手持ちのグッズのお手入れ、定期的に行うのは時間的にも精神的にも大変ですよね。
それでも、お手入れをする、しないで物の寿命に大きな違いが出たりします。
きれいで使いやすい状態を維持することで、大事なグッズを長持ちさせてほしいと思います。
今回は100均で手に入る生活用品のケアグッズをご紹介します。
新年度が始まる前に来シーズンに向けてケアを済ませ、すがすがしい気持ちで新年度を迎えましょう!
※価格は全て税込みです。
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1. 毛玉取り器
100均では毛玉取り器を販売しています。
市販品は900〜2,000円程度するのに対し、ダイソーの毛玉取り器は110円と、かなり安く購入できます。
プラスチック製で、頑丈な作りではないので、見た目は少しチープな感じがします。
しかし、年に数回しか使う機会がないので、市販品と変わらず問題なく使えるのであれば、節約ポイントとして我慢できるレベルではないかなと思います。
カラーはピンク、ブルー、グレーの3色です。
シーズンが終わった冬服は毛玉などを取り、きれいな状態で収納することで、来シーズン着たいときにすぐに使うことができます。
毛玉を手でむしって取ってしまうと、
- 生地が薄くなったり、
- 余計に毛玉ができやすくなったりと、
生地にダメージを与えてしまいます。
こまめに毛玉の処理をすることで、生地へそれ以上の摩擦がかからなくなり、見た目の美しさを維持できます。
毛玉取りブラシや毛玉取り器を使って、ダメージが最小限になるように優しく処理してあげましょう。
2. すべり止め液
あまりメジャーな商品ではありませんが、隠れたファンがいる、すべり止め液。
知っておくと役立つグッズです。
ダイソーでは手芸用品コーナーに置いてあります。
(隣に布用接着剤やほつれ止め液などが並んでいるので、間違わないよう注意しましょう)
こちらのすべり止め液は、乾く前はボンドのような白濁した液体をしており、乾くと固まって透明になります。
- お子様の靴下の裏
- ラグの裏側
- ハンガーの肩口
- スリッパ
- 手袋
- タオル掛け
など、すべりやすい箇所にあらかじめ塗っておくことで、すべりにくくする商品です。
洗濯しても簡単には落ちないので、お子様の靴下の裏面にも使えます。
面倒な方であれば、ダイソーでもキッズ用のすべり止め付き靴下は110円で取り扱っています。
市販の靴下ですべり止め付きを選ぼうとすると、サイズや柄の種類が限られてしまうことが多いです。
お子様のお気に入りの靴下にすべり止めを付けられることを知っておくだけで、活用の幅が広がります。
完全に乾くまで1日以上かかる場合があるので、時間に余裕を持って作業してください。
サイズは2.2×2.2×7.5cmで内容量は12gと容量は少ないですが、ノズルが細いので扱いやすいです。
市販のすべり止め液は30g〜と量は多いですが、同じ量に換算すると200円以上するので、100均の方がお得です。
洗濯物の取り外しなど、衣服によってはすべり止めが付いていないハンガーの方が使い勝手がいい場合もあります。
1度付けたら剥がすのは大変なので、付ける場所はよく考えてから付けるようにしましょう。
すべり止め付きハンガーや靴下など、商品は気になるけれど価格の高さがネックに感じている方にオススメのグッズです。
3. カビ汚れ防止マスキングテープ
家じゅうのサッシやすきまのカビ予防ができて、はがす作業が一瞬で終わるので掃除の手間も軽減してくれる、カビ汚れ防止マスキングテープ。
発売開始からずっと人気がある商品ですが、
- 幅のサイズが増えたり(9〜30mm)、
- 色が豊富になったり(黒、白、グレー、シルバー)
と、より使いやすくなっています。
貼りっぱなしにしていると粘着面が移ってベタベタしてしまうので、定期的な交換を心掛けることでおうちを長くきれいに保つことができます。
市販品は30m500〜700円程度に対し、ダイソーのカビ汚れ防止マスキングテープは4~12m110円です。
色や幅によって価格が変わるので一概に100均がお得とは言い切れませんが(同等のこともあります)、市販品はかなり長さがあるのに対して、ダイソーは使い切りやすいサイズです。
おうちで気になる部分に使う程度であれば、100均を活用するのがオススメです。
4. IHすきまガード(シリコーン製)
IHクッキングヒーターのにすきまに設置することで、野菜くずが挟まったり、油汚れが取りにくくなるのを防ぎます。
細かい部分は掃除が大変なので、なるべく最初から楽にお手入れできるように準備しておきましょう。
最初に設置しておけば、汚れたら取り換えるだけなので手間がかかりません。
カラーはホワイトとブラックの2色です。
市販品は10m800〜1,000円程度するのに対して、100均は270cm110円なので、お手入れに掛かる費用と時間を節約できます。
5. 壁の穴埋めパテ
年度末は異動や新 生活など、引っ越しが増える季節です。
画びょうなどで開いてしまった穴をそのままにしておくと、ほころびが出やすくなったり、そのまま経年劣化して色褪せの境界線が目立ちやすくなったりします。
気づいたとき早めに埋めてリカバリーすることで、余計な出費を抑えましょう。
ダイソーで販売している「壁の穴埋めパテ」は20g110円で販売しています。
床や家具の補修ができるパテなども30g110円で販売しているので、用途によって使い分けてください。
市販品は400〜1,000円程度するので、100均で合うものを見つけることができれば300〜900円のお得です。
100均で取り扱っているパテは白、ベージュ、明るめの茶色、暗めの茶色など、基本的な色を取り扱っています。
壁紙の種類は豊富にあるので、全ての壁紙に対応しているわけではありませんが、ベースの色の壁であればまずは100均で補修できる色がないか、探してみると良いでしょう。
長く使って出費を減らそう
毎日ガシガシ使っていると、お手入れはつい後回しにしてしまいがちです。
大切に使うことで物の寿命を延ばし、長くきれいな状態を維持できます。
シーズンオフや季節の境目、引っ越しの機会に手持ちグッズのお手入れをして、長く使ってトータル出費を減らしましょう!(執筆者:栄養士 山城 奈々)
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