冷凍保存は、食費節約の中でも最も手軽に取り組みやすいものです。
ですが、近ごろの冷凍庫は深さがあるものが多いため、積み重ねて保存すると、何がどこに入っているのか分からなくなってしまいます。
あげくの果てには、化石のようにカチコチになってしまい、味もイマイチ…なんていう結末を迎えかねません。
そこで今回は、おなじみダイソーグッズを使って、使いやすい冷凍保存を考えてみました。
なお、表示した価格は税込です。
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使いやすく保存するための2つのポイント
数あるダイソーの保存容器の中から選択したのは、「立てて置ける保存容器」と「薄型保存容器」の4種類8点(合計660円)です。
これらの商品を選んだポイントは、2つあります。
ポイント1:中身が見えること
先の画像からご覧いただけるとおりどれも透明で、どの面からでも中に何が入っているか、おぼろげながらでも確認できます。
中身が全くわからなれば、「何を入れたか」という記憶は徐々にあいまいになっていきます。
たとえフタをあけなくても、うっすら見えるだけでも、思い出す糸口にはなります。
ささいなことですが、朝のバタバタ時間に容器を取り出しイチイチふたを開けなくてもよいことは、時間の節約にもなり貴重です。
ポイント2:サイズがだいたい合うこと
保存容器は複数を組み合わせて使うことが多いと思いますが、大体のサイズが合致するとより使いやすいです。
「立てて置ける保存容器」と「薄型保存容器」は別の種類ではありますが、重ね合わせるとサイズがほぼ合います。
スペースに無駄がなりにくく、なおかつ見やすくなります。
それでは、個別に商品をチェックしてみましょう
立てて置ける保存容器 各110円
その名の通り、平置きでも立ててでも自立する保存容器です。
4つの側面全てに細長い2本の突起があるため、次の画像は同じ大きさのものですが、どの面を使ってでも収納できます。
確認できたサイズは次の3パターン、ダイソー公式ホームページから抜粋した商品の詳細は次の通りです。
サイズ | 小 10.3cm×14cm×6.4cm |
大 14cm×20.6cm×5.2cm | |
小分け 14cm×20.6cm×4cm | |
材質 | 本体:ポリプロピレン -20℃ー140℃ フタ:ポリエチレン -20℃ー60℃ |
小の容器でも厚みが6.4cmあるため、1人前1食分はじゅうぶんに保存できるように感じました。
意外に使いやすかったのが、「小分け」です。
容器の中が6つに区切られており、アルミカップなどがそのまま入れられます。
筆者は平日毎日お弁当を作りますが、朝バタバタしていても、容器から出しお弁当に入れるだけですので、かかる手間は数秒です。
個別に入れておくと、その都度入れ物や菜箸を洗わなければなりませんが、その手間もありません。
また、夕飯の残りを取り分けて保存できるので、メニューに困ることも激減しました。
お弁当はもちろん、食べる量の少ない頃の離乳食の保存にもおすすめです。
薄型保存容器 各110円
その名のとおり、厚さは2.7cm、指の第一関節ぐらいしかありません。
なので、ちょっとしたすき間にも入れ込むことができます。
また薄く広げて保存できるため、冷凍や解凍にかかる時間が少なくて済むのもメリットの1つ、2つ重ねても「立てて置ける」の小サイズよりかさばりません。
また、560mlは1個で110円ですが、120mlと260mlは2個で110円とコスパも良い商品です。
商品の詳細は次の通りです。
サイズ | 120ml 11cm × 7.2cm × 2.7cm |
260ml 14.5cm × 11cm × 2.7cm | |
560ml 22cm × 14.5cm × 2.7cm | |
材質 | ポリプロピレン -20℃ 100℃/n フタ:ポリエチレン -20℃ 70℃ |
冷凍庫にあったものを入れ替えてみた!
ビフォーアフターをご覧ください。
【before】
いろいろな容器に入れていたものを、移し替えてみました。
一番左端の大きな容器は、上の画像には入っていなかったのですが、さてさて入るでしょうか?
【after】
満タンですが、入りました!
フタを開けなくても、ストックがなにかわかるようになりました。
食費の節約は食べきることから
1か月ほど利用してみて正直、容器を変えるだけでこれほど使いやすくなるとは思いませんでした。
「透明な容器に立てて保存」しているから、上からのぞいただけで、奥まで何があるかわかります。
慌ただしい時間のプチストレスは解消し、化石化する前にきちんと食べきれました。
ただし汁気がでるものを立てる場合は、あらかじめ平置きして凍らせてから保存するほうが安心です。
昨年から、食品は軒並み値上げが続いています。
冷凍保存を活用して乗り切りましょう。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)
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