12月1日にリリースされた新たなクレジットカードが「PayPayカード」。
コード決済アプリ「PayPay」と連動させることで、誰でも手軽に還元率1.5%、そしてPayPayステップ攻略で2.5%の還元が手に入ります。
持っていない人は、現在お得なキャンペーンを行っているので今がチャンスです。
「PayPayカード」が誕生! ヤフーカードとの違い、お得なキャンペーンを徹底解説
ヤフーカードとの違い
SoftbankグループではもともとTカード一体型の「ヤフーカード」を発行しており、PayPayにチャージできる貴重なクレジットカードとして存在していました。
しかし新規発行は終了し、これからはPayPayカードがPayPayへのチャージができるクレジットカードとして機能していくことになります。
そのため還元されるのも、TポイントからPayPayボーナスに変わるため、Tポイントで他のキャンペーンや投資をしていた方は注意が必要です。
PayPayカードの基礎知識
還元率 | 1%(PayPayボーナス) |
年会費 | 永年無料 |
ブランド | JCB・Visa・Mastercard から選択可 |
利用特典 | Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用時に+1%還元 ※PayPayモールは対象外 |
その他 | ナンバーレスカード(番号がカードに記載なし) →申し込み後最短7分で利用可能になる |
ナンバーレスカードのため、実物カードの到着を待たずともスマホでカード番号を確認でき、その場でインターネット等での利用が可能になるスピード感が特徴的です。
維持費用のかからない便利なクレジットカードですが、肝心のPayPayボーナス還元対象外になるのが
・ PayPay残高チャージ
・ nanacoクレジットチャージ
といったPayPayがらみのチャージ機能であり、残念なポイントです。
PayPayカードの新規入会キャンペーン
クレジットカードのうまみは新規発行時のお得なキャンペーンです。
PayPayカードに関する2つの条件達成で、合計7,000円相当のPayPayボーナスが付与されます。
条件1:PayPayカードの新規発行
→ 2,000円相当のPayPayボーナス
条件2:申し込み付を含む2か月目の末日までに3回PayPayカードを利用
→ 5,000円相当のPayPayボーナス
ただし、この入会特典は以前「ヤフーカード」を発行したことがある方は対象外です。
今使っている人、解約して新たに申し込んだ人なども付与されません。
残念ながら既存ユーザーは切り替えの恩恵は得られないのです。
では、「PayPayはよく使うけどPayPayカード作るメリットはない?」という方向けに、お得なキャンペーンを紹介します。
PayPayへの上乗せ還元キャンペーン
PayPay単体での還元率は基本が0.5%で、PayPayステップを達成して初めて1.5%まで引き上げることができます。
しかし「PayPayでの支払時にPayPayカードを選択」することで1%の上乗せされるキャンペーンを現在行っており、誰でも1.5%は簡単に達成、PayPayステップを達成で最大2.5%の還元率を得られます。
付与上限はPayPayカードのみで2,500円相当/回・月です。
一見少なくも思えますが、あくまで1%の上乗せ分なので、付与上限到達には25万円のPayPay決済が必要なので十分でしょう。
ただし「終了日未定のキャンペーン」であるため、突然2か月後に終了しますといったアナウンスがされる可能性があることを覚悟しておいた方が良いでしょう。
PayPayステップとは
PayPayアプリ等で確認できる常時開催型キャンペーンで、
・ 対象サービス利用
・ Yahoo!プレミアム会員登録
・ PayPay・ヤフーアカウント連携
という4つの条件を達成する事で、PayPay決済時の還元率が0.5%から最大1.5%まで上げられるものです。
PayPayカードのキャンペーン上乗せ分1%に加え、このPayPayステップ攻略が高還元率達成の肝なのですが、毎月ねらって準備をしないと達成が難しいので、筆者執筆の下記記事をご参考いただければ幸いです。
これによりPayPayステップまでクリアできれば、街やインターネットでの買い物時に
PayPayが使えない店では高還元クレジットカードで支払う → 1.5~2%還元
といったお得かつ、わかりやすい選択肢を持てます。
コード決済やキャンペーンが乱立した昨年等であれば、レジで何を使うか迷う事が多々ありましたが「PayPayか、PayPay以外か」の選択肢になるのは大変便利です。
PayPay以外の台頭にも期待
PayPayカード誕生により、電子マネー界の覇権をPayPayがガッチリとつかもうとする姿勢が感じられます。
複数のキャンペーンを達成する事でまだまだ高還元率は得られますが、単一のサービスが独占してしまうとお得なキャンペーンも展開されなくなってしまうため、ぜひ2022年は「PayPay以外」の逆転を期待したいと思います。(執筆者:遠藤 記央)
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