今まで、まとめ買いしか対応していなかった「DAISOオンラインストア」。
この度、1点から商品が購入できる「DAISOネットストア」がオープンしました。
利用可能エリアは順次拡大中とのことですので、早速チェックしていきましょう。
ダイソーで買える「フレーム」がお得! 高見えするオシャレな「大型のフレーム」や「フォトフレーム」をご紹介します。
DAISOネットストアの配送エリアは
注文からお届けまで、2~5日かかります。
現在はプレオープン中のため、配送まで3~6日掛かっているようです。
ダイソー公式通販ネットストアによると、配送可能エリアは拡大中。
つい最近まで千葉、東京、神奈川のみでしたが、急速にエリアは広がっています。
現在、兵庫、京都、滋賀、大阪、奈良、和歌山、沖縄を除いたエリアへの配送が可能です。(対応都道府県内であっても、離島は配送エリア外の扱いです)
支払方法
クレジットカード決済のみ対応で、現金振込や商品券には対応していません。
【最低注文価格】
1点単位で商品を選ぶことができますが、最低注文価格は1,650円(税込)からです。
【送料】
1万1,000円(税込)未満の場合、送料770円(税込)が別途かかります。
合計金額1万1,000円以上で送料が無料になります。
配送地域による送料の変更はありません。
ユーザー登録方法
利用には、ユーザー登録が必要です。
登録方法は「DAISOネットストア」の右上「ログイン・会員登録・マイページ」→「新規会員登録」→「姓、名、メールアドレス、パスワード」を入力すればOKです。
マイページから「配送先設定」ができます。
自宅や事業所など、指定したい場所を登録しましょう。
購入の手順
欲しい商品を「カートに追加」を押して選んでいきます。
税込1,650円になると、
「配送時間帯」
「商品が確保できなかった場合どうするか」
が選べる画面が出てきます。
※商品が確保できなかった場合、「確保できた商品のみで注文確定」「注文をすべてキャンセル」「メール連絡がほしい」の3つから選べる
「購入手続きへ」をクリックします。
配送先と送料を確認し、支払方法を選択します。これで注文は完了です。
メリット
(1) 大型店舗が近くにない場合、欲しい商品が購入できる
大型店舗でも、ダイソーで扱う商品全てを入荷しているわけではありません。
基本的に、店舗に置いていない商品は発注することができない店舗が多いです。
ネットで商品を選んだ方が、大型店舗よりも選択肢は広いと思います。(倉庫に在庫が無い商品は、店舗の方が手に入りやすい場合があります)
(2) 大量購入ができる
一気に大量購入することで、ラックを空にしてしまうことに罪悪感を感じる方もいます。
また、人に見られるのは少し恥ずかしい、と感じる商品を購入する際にも役立ちます。
(例:うちわなどのアイドル追っかけグッズ、下着、二重用テープ、女装男装グッズなど)
(3) 配送日時の指定ができる
注文画面で表示されている期間、時間であれば、指定することが可能です。
(4) 商品をシリーズでそろえることができる
(5) 営業時間を気にせず購入できる
24時間365日、家や職場でショッピングを楽しめます。
(6) 重い商品、大きい商品でも直接自宅に届けてくれる
都会だと公共交通機関が発達しているので、車を持たない家庭は多いです。
ワイヤーネット、木材、突っ張り棒、園芸用の土、町内会で使う景品など、重くて数があり、運びにくい商品はネット購入に向いています。
(7) レジに長時間並ぶ必要がない
大量購入すると、レジに行列ができてしまいます。
レシートではないタイプの領収書を発行してほしい時も、時間がかかります。
後ろの人に気を遣ってしまう人が多いので、余計な心配がないのはありがたいです。
(8) 在宅でも仕入れができる
最近の副業ブームで、ハンドメイドやせどりなど、素材の仕入れに使う方が増加中です。
(9) カテゴリー別に見やすく整理されており、商品詳細も見れる
ジャンルごとにカテゴリー分けされているので、商品が探しやすいです。
サイズや素材、原産国など、見やすくまとまっているので比較がしやすいです。
過去に、地元のイベントで使用する商品をダイソーで購入するお客様の対応をしました。
直接店に来て商品を選び、注文票に名前や電話番号を記入し、発注前と到着後に店と電話でやり取りをし、届いたら店に来てもらい、大量の荷物をカートに載せてレジに通し、それを駐車場まで運ぶという一連の流れをこなすのは、なかなか労力のいることだと感じました。
これらの作業がネットストアだと玄関先で完了するので、とても便利だと思います。
商品をカートに入れる、戻すがワンクリックでできます。
商品を戻すために、店内を行ったり来たりしなくて済むのは体力的に楽です。
数を確認しながら買い物できるので、買い間違いも少なく済みます。
デメリット
(1) 実物を見ることができず、試着ができない
帽子、手袋、バッグなど、服飾品は実店舗で試着した方が、似合うかどうか判断しやすいです。
(2) 送料がかかる
1万1,000円(税込)未満の場合、送料770円(税込)かかってしまいます。
(3) 食料品は非対応
今後は分かりませんが、現在は食料品に対応していないようです。
(4) 色柄指定ができない
店舗であっても、ネットストアであっても、アソート商品の色柄指定はできません。
例えば、白、黒、赤のアソート商品の場合、商品を1個単位で購入はできますが、色の指定はできません。
「白だけ2個欲しい!」という注文の仕方はできないのは辛いです。
アソート商品であれば色柄の内訳が書いてあるので、確認してから注文しましょう。
(5) キャンセル不可
注文後のキャンセルは原則不可です。
(6) 返品・交換のシステム
返品、交換は商品到着後7日以内であれば、お問い合わせフォームから連絡が必要です。
イメージ違い、入力間違い、使用済みなど、お客様都合による返品はできません。
店舗での返品、交換は受け付けていないので注意しましょう。
(7) キャンペーンシール非対応
シールを集めて商品を購入できるキャンペーンが定期的に行われていますが、ネットストアでは対応していません。
(8) 在庫がない商品は注文できない
人気商品は、あっという間に倉庫の在庫がなくなります。
入荷未定の商品は、店舗に在庫がある店があったとしても、倉庫からの注文はできません。
その他注意点
(1) 届くまでタイムラグがある
荷物の配送状況は、注文後メールで届く運送業者のお問い合わせ番号から確認できます。
(2) 納品書は同梱していない
商品出荷日以降、マイページの注文履歴から見ることができるようになっています。
(3) 店舗受け取り、コンビニ受け取りには対応していない
自宅や事業所など、直接受け取りできる場所を指定する必要があります。
(4) 海外への発送は受け付けていない
これは今後に期待です。
コロナ前は、ダイソー店舗に観光客の方が数多く来店していました。
携帯の翻訳機能では何を求めているのか通じないことが多く、自分の覚えている単語を総動員して、ジェスチャーを交ぜながら何とか対応していました。
複数の言語に対応したネットストアが広まれば、海外のお客様の満足度UPにつながると思います。
送料の問題はハードルが高い
お得になるかどうかは、送料が無料になる「1万1,000円」を超えるかどうかで左右されます。
ネットストアができたことで、買いやすさ、選びやすさが格段にUPしましたが、送料の問題だけはハードルが高いです。
近所に大型店舗がない方、たくさん買いたいけれど車を持っていない方、重い商品や大きな商品を購入予定の方、クレジット決済したくても近所の店舗では現金しか対応していない方など、基本的には1万1,000円以上購入するか、自分が運ぶ場合に交通費が770円以上かかってしまう人にとって、メリットの大きい購入手段となるでしょう。
送料を無料にするために1万1,000円購入しようとすると、100円商品を100個購入する必要があります。(食料品や高額商品を除く)
一般的な使い方をしていては、達成できる数ではありません。
引っ越し先で使う一式をダイソーでそろえる、町内会や学校のイベントの景品、装飾品をまとめて購入する、DIYでリフォーム用品や園芸用品をまとめてそろえるなど、イレギュラーな使い方をする場合には使えます。
しかし、送料が770円で済むことを、プラスに考える手もあります。
実店舗にかけるはずだった往復の交通費、手間、時間、感染リスク。
そこから自宅に荷物を運ぶ体力、使うまでの保管場所の確保と維持管理。
トータルで考えると、770円の元が取れる方は多いかもしれません。
直接商品を見て、触って、気に入った物を選ぶ楽しさが実店舗にはあります。
今後ネットストアが加わることで、私たちの暮らしはさらに便利になるでしょう。
それぞれの生活様式に合わせて、上手に使いこなしていきましょう。(執筆者:山城 奈々)
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