紙くずに生ごみ、プラスチック容器など、生活していると毎日たくさんのごみが出ます。
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安いごみ袋を使っていても、ごみの量が多ければごみ袋代もばかになりません。
指定ごみ袋の購入が必要な地域では、ごみ袋1枚あたり数十円から数百円かかります。
身近な節約ポイントを探している方は、ごみの捨て方を工夫して節約&エコな生活を続けてみてはいかがでしょうか。
今回は、ごみを減らすと節約になる理由とごみを減らすコツを解説します。
ごみを減らすと節約になる理由3つ
捨て方を工夫してごみを減らすことは、以下の理由からチリツモ節約になります。
【理由1】ごみ袋代や処分料を抑えられる
環境省によると、令和2年の段階で約82%の市区町村で指定ごみ袋を導入しています。
東京都内で指定ごみ袋が導入されている地域でごみ袋の価格を比較すると、5Lの小さなサイズでも1枚あたり約8~10円かかります。
調布市のごみ袋にかかる1枚あたりコストは、下記の通りです。
15L | 約27円 |
30L | 約55円 |
45L | 約84円 |
1週間に30Lのごみ袋を2枚使う家庭では、ごみ袋に年間約5,280円かかる計算です。
ごみの量が減ればごみ袋のサイズダウンができて節約になります。
また、粗大ごみの処分には200~2,500円ほどコストがかかるため、捨て方の工夫ができればこちらもチリツモ節約になります。
【理由2】資源ごみ回収でポイントがもらえる
食品トレーやペットボトルなどの資源ごみ回収で、ポイントが付与されるエコスポットも増えています。
イトーヨーカドーやセブン-イレブンに設置されているペットボトル回収機に出す場合、5本分で1nanacoポイントに交換できます。
≪執筆者撮影≫
わが家は週1ペースでペットボトルを回収に出しており、1年間で約230ポイント貯まりました。
指定ごみ袋が導入されている地域であれば、食品トレーやペットボトルをエコスポットの回収に出した方がゴミ袋代の節約にもなります。
【理由3】買い物への意識が変わる
ごみを減らそうと考えて行動するうちに、買い物への意識も変わります。
「本当に必要か考える」「ごみになるものは買わない」など、ちょっとした意識でごみの量を減らすことができます。
大きなものは捨てるときに処分量がかかる可能性もあるので、不要になったときの捨て方や処分料もイメージしてから購入しましょう。
家庭ごみを減らすコツは7つ!
家庭ごみを減らすには、使い切る工夫やエコな商品を選ぶ習慣を心がけることがポイントです。
ここでは、家庭ごみを減らすコツを7つ紹介します。
減らすコツ(1) 食品ロスを防ぐ
使い切れなかった食材や食べ残しなどの食品ロスは、家庭ごみを増やす原因の1つです。
食品ロスを防ぐために家庭でできることは、次の通りです。
・ 安くても使い切るイメージができなければ買わない
・ 残った料理を冷蔵庫に入れるときは目につく場所に
・ 食べる分だけ作る
・ 冷蔵庫や冷凍庫、食品庫の中身は定期的にチェックする
・ 食べる予定がなければフードバンクへ
フードバンクは、企業や個人から寄贈された食品を食の支援が必要な方へ届ける取り組みです。
捨てるのではなく誰かに届けることで、食品ロスを防げます。
イトーヨーカドーや無印良品など、身近な提携先をチェックしてみましょう。
減らすコツ(2) 資源ごみは回収に出す
食品トレーやペットボトルの他、牛乳パックや空き箱なども資源ごみとして回収に出せます。
ただし、紙パックや空き箱は加工によっては資源ごみに出せないケースもあるため、エコスポットや回収業者の出し方のルールに従いましょう。
減らすコツ(3) ごみの量に合ったごみ袋を使う
普段何気なく使っているごみ袋が、実はごみの量に合っていないこともあります。
捨てるときに袋に余裕がある場合は、サイズダウンによってごみ袋代を節約できるかもしれません。
指定ごみ袋を導入している地域では、ワンサイズ下のごみ袋に変えるだけで1枚あたり30円近く節約になる場合もあります。
減らすコツ(4) ごみを切ったり重ねたりしてコンパクトにする
かさばるごみをコンパクトにすると、同じごみの量でも中身がぎゅっとまとまって袋に余裕ができます。
ごみは切ったり重ねたりして袋に入れ、空気を抜いて捨てましょう。
左は何もせずに袋に入れた状態で、右はお菓子の袋を結んだりかさばるパックを切ったりして入れた状態です。右はまだ袋に余裕があります。
減らすコツ(5) 詰め替え商品を選ぶ
洗剤やシャンプーなどの日用品、調味料などの食品を詰め替えタイプにすることで、かさばるプラスチック容器やびん容器をごみとして出す必要がなくなります。
詰め替えタイプのプラスチックは重量が軽くCO2排出量も減ってエコにもなります。
減らすコツ(6) 繰り返し使えるものを使う
普段使い捨てているものを繰り返し使える商品に変えることで、節約&エコにつながります。
例えば、
・ ラップ → シリコーンラップ
・ クッキングシート → シリコーンシート
・ 使い捨てカイロ → 充電式、化学反応式、オイル式
・ 除湿剤 → 天日干しで繰り返し使える除湿剤
などがあります。
100均でも購入できるので、チェックしてみましょう。
減らすコツ(7) 不用品回収やフリマアプリを活用する
自分にとっては不要なものでも、誰かにとっては十分役立つこともあります。
処分に費用がかかるのであれば、不用品回収やフリマアプリを活用してお得に手放すのも1つの方法です。
無料の広告掲示板「ジモティー」や自治体の「不要品交換情報ボード」を利用すると、大きな家具や家電でも手間なく無料で手放すことができます。
習慣を見直して節約&エコに貢献しよう
暮らしている地域によっては、1週間に30Lのごみ袋を2枚使うと年間5,000円以上の出費になる場合があります。
物価高の中、指定ごみ袋が値上がりしている市区町村もあるため、普段からごみの捨て方を工夫して節約&エコにつなげましょう。