PayPayが8月より「改悪」と言われる内容を発表。
支払時にPayPayカード以外のクレカが利用できなくなり、まとめてチャージでも2回目から手数料がかかるようになります。
そうなると、7月までに対応策を考えておかなくてはいけません。
どうすべきか対応策を考えてみました。
抽選で地方税・公共料金が全額還元 はずれても1%還元の楽天ペイ請求書払いのキャンペーンを解説
変更点1. PayPayカード以外のクレカが利用できなくなる
≪画像元:PayPay≫
PayPayを使う場合、8月から他社クレカで決済できなくなります。(8月1日からを予定)
PayPayカード、PayPayカード ゴールド以外のクレジットカードは登録解除され、PayPayあと払いにするか、銀行口座からPayPay残高にチャージするようにしないといけません。
これは、衝撃的なニュースでした。
変更点2. 「まとめて支払い」PayPay残高チャージ時2回目から手数料がかかるように
≪画像元:PayPay≫
PayPay残高チャージ時、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」も、2回目から税込2.5%の手数料がかかるようになります。(8月1日からを予定)
毎月初回のチャージは手数料無料で2回目のチャージで手数料がかかるようになり、たとえば1万円チャージするには250円の手数料が発生します。
今回のPayPayの制度変更にどう対応すべきか
制度変更に対して、どう対応するべきかを考えてみました。
基本的なことですが、すでにPayPayカードを保有している人、1か月に1度のチャージの人は問題なくそのまま利用を続ければよいため、安心できることでしょう。
対応策1. PayPayカード・PayPayカード ゴールドを作る
≪画像元:PayPay≫
「変更点1. PayPayカード以外のクレカが利用できなくなる」ことについては、PayPayカードを作ってみることが、まず考えられる対応策です。
PayPayカード、PayPayカード ゴールドを保有していない人で、これからもPayPayを使っていきたいなら、クレジットカードを新規作成することが真っ先に思いつくはずです。
そして、クレジットカード新規作成によりポイントももらえます。
たとえば、新規入会・3回利用で、PayPayカードでは最大5,000ポイント、PayPayカード ゴールドでは最大7,000ポイントがもらえます。
≪画像元:ハピタス≫
公式サイト以外にポイントサイトでもポイントがもらえます。
たとえば、ポイントサイトのハピタスでは、PayPayカードを作成して2,800ポイントがもらえていました。
公式サイトでの5,000ポイント~7,000ポイントを合わせると、7,800ポイント~9,800ポイントがもらえます。
これまでPayPayカードを作成していなかった人も、今回の変更で新規入会して利用を始めるのもよい気がします。
対応策2. チャージ不要で決済できる「PayPayあと払い」
≪画像元:PayPay≫
PayPayでは、対応策として「PayPayあと払い」を推奨しています。
利用した金額を翌月にまとめて支払うことができる支払い方法のことで、PayPayアプリの「あと払い」アイコンから申し込みます。
「PayPayあと払い」は翌月一回払いなら手数料もかかりません。
※利用代金の支払いができなかった場合、リボ払いの時には手数料が発生
今回のPayPay変更(PayPayカード以外のクレカが利用できなくなる、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」の2度目の手数料が有料になる)でも、「PayPayあと払い」が便利と説明があります。
対応策3. auじぶん銀行からPayPayチャージ
≪画像元:auじぶん銀行≫
PayPayへの残高チャージでポイントがたまる銀行もあります。
それが、auじぶん銀行です。
auじぶん銀行からPayPayの残高チャージはステージによってポイント数は変わり、1万円で1Pontaポイント~15Pontaポイントがもらえ、毎月最大150Pontaポイント(10万円チャージ時)獲得できます。
ほか、取引でauじぶん銀行でのスタンプもたまります。
PayPayはいわゆる「Yahoo!経済圏」ですが、auじぶん銀行と組み合わせることにより「au経済圏」のPontaポイントをもらうワザとして使えます。
手数料が発生せず、かつポイントがもらえるPayPay残高チャージ方法を知っておけるのはよいのではないでしょうか。
≪画像元:ローソン銀行≫
この時、auじぶん銀行へはローソンATMで入金することで、毎月1回10PontaポイントがもらえるATMスタンプカードにも参加できます。
ATMで入出金すると毎月ポイントが「必ずもらえる」ため、コンビニに立ち寄ったついでに忘れずに利用しておきたいところです。
1回あたりはわずかではあるものの、チャージやATM利用で「Pontaポイントが必ずもらえる」テクニックです。
対応策4. 支払い時にLINE PayをPayPay加盟店で使う
≪画像元:LINE Pay≫
PayPay加盟店では、PayPay以外にもLINE Payを使える場合があります。
PayPay加盟店のレジ(QRコード支払い)で、「PayPayで」と伝え、店頭のQRコードをLINE Payの「スキャン」を使い、支払い金額を入力して支払えば、PayPayだけでなくLINE Payも使っていくことができます。
ただし「PayPayのQRコードをスキャンする支払い方法」、「一部のお店ではご利用になれない場合が」とスキャン払いではならないなど条件つきです。
もし、店頭のPayPayの機械のそばに「LINE Payも使えます」と書いてあれば、支払いに挑戦してみましょう。
≪画像元:LINE Pay≫
LINE Payでは「チャージ&ペイ」の支払い方法があり、LINE Payに三井住友カード発行のVisaブランドの指定クレジットカードを登録すれば、残高チャージしなくても支払えます。
そして、この方法では、利用時に5%のポイント還元(月間最大500ポイント)がもらえます。
還元率で考えると、このLINE Pay「チャージ&ペイ」が5%と高いため、PayPayでの支払いよりもポイントが多く獲得できます。
8月の制度変更前に対応策を考えて対処を
PayPayの今回の変更では、PayPayを利用している人は8月までにどうするか、自分は大丈夫かを考えておかなくてはいけません。
もちろん、PayPayカードがある、1か月に1度のチャージの人だと問題ありません。
また、取れる対応策もいくつかあります。
こういった制度変更時に、自分には合った支払い方法や、よりポイントがもらえる方法は何なのかを、あらためて考えてみるのも一つです。(執筆者:節約生活スペシャリスト 谷口 久美子)
ファミペイ×POSAカードから「楽天ギフトカード」が除外! その理由と対策をご紹介