旅行支援がはじまって1か月近く経ちましたが、まだまだ
「旅行支援って何?」
「どういうふうに予約するとお得なの?」
という人も多いようです。
そこで今回は旅行支援を簡単にわかりやすく解説するほか、イベント割やGo To 商店街など併用するとお得なキャンペーンについても紹介します。
可能なら併用などもして、できるだけお得に旅行を楽しんでください。
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旅行支援とは
旅行支援とは、2022年10月11日(東京都の全国旅行支援「ただいま東京プラス」は10月20日)からスタートした全国版「県民割」です。
1人1泊あたりの補助額は最大で1万1,000円(交通費が必要なツアー旅行8,000円+平日クーポン3,000円の場合)。
県民割より4,000円多く支援してもらえるお得なキャンペーンです。
ただし、ワクチン3回以上の接種履歴または(検体採取日+ 3 日)・抗原定性検査(検体再採取日+ 1 日)の陰性証明書の提示が必要となっているので注意してください。
1回の旅行で7連泊まで対象となり、利用回数に制限はありません。
具体的な割引率など
旅行支援では、旅行代金の40%相当が割引されます。
宿泊代金のみの場合は1泊あたりの上限金額が5,000円まで、交通が必要なツアー旅行の場合は1泊あたりの上限が8,000円。
現地で使える地域クーポン券が付いていて、平日は3,000円分、休日1,000円分もらえます。
自治体独自の助成金
都道府県や地方自治体の助成金を利用した観光事業支援は、併用できる場合があります。
ただし、条件などは自治体やキャンペーンごとに違っているため、その都度確認してください。
ほかにも旅行支援と併用できるキャンペーンはたくさんあるので、以下で紹介します。
イベント割
≪画像元:経済産業省≫
イベント割は、「Go To イベント」の名称が変更となったキャンペーンで、対象となっているイベントのチケットが20%割引で購入できる内容です。
経済産業省が運営する「イベント割」の対象事業者から対象となっているレジャー施設やイベントのチケット購入が条件となっています。
具体的には、下記のような事業者が対象です。
・ Peatix
・ アソビュー
など
お得なキャンペーンですが、割引を受けるためにはワクチン3回以上の接種履歴または(検体採取日+ 3 日)・抗原定性検査(検体再採取日+ 1 日)の陰性証明書の提示が必要となるので、ご注意ください。
Go To イート
「Go To イート」は、「感染予防に取り組みながら頑張っている飲食店や食材を提供する農林水産業者を応援する」目的でスタートしたキャンペーンとなっています。
オンライン飲食予約サイトによる「ポイント付与」は終了していますが、各都道府県単位で販売される「プレミアム付食事券」も販売期間は終了している地域がほとんどです。
ただし、販売期間を延長している地域もあるので、ぜひチェックしてみてください。
また、東京と大阪ではGo To Eatキャンペーンが再開しているので紹介します。
Go To EatキャンペーンTokyo
≪画像元:Go To Eat Tokyo 食事券発行共同事業体≫
お得なプレミアム付食事券(購入金額の25%分を上乗せ)を利用して、感染予防対策に取り組みながら頑張っている東京都内の対象飲食店を応援するキャンペーンです。
具体的には、1万2,500円分が1万円で購入でき、2,500円分お得になります。
食事券の購入期間と利用期限
食事券の購入期間は、「デジタル食事券」か「アナログ食事券」によって販売期間が異なっているので注意してください。
・デジタル食事券:2022年10月26日(水)~2022年12月25日(日)
・アナログ食事券:2022年 11月10日(木)~2022年12月25日(日)
また、どちらの食事券も使用期限は2023年1月25日(水)まで延長されているので、外食頻度の高い人は、たくさんまとめ買いしておくのもおすすめです。
スマホからの申し込む場合の注意事項
・ 先着順となる
・ 1日の発行数には制限がある
・ 「@gotoeattokyo.jp」からのメールを受信できるように設定が必要
・ メールが届かない場合も食事券発行事務局からの連絡はない
・ 食事券購入の際は、引換URLを用意し、お近くの窓口で食事券と交換・購入となる
・ 引換URL付きメールを持っていても食事券の在庫状況によっては食事券を購入できない場合がある
・ 引換券は、スマートフォンでの利用のみ可。印刷しての利用は不可
はがきからの申し込む場合の注意点
・ お客様控えをお手元に保管しておくこと
・ 抽選方式
・ 1度の申し込みは1人1枚(2セット)まで
・ 同一事物から同時に複数の申込みがあった場合は抽選対象から除外の可能性あり
・ 当選者の発表は引換券の発送
※申し込みから2~3週間程度で発送予定。個別の確認や要望には応えられない
・ 専用ハガキ以外(郵便ハガキ)でも申し込みが可能。
※記入例のどおり記載すること
購入時の注意
・ 支払いは現金のみ
・ 1回で2セットまで購入可
・ 複数の引換券を持っていても、1回で2セットを超える購入は不可
・ 販売数量に達した時点で終了
・ 引換券を持っていても販売店の食事券の在庫状況によって購入できない場合がある
利用上の注意
こちらは、アナログ食事券とデジタル食事券共通の注意事項となります。
・ 食事券の利用期間は、2020年11月20日(金)~2023年1月25日(水)まで
・ アナログ(紙)食事券には有効期限が2021年3月31日までと記載されているが、2023年1月25日(水)まで利用できる
・ 食事券は本事業の登録利用店舗でのみ利用可能
・ 登録利用店舗は予告なく変更される場合がある
・ 盗難・紛失・滅失または偽造・変造・模造などに対して、Go To Eat Tokyo食事券発行共同事業体は責任を負わない
・ 再発行はできない
・ 本券の第三者への交換または売買、譲渡、現金との引き換え、払い戻しは不可
・ 食事券の利用時、つり銭は出ない
・ 食事券の転売禁止
など
大阪は11月19日まで食事券販売
≪画像元:OSAKA CONVENTION &TOURISM BUREAU≫
「ゴールドステッカー応援事業」とは、新型コロナで甚大な影響を受けている大阪の対象飲食業をお得な食事券(購入金額30%分を上乗せ)で応援するキャンペーンです。
具体的には、1万3,000円分が1万円で購入でき、3,000円分お得になります。
≪画像元:OSAKA CONVENTION &TOURISM BUREAU≫
今後のゴールドステッカー応援事業の食事券販売期間は、第2期と第3期があり、第2期は2022年11月5日(土)~2022年11月9日(水)の期間は64万セットの販売。
第3弾となる2022年11月15日(火)~2022年11月19日(土)の期間は、60万セットの販売があります。
どのタイミングで食事券を購入しても、利用できる期間は、2022年10月14日(金)~2022年12月31日(土)まで。
ただし購入できるのは、新型コロナのワクチンを3回接種している人のみとなっているので、ご注意ください。
Go To 商店街
≪画像元:がんばろう!商店街事務局≫
2020年12月末以降は全国一律で停止していた「Go To 商店街」ですが、2022年10月11日からは「がんばろう!商店街」とキャンペーン名を変更して再開しています。
過去には、スタンプを集めてビンゴで抽選に参加できるキャンペーン、商店街のイベントや売り出し情報などが掲載されていて、商店街を楽しむのにおすすめでした。
現在は再開されたばかりということもあって、名称変更前の「Go To 商店街」時に「募集終了」となった情報がほとんどですが、お出かけ前にはぜひチェックしてみてください。
楽天トラベル
≪画像元:楽天トラベル≫
全国旅行支援の割引率と、楽天独自の施策であるポイント還元率やクーポン割引率を合計すると、最大で60%分もお得になります。
予約する日や旅行する日によっても割引率が異なってくるので、よくチェックしてください。
「旅行支援+キャンペーン併用」でさらに得!
旅行支援が開始され、お得に旅行を楽しめる人も増えたのではないでしょうか。
今回紹介したように、併用できるキャンペーンもたくさんあるので、ぜひチェックして節約につなげてくださいね。(執筆者: 山内 良子)