マイナポイント第2弾の申込が2022年6月から始まっています。
マイナポイントの申込締切は2023年2月末とまだ余裕があるのですが、マイナンバーカードの発行がまだ済んでいない方は急ぎましょう。
です。
この期限までのこり1か月弱となっています。
マイナポイントのポイント付与総額は2万円分、中身は以下の3階建てで構成されています。
(1) キャッシュレス決済のチャージ・利用で25%還元(上限5,000円分)
(2) マイナンバーカードの健康保険証としての利用登録で7,500円分
(3) 公金受取口座の登録で7,500円分
物価高騰で家計が苦しいこのご時世に、2万円分のポイント還元はぜひ利用しておきたいところです。
しかし、以下のような疑問をお持ちの方もいるでしょう。
そこでこの記事では、2022年9月30日に区切りを迎えるマイナポイント第2弾の手続きスケジュールをお伝えします。
結論から言うと、間に合いますので、マイナンバーカードを持っていない方は今すぐ発行申請をしてください。
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マイナポイントの申請スケジュール
それではマイナポイントの申請スケジュールをみておきましょう。
1番大切なポイントは、2022年9月末までにマイナンバーカードを取得することです。
以下に手順を説明します。
(1) マイナンバーカードの発行手続き【8月下旬までに開始】
マイナポイントの手続きには、マイナンバーカードを持っていることが絶対条件となります。
マイナンバーカードの発行自体はいつでも申し込めるのですが、マイナポイントをもらいたい場合は、取得期限が2022年9月30日となっています。
ここから逆算してマイナンバーカード発行してもらわないといけません。
マイナンバーカードの発行を申し込んでから、役所から「発行できましたので取りに来てください」というお知らせが来るまで、約1か月かかります。
私の住んでいる自治体で2022年7月上旬にマイナンバーカードの発行申請をした際には、やはり約1か月後に交付通知のはがきが自宅に届きました。
執筆日現在(2022年8月17日)にスマホから申し込んだ場合、1か月後は9月中旬ですので、まだ締切まで10日ほどの余裕があります。
この記事を読んでいる読者の方で、まだマイナンバーカードを持っていない場合は、
1番早いのはスマホから発行申請!顔写真にはコツあり
マイナンバーカードの発行申請の方法はいくつかありますが、1番早いのはスマホからの申請です。
スマホから申請サイトにアクセスし、マイナンバーや必要情報を入力し、顔写真をスマホで撮ってアップロードすれば10分ほどで発行申請が完了します。
自治体から自分専用のQRコード付きマイナンバーカード交付申請書が送られてきているはずなので、そちらを読み取ればもっと早いです。
≪画像元:総務省≫
このとき、アップロードした顔写真が規定に沿っていないと1週間ほど経ってから「やり直し依頼」が来ます。
このタイムラグが発生すると9月30日に間に合わないので、顔写真の規定をよく確認してください。
顔写真を1発でうまく撮るコツは、白い無地の壁を背景に撮ることです。
お年寄りや赤ちゃんなど立位での撮影が難しい場合には、白いシーツを敷いたふとんの上に寝てもらって撮影してもOKです。
注意:マイナンバーカードは自宅に送られてこない
もう1点、マイナンバーカードの入手で注意しなければならないのが、
という点です。
「できましたので取りにきてください」というハガキは自宅に送られてきますが、現物は本人が役所へ取りにいかなくてはなりません。
交付通知書、本人確認書類、マイナンバー通知カードの3点を持って、自治体窓口に行きましょう。
またコロナ対応のため、自治体によっては受取日時や時間に制限が設けられていたり、予約制をとっている場合があります。
お住まいの自治体のルールをよく確認し、9月30日に間に合うよう受取に行ってください。
(2) マイナポイントの申請【2023年2月末まで】
マイナンバーカードが入手できたら、そうあせる必要はありません。
マイナポイントの申込手続き自体はスマホから簡単にできて、所要時間は5分ほどです。
マイナポイントアプリをスマホにダウンロードしたら、案内に従って必要事項を入力していきましょう。
ここでスムーズにいく方も多いのですが、1点難所があるとしたらマイナンバーカードの読取です。
スマホをマイナンバーカードにかざして読み取るのですが、「何度も読取エラーが出てしまい、うまくいかなかった」という方は、次の2点をチェックしてみてください。
・ 読取中はスマホを動かさない
・ スマホにケースを取り付けている人はそれを外して、マイナンバーカードに端末をぴったりとくっつける
総務省のサイトでは、端末によって異なる読取のコツやかざし方を解説しています。
画像で確認して注意事項を読み、そのとおりにかざすとうまくいきます。
そして1番のメインとなる「キャッシュレス決済の選択」も、ここで行います。
・ マイナポイントのアプリ内から選択してチェックを入れるだけで手続きができる決済もあれば、
・ その決済のアプリや公式サイトにとんで手続きを行うものもあります。
1度選んだ決済は変更できないので、自分に合う決済を吟味してください。
注意:電子マネーを選んだ人は「会員登録」を忘れずに
Suicaやnanacoなど、プラスチックカード型の電子マネーを選んだ方は特に注意していただきたい点があります。
プラスチックカード型のチャージ式電子マネーは、カードを購入した時点ではユーザー登録がなされていないものもあります。
ユーザー登録をしなくてもチャージすれば使えてしまうのですが、マイナポイントの受取をする場合にはカードに個人情報が紐づけられていないとポイントの付与ができません。
SuicaならJREポイント、nanacoならnanacoポイントと、それぞれの会員登録が必要なので、マイナポイント申込の前に手続きをしておきましょう。
(3) 選択したキャッシュレス決済でチャージや決済を行う【2023年2月末まで】
マイナポイントの申込が済んだら、チャージや決済をして、利用金額の25%分のポイントをもらいましょう。
上限は5,000円分ですので、2万円分の決済やチャージまでが対象となります。
マイナポイントと名前がついていますが、実際は申し込んだ決済のポイントや残高でもらいます。
楽天ペイなら楽天ポイント、d払いならdポイントということです。
付与のタイミングは即時付与から、数か月かかるものまでさまざまですので、選んだ決済の付与方法を確認しておきましょう。
(4) 健康保険証の利用申請/(5) 公金受取口座の登録【2023年2月末まで】
マイナンバーカードの健康保険証の利用申請と、公金受取口座の登録をすると、それぞれ7,500円分のマイナポイントがもらえます。
手続きはマイナポイントのアプリ内に各バナーが貼ってあるので、タップしてマイナポータルという専用サイトにアクセスし、案内に従って手続きをすすめましょう。
公金受取口座は本人名義の口座に限られますので、子供のマイナポイントを申請する際には特に注意してください。
まだ子供の名義の口座を持っていない場合には、マイナンバーカードの発行を待っている間に銀行へ行って口座開設すると良いでしょう。(執筆者:石田 彩子)