食用油の使用量を減らすには、ボトルを詰め替えるのもひとつの手です。
食用油用の詰め替え容器は100均でも手に入ります。私が100均で見つけたのは次の3つです。
・オイルスプレー
・油ひき
・オイルボトル
この3点を実際に使用して、それぞれどのくらい食用油を節約できるのか試してみました。
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オイルスプレー
サラダ油やオリーブオイルなどの食用油をミスト状に噴射できるスプレーです。
サラダ油を詰め替えて、使い心地を試してみました。
オイルスプレーのメリット
・ 油の量が少なく済むから経済的
・ 油の量を減らせるからヘルシー
少ない量の油が、フライパン全体にいきわたります。
2~3回プッシュしましたが、使用したサラダ油は0.5mlでした。
サラダ油の本体容器から直接使用したときと比べると、1/6~1/10の量です。
今まで6~10本使用していたサラダ油が1本で済むことになれば、かなり大きな節約になります。
サラダ油を1本300で計算すると、1,800円~3,000円節約できるということです。
75ml入るので、1回の調理に使用するサラダ油を0.5mlとして計算してみると、150回は使えます。
オイルスプレーのデメリット
・ 口が狭くて詰め替えにくい
・ フライパンや鍋にスプレーするときは、火から下ろさないと危ない
・ フライパンやお皿の外に油が飛び散ること
・ 75mlしか入らない
今回使用したオイルスプレーの直径は約2cmで、サラダ油の容器から詰め替えるのはかなり大変でした。
詰め替えの際には、ろうとを用意しておくと便利でしょう。
スプレー式なので、予想外の場所までサラダ油が飛んでいることがあります。
テーブルの上なら拭くだけで済みますが、ガス火の上で使用するのは危険です。
フライパンや鍋に使いたいときは、火から離した場所でスプレーするようにしましょう。
このオイルスプレーは小さめで、75mlしか入りません。
油ひき
次に試してみたのは、油ひきです。四角い容器に、シリコーン製の刷毛付きの蓋が付いています。
容器の中には、約70mlのサラダ油が入りました。
油ひきのメリット
・ 狙った場所に確実に塗れる
・ ほど良い量のサラダ油がひける
刷毛で直接塗布できるので、油が必要なポイントにきちんと引けます。
シリコーン製の刷毛はしっかりサラダ油をすくい取ってくれるので、ほど良い量の油をひくことができました。
1回の塗布で使用したサラダ油の量は0.7mlです。
サラダ油のボトルから直接使用したときと比べると、1/3~1/7の使用量となりました。
油ひきのデメリット
・ 耐熱温度が100℃まで
・ 容量が小さいので、詰め替えの頻度が高くなる
今回使用した油ひきは、刷毛がシリコーン製のため耐熱温度が100℃までとなっていました。
フライパンの温度は、160℃以上のことが多いので、シリコーン製のハケが使えないこともあります。
オイルボトル
注ぎ口が細いオイルボトルは、油が少量ずつ出せます。
オイルボトルのメリット
・ 詰め替え口が広いから、油を詰め替えやすい
・ 注ぎ口の蓋は片手で簡単に開けられる
・ 250mlと容量が多いので、頻繁に詰め替えずにすむ
先に使用した2タイプの容器と比較すると、使い勝手は一番良いと感じました。
オイルボトルのデメリット
・ 注ぎ口がやや太い
使いやすいオイルボトルですが、ひとつだけデメリットがありました。
注ぎ口の幅が思ったより太く、想定より多めの油が出てしまいました。
フライパンにさっとひと回しして、オイルボトルから出た油の量は1.0mlです。
3タイプの詰め替え容器の中では使用量は多くなりました。
それでも、サラダ油の容器から直接使用した場合に比べると、1/3~1/5の使用量ですみました。
食用油の節約になる
3タイプの100均で手に入る食用油の詰め替え容器を試してみました。
もっとも節約効果の薄いオイルボトルでも、食用油代を1/3に減らせました。
食用油1本300円として計算してみると、1か月で1本使用している家庭なら年間3,600円です。
詰め替え容器を使うことで1/3に減らせたら、1,200円で済むことになります。
お好きなタイプの詰め替え容器を使って、食費節約に役立てください。(執筆者:陽山 あい)
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