神奈川県で大いに盛り上がった行政主導のお買い物キャンペーン「かながわペイ」。
「北陸応援割」が正式発表 50%引きで誰でもOKだが、クーポンはなし
やり方は違いますが、東京都でも大型還元キャンペーンが3月からスタートします。
「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」の特徴と注意点を紹介します。
暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン
長引く物価高による景気悪化を改善すべく、東京都が行うお買い物支援キャンペーン。
都内の対象店舗において商品の購入・サービス利用などの支払時に指定のQRコード決済を利用する事で、最大10%ポイント還元されます。
QRコード決済も多数のサービスが存在しますが、今回対象となっているのは画像の4サービス。
実施期間は令和6年3月11日から3月31日までと短いものですが、後述する内容を踏まえると、予算を使い切っての早期終了が想定されるため、本記事を読まれた皆様は早めに準備しておいて、スタート時に速やかに使い切る事をおすすめします!
都内の対象店舗での利用であれば、都内在住・在勤は条件でないため、このために東京に出られる人は狙うメリットがあるでしょう。
還元率とその内訳
トップ画像に書かれたとおり、最大10%還元・累計3,000円相当までがポイント還元されるのですが、前述した4つのQRコード決済の「全てで」10%ずつ還元されます。
つまり、
3,000円×4=1万2,000円還元(利用金額上限12万円まで)
の大変お得なキャンペーンなのですが、注意点もあります。
画像のポップが掲載されているお店が対象店舗とされていますが、見えづらいお店もあるかもしれません。
キャンペーンを利用したい場合は念のため掲示されているかに加えて、対象店舗の検索も公式ページで行っておきましょう。
なお、対象外の店舗・取引(タバコやチケットの発券など)も存在するため、その点もご注意ください。
各サービスごとの特徴
対象のQRコードごとに、特徴をお伝えします。
1. au PAYについて
au PAYはポイントではなく、au PAY残高での還元となります。
公式キャンペーンページによると、クーポンがあった場合は利用しても還元対象であるとされており、計算元となるのは「クーポン利用前の金額」。
つまりクーポンで100円引きで購入できる700円のお弁当等があったとしたら、700×10%=70円相当の還元となるのが地味にありがたいです。
もちろん、au PAY利用時に通常貯まるPontaポイント0.5%もそのままなので、実質10.5%還元で利用可能なのがau PAYの特徴です。
2.「d払い」について
d払いは注意点が多く、d払い(コード決済)での支払いが還元対象です。
「d払いタッチ」「d払い(iD)」等のタッチ決済、dポイント・クーポンを使用した支払いは全て対象外となってしまうので、必ず事前に確認しておきましょう。
また、他の決済サービスに比べて、d払いはしばらく使っていなかった時にログアウトされがちです。
レジで久しぶりに起動したらまずログイン作業から…となるケースが多いため、レジに並ぶ前にちゃんと支払画面になっているか確認してから進むことをおすすめします。
デメリットが多いように見えますが、docomo・ahamo利用者であれば「電話料金合算払い」がおすすめ。
支払方法をクレジットカードに設定しても還元率は変わりませんが、合算であればdポイントが更に+0.5%となるため、対象ユーザーは普段クレカ設定にしていても、キャンペーン期間中だけは合算にしても良いでしょう。
3.「PayPay」について
支払方法を「PayPay残高払い」「クレジット(旧あと払い)」のいずれかを選んだ際に還元対象となりますので、他社クレジットカードを設定しての支払だったりPayPay商品券を使っての支払は対象外となる点は要注意です。
その代わりPayPayポイントを使っても還元されるため、その点はd払いより使い勝手が良い印象です。
PayPayは飲食店などの人気店で使える、5%~10%などのクーポン利用しての支払いも対象!
キャンペーンページでも、クーポンをキャンペーンと併用してお得なお買い物が楽しめますとすすめるほどなので、期待大。
期間中かっぱ寿司やケンタッキーフライドチキン、LOFTなどがクーポンを発行するようなので、いつも以上にお得な割引率になっていないか期待しております。
4.「楽天ペイ」について
楽天ペイは元々の還元率1%~1.5%に加えて本キャンペーンの還元額なので、スタートから11%~11.5%還元となっているうれしい仕様です。
さらに楽天ポイントを使っての支払でも還元対象となるので、期間限定ポイントが貯まりやすい楽天ペイは1番使いやすく、ムダの少ない利用ができるでしょう。
しかも還元されるのは「通常ポイント」というのも、利用期限を気にしなくていいので大変ありがたいです。
注意点としては、もしポイントを使うのであれば、楽天ペイの中にある「ポイントを使う」にチェックを入れて支払う事。
楽天ポイントカードを提示してのポイント払いは対象外ですし、うっかり楽天ペイの画面にあるポイントカードを提示しての支払いもNGなので混同しないようご注意ください。
4つの対象決済の特徴をおさえてキャンペーンをフル活用しよう
4社4様の特徴・注意点があった今回のキャンペーンですが、ポイント利用の扱いなど間違えると還元が受けられない事がある点は伝えられたかと思います。
せっかくお得な内容ですので、事前にしっかり個性を把握しておいて、キャンペーンスタートに合わせてお得に外食をしたり、生活用品を買いためるなどして出入りの多い3月を乗り切りましょう!
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