新年度が始まり、お弁当作りに悪戦苦闘している方も多いのではないでしょうか。
特にお子様用のお弁当は、食事のバランスだけでなく、見た目にも気を配らなくてはならないので大変です。
細かいパーツを切り出したり、バランスよく配置するのは、とても労力が掛かります。
そんな時は、100均で手に入るグッズを活用してみてください。
手間の掛かる細工も、グッズを使うことで簡単に作ることができます。
負担は少なく、見た目を劇的に変えることができます。
※価格は全て税込みです。
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【型抜き・ハムカッター・ウインナーカッター】
小さい子のお弁当では、野菜1つ型抜きしてあるかどうかでテンションの上がり方が変わります。
抜き型を使うと時短になるだけでなく、見た目を均等にできるので仕上がりが美しくなります。
お弁当作りに慣れない方にとって、心強い味方になってくれるでしょう。
ハムカッターはハムを押し当てて切れ目を入れ、クルクル巻くだけでキレイなお花やリボンができます。
«画像元:ダイソーネットストア»
ウインナーカッターは顔や花形、ボールなどに見える切れ目を、包丁を使わず簡単に入れることができます。
«画像元:ダイソーネットストア»
どちらもお弁当のちょっとした隙間を埋めるのに役立つので、あると便利なグッズです。
お子さまのお弁当に入れる食材は、小さくて転がりやすく、丸いものが多いです。
包丁やデザインナイフで切れ込みを入れる作業は、できれば朝早くの眠気が強い時間帯は避けたいもの。
ケガを減らすためにも、細かい作業は時短グッズに頼って安全に作業しましょう。
市販のハムカッター・ウインナーカッターは200~400円程度するので、100均で購入するのがお得です。
【おかずカップ・バラン】
お弁当グッズの王道、おかずカップ&バランも外せません。
お子さまの好きなおかずは、色が茶系に偏りがちです。
栄養バランスは取れていても、色どりまで考えるとなると難易度が上がります。
おかずカップやバランは、お弁当に足りない色味を手軽に足すことができるので便利です。
もちろん、汁気のあるおかずや醤油のついたお浸しなど、他のおかずへの汁モレを防ぐという本来の役割も果たしてくれます。
バランは仕切りとして使うものですが、近年は可愛らしいイラストやレタス柄など、たくさんの種類が発売されています。
中身は大人と同じでも、バランやカップ、ピックなどの小物使いでお子さま仕様に可愛く仕上げることは可能です。
100均グッズを上手に活用して、彩り良く仕上げましょう。
おかずカップは大きさ・厚さ・柄によって価格がかなり変動します。
イラストつき22枚110円から、アルミ製100枚110円まで様々な種類があります。
コスパが気になる方であれば、シリコーン製おかずカップは洗って繰り返し使えるのでオススメです。
市販品は3枚400〜1000円程度に対し、ダイソーでは3〜8枚入り110円です。
一般的な8号サイズで比較すると、ダイソーは66枚入り110円に対し、市販品は150〜250円程度です。
イラストつきのバランもサイズやイラストによって価格が異なりますが、ダイソー15枚110円に対し、市販品は15枚180〜300円程度です。
(通常のバランは300枚入り110円です)
【のり用パンチ】
«画像元:ダイソーネットストア»
100均各社から様々なのり用パンチが発売されています。
筆者がダイソーを訪れた際は
「フレンド」(ニコニコ・目がハート)
「アニマル」(パンダ柄・ネコ柄)
「なかよし」(ウインク・スマイル)
の通常パターンの他に、
ディズニーのり用パンチ「ミッキー」「ミニー(リボン)」がありました。
大小の丸型は黒目・白目・鼻・ほっぺなど、様々な表現に使えます。
三角形のパーツはまゆ毛・魚のうろこなど、どこに活用するかは作り手の工夫次第です。
のりではなくハムやウインナー、薄焼き卵を丸く型取りたい時は、100均で販売されているストローが使えます。
タピオカ用ストローから極細のストローまでサイズ豊富で、丸型のバリエーションが欲しい時に便利です。
100均のり用カッターは力加減が難しく、力を入れすぎるとのりが飛んでしまうこともあります。
しかし、市販品なら力加減は必要ないかと言われると、そうでもありません。
市販品はまつ毛や舌まで表現するなど、細工に凝ったものが多いです。
のり離れや刃の切れ味は市販品の方が良いのですが、細かいパーツは抜きにくくなってしまうので、市販品でも同じ悩みを感じることがあるようです。
また、凝った形は汎用性が低いため、100均の方が使いまわしが利くという人もいます。
お弁当を作る頻度は家庭によって違います。
使用頻度が高い人は、市販品の方がストレスは感じにくいかもしれません。
市販ののり用パンチは500〜1,000円程度に対し、ダイソーは110円で購入できます。
のり用パンチを使ったことが無い方は、まずは100均で使い心地を試してみてください。
【おにぎり型】
手を汚さずに、大きさを揃えておにぎりを作るのは、意外と手間が掛かります。
動物やキャラクター、新幹線など、表面に凹凸をつける必要があるので大変です。
そんな時おにぎり型があると、かなりの時短ができます。
・小さい球状のおにぎりを一気に作る
・手を汚さずにおにぎりを握ることができる
・押し型でキャラクターのおにぎりが作れる
など、おにぎり型にも種類があります。
種類によってプラ製、シリコン製などさまざまです。
作りたい形に合わせて選んでみてください。
市販品は400〜1,000円程度しますが、100均なら110円で購入することができます。
【デコふり・キャラフル】
100均では「デコふり」「キャラフル」を販売しています。
はごろもフーズの「デコふり」はご飯に色をつけることができるふりかけ(デコレーションできるふりかけ)で、キャラ弁のおにぎり作りに活躍します。
ケチャップ、カレー粉、醤油、野菜ペーストなど、手持ちの調味料で色を付けることはできますが、調味料の数も必要ですし、出したい色を一発で出せるわけではないので調整にも時間が掛かります。
デコふりは青色のような再現しにくい色を手軽に出すことができ、時短に役立ちます。
また、味はチャーハン風味なので、野菜が苦手なお子さまでも心配無用です。
1袋3g×5色の、計5袋入りです。
日常使いするとなると、ふりかけに比べるとコスパが良い商品ではありません。
遠足やキャラ弁作りに力を入れたいときの秘密兵器として活躍してくれるでしょう。
「すいぞくかん」:ピンク、黄、オレンジ、赤、青
「どうぶつえん」:ピンク、黄、紫、緑、茶
市販品だと1色入りのデコふりもあるので、足りない色だけを購入することもできます。
市販品は130〜200円程度に対して、ダイソーは108円です。
「キャラフル」はキャラクターの柄がついた、魚のすり身のフレークです。
おにぎり、ちらし寿司、そぼろ、サラダ、サンド、麺類など、何にでもトッピングすることでキャラ弁仕様に変身させることができます。
「キャラフル」はミッキーマウス、ポムポムプリン、ハローキティ、クマのプーさん、ドラえもんなどがあり、1袋約20枚入りです。
「サブキャラフル」という花型、ハート型、星型のキャラフルは1袋約40枚入りです。
好きなキャラクターであれば、1枚でテンションも食欲もが爆上がりする可能性があります。
上手に使って、お子さまにたくさんご飯を食べてもらいましょう。
市販品は130〜200円程度に対して、ダイソーは108円です。
2022年5月は「たべられるデコシール」という新商品がダイソーに登場しています。
食べ物に貼るでんぷん製シールで、今後もキャラ弁作りはどんどん便利になりそうです。
適度な活用は時短につながる
お弁当グッズにはたくさんの種類があります。
100均だからといって買い過ぎると、収納場所やお財布に負担が掛かってしまいます。
適度な活用は時短につながるので、自分に丁度良いバランスで付き合っていきましょう。
手軽に作れて負担は少なくなるように、使えるものはどんどん使って、見栄えの良いお弁当を素早く作れるようになれると良いですね。(執筆者:山城 奈々)
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