていうこともありますよね。
売り手は、特売品!見切り品!などと店内を回るごとに、魅力的なアプローチを繰り出してきますから、気を取られてしまうと本来の目的を忘れてしまいかねません。
まずは順路にこだわらず、必ず買わなくてはいけない欠品食材や、メイン食材から買い進めていきましょう。
付け合わせる野菜よりもメインから選択すると、献立を思い浮かべやすく、効率的に買い物が進みますので時短にもなります。
チェックポイント【5】ついついお菓子や嗜好品を多く買ってしまう
財布の紐が緩みがちなお菓子や嗜好品は、全くなしにしてしまうのはやっぱり味気ないもの。
ならば、数字を味方につけましょう。上限の金額や個数を決めてください。
そして購入するのは一番あとにするのが、セーブする秘訣です。
食材でいっぱいになった買い物かごを目にすれば、購買意欲も落ち着くでしょう。
チェックポイント【6】買い物が済んだら、レジに直行する
「え?なぜレジに行ったらダメなの?」と疑問に感じる方は多いと思います。
しかしです。スーパーに来た当初と、夕飯のメニューに変わりはありませんか?
たとえば、「カレーにするつもりでルーをカゴに入れたけど、お刺身が安かったからと献立を変更すれば、ルーは今回はいらない」というように、買い物は予定通りに進んだとは限りません。
いつかはカレーも作るでしょうが、食材は新しいもののほうが安心ですし、カレールー分がオーバーしても金額的にはわずかかもしれませんが、赤字になるのとならないのとではモチベーションがかわります。
ご自身を含め、家族の予定を思いだすことも忘れてはいけないポイントの一つです。
レジに行く前に、もう一度かごの中に不要なものはないか再チェックしてください。
トライ&エラーの繰り返しこそ、家計改善の最善策
食費は調整するのが難しく、必要なものだけを購入するのは簡単そうでなかなか大変です。
とはいえ、食費はすぐに取り組むことができる家計費です。
思い立ったら吉日、トライ&エラーを繰り返し、ご自身に合った最善の方法を見つけてください。
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