暑い日には冷たいデザートが食べたくなります。
でも、スーパーやコンビニで購入すると、1つ100円~300円はするでしょう。
カフェで食べることに比べると安いとはいえ、毎日だと出費がかさみます。
そこで今回は、業スの食品で作る簡単でおいしくて安上がりな、冷たいスイーツを紹介します。
夏休みの食費削減にも、ぜひ参考にしてみてください。
はちみつレモンシャーベット 約15円
まずはレモネードベースで作る、はちみつレモンシャーベットです。
スーパーやコンビニでシャーベットを購入すると100円程度はかかりますが、こちらは約15円でできました。
レモネードベースは1,010ml入りで358円。
本来は水やお湯で割ってレモネードを作るものです。
レモネードを作るときは、レモネードベースに対して4倍の水またはお湯を加えます。
今回はシャーベットにしたいため、少し濃く作成します。
「レモネードベース:水」を「1:3」で割りました。
これを冷凍庫で冷やしてレモネード味の氷を作り、かき氷器でガリガリ砕きます。
お好みの量のはちみつをかければ、さわやかなはちみつレモンシャーベットの完成です。
材料費:合計約15円
レモネードベース20ml 約7円
はちみつ適量 約8円
はちみつなしのレモンシャーベットなら、約7円で食べられます。
ジュースを凍らせた氷でかき氷を作ると、水で作るかき氷よりもシャリシャリした食感のシャーベット風かき氷ができあがります。
レモネードベースだけでなく、いろいろなジュースでシャーベットを作ってみても楽しいです。
コンビニスイーツ風ゼリー 約50円~
次は、3つ78円のゼリーを使ってコンビニスイーツ風のスイーツを作ってみました。
コンビニでゼリー系のスイーツを購入すると150~250円はするでしょう。
今回作ったのは2種類で、材料費は約50円と約75円となりました。
材料費:合計約50~76円
オレンジゼリー1つ 26円
グレープゼリー1つ 26円
ファイバーゼリーを2分の1 約24円
ゼリーを2種類使用したものは約50円、3種類のものは約76円です。
ホイップクリームはお好みで添えましょう。
作りかたはとても簡単で、お好きなゼリーをサイコロ状に切り、グラスに入れていくだけです。
まな板の上で切ってもかまいませんが、豆腐を切るときの要領で手のひらの上で切るのがおすすめです。
ゼリーの種類はお好みですが、2種類以上あるとグラデーションが楽しめます。
コーンアイスクリーム 約30円~
業スで販売されているアイスクリームのコーンは、12個入りで138円です。
1個あたりの価格は11円ほどとなります。
クッキー生地タイプのシュガーコーンは、ほかのスーパーでは6個入り228円で販売されていました。
業スのコーンはやや小さめではありますが、かなりお得といえるでしょう。
このコーンを利用すれば、アイスクリームショップでは300円以上するコーンアイスを低価格で作れます。
材料費:合計約39~67円
シュガーコーン1つ 約11円
バニラアイス70g 約28円
クッキー&クリーム 約28円
今回筆者は、トップバリュの1L入り398円のアイスを使用しました。
ダブルアイスのほうはアイスの価格が2倍となるため、合計約67円となります。
アイスの量を70gとしたのは、有名アイスクリームショップのスモールサイズが70gだからです。
そのアイスクリームショップではスモールサイズのシングルコーンは320円ですが、おうちでなら8分の1ほどの価格で食べられます。
これならちょっとぜい沢にダブルにしたり、アイスを食べるたびにおかわりして”わんこアイス”にしてみたり、いつもはできない楽しみかたもできそうですね。
ちなみに業スでは、トップバリュよりもさらに安いアイスが販売されています。
明治ファミリアは2L入りで538円です。
70gの価格は約19円で、シュガーコーン代を足しても30円となります。
冷凍庫のスペースに余裕があるかたは、ぜひ試してみてください。
アイスサーバーは100均でも購入できますが、わざわざ買うのも面倒かもしれません。
そんな場合はラップにアイスをのせて丸く形作り、保存容器に入れて冷凍庫でしばらく固めておきましょう。
アイスサーバーほどきれいにはできませんが、それなりにコロンと丸くなります。
この方法で形作るアイスには別のメリットもあります。それは冷たくて硬いアイスを楽しめることです。
アイスサーバーでこねくり回した直後のアイスは、どうしても少し溶けてやわらかくなってしまいますが、ラップで形作っておくと冷凍庫から出してすぐに食べられます。
アイスクリームサンド 約37円~
業スのアイスクリームを使って、もう一品作ってみました。
こちらはアイスクリームサンド。
業スで販売されているファインベアビスケットでアイスを挟みました。
ファインベアビスケットは20枚入りで98円です。1枚約5円となります。
コンビニやスーパーで手に入りやすいアイスクリームサンドに、森永のビスケットサンドがあります。
こちらは119mlで126円です。
ファインベアビスケットで作ったものはサイズがやや小さめですが、約37円でできました。
材料費:合計約37円(1個分)
ビスケット2枚 約10円
アイス100g 約27円
アイスの量はお好みですが、森永のビスケットアイスの容量に合わせて100gの価格で計算してみました。
広げたラップにビスケットを1枚置き、アイスをのせた上にビスケットをもう1枚重ねます。アイスを均等に伸ばすのは難しいので、まずは適当に置きましょう。
ビスケットを重ねてから開いている隙間にアイスを追加していくと、だんだんうまくまとまります。
ほどよい形にまとまったら、ラップで包んで冷凍庫で冷やしましょう。
半日ほど置くとアイスとビスケットがなじみ、おいしく食べやすくなります。
市販品の3分の1以下の価格で食べられるアイスクリームサンド、いろいろなフレーバーで試してみてください。
低予算で手軽に冷たいスイーツを作ろう
業スで手に入る食材を使用すれば、コンビニスイーツよりもはるかに低価格で楽しめます。
作りかたも簡単なものばかりなので、お子さまと一緒に作って夏休みの自由研究にするのもおすすめです。
低予算で手軽に作れる冷たいスイーツで、夏の食費節約に励みましょう。(執筆者:桧山 あい)