食材の購入や遊興費は気をつけて抑えていても、気づかないところでムダな出費をしていることも多いものです。
この記事では損害保険料の重複を中心に、あるあるムダ出費のチェックポイントや対策法を紹介します。
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チェックポイント1:損害保険料
損害保険とは、他人である第三者にケガをさせたり、第三者のモノを壊したりしたときに補償してくれる保険です。
対策方法
生命保険や医療保険と違い、被害金額までしか受け取ることのできない損害保険料は、掛ければ掛けるほどムダになるため見直しして1か所に絞ります。
損害保険とは具体的には下記のようなものです。
・火災保険(1つの建物に対して1つの保険)
・地震保険(1つの建物に対して1つの保険)
・自動車保険(1台の車に対して1つの保険)
高額な車や家財を所有していて1つの保険では損害額をまかなえないような場合は複数の保険利用がおすすめですが、滅多にないケースと言えます。
個人賠償責任保険にも注意
個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険に特約として付けているケースが多いですが、こちらも損害分までしか保障されないため重複していないか確認してみてください。
また、個人賠償責任保険は家族にも適用されるケースが多く、別居の家族でも適用になることもあります。
保険会社に確認したうえで、特約を外したり解約したりします。
チェックポイント2:自動車保険の「弁護士費用特約」
「弁護士費用特約」を付けていれば、上限額(目安:300万)までなら自己負担なく弁護士に依頼できるという仕組みです。
車が絡む事故やトラブルも多いので特約を付けている人も多いと思いますが、契約者だけでなく同居の家族や事故当時の同乗者にも適用されることが多いです。
保険会社によって異なることもあるので、条件や適用範囲を確認してから特約を外したり解約したりしてください。
火災保険の弁護士費用特約も要確認
火災保険の弁護士費用特約が自動車保険に使用できるケースもあるので、保険金のムダを防ぐためにも保険会社に確認してみましょう。
チェックポイント3:クリーニング代
高かったブランド品や思い入れがあるといったもの以外は、できるだけ自宅で洗濯できる素材に変えるか、おうちクリーニングするのがおすすめです。
たとえばワイシャツやブラウス、スーツなどはウォッシャブルなど洗濯できるものを選ぶことで、出費が減ります。
ウォッシャブルスーツの洗濯は月に1~2回程度になるようスーツをローテンションし、ジャケットとパンツはセットで洗濯して見た目に差が出るのを防いでくださいね。
チェックポイント4:ATMなどの手数料
2022年1月17日からは、ゆうちょ銀行のATMで硬貨の預け入れが1円から有料になるなど手数料の改正がありました。
コンビニや駅前、ショッピングセンターなどに設置してあるあるゆうちょ銀行のATMでは、無料で預け入れや引き出しができる時間帯が大幅に短くなりました。
ゆうちょ銀行はもちろん、ほかの金融機関でも手数料が発生する時間には入出金をしないようにし、ATMを操作するときには手数料が発生しないか確認するのがおすすめです。
給料の受取や公共料金の支払いをすれば、時間外でもATM入出金時の手数料が無料になる金融機関も少なくありません。
振込の場合はインターネットバンキング利用のほか、他行宛ての振込が月1回まで無料になるソニー銀行や新生銀行に利用に切り替えて手数料を安く抑える方法もあります。
あるあるムダ出費を抑えて節約
なんとなく支払っている費用も、あらためて見直してみると「ムダな出費だった」と気づくことも少なくありません。
この記事で紹介したのは一例ですが、この機会に普段の出費を見直して節約につなげてください。(執筆者:山内 良子)
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