マネックスグループ松本社長インタビューvol.1 仮想通貨ビジネスへ参入の狙いとは【フィスコ 株・企業報】
昨年秋に仮想通貨ビジネスへの参入を表明したマネックスグループ。今年1月には信頼性の高い調査・分析結果を顧客に提供するためにシンクタンク「マネックス仮想通貨研究所」をグループ内に設立、4月にはコインチェックのグループ入りを発表した。これまで慎重に参入機会をうかがっていた松本大CEOに、参入の背景や戦略について語ってもらった。市場草創期にありがちな混乱や事件が発生するなかで、個人投資家に安心して仮想通貨市場に参加してもらうためのセキュリティ向上策など、市場の健全な発展に向けての率直な提言をいただいた。
~ネット証券大手マネックスがついに仮想通貨ビジネスに参入!その狙いとは?~
■昨年秋、マネックスグループとして仮想通貨ビジネスに参入する意向を公表されました。その背景についてお聞かせください。
まず、仮想通貨の資産価値がこの1年で急激に高まったことが挙げられます。仮想通貨の時価総額は2018年初で50兆円ほどあるといわれます。1年前には2兆円前後だったのがいまや50兆円です。人類がこれまでに採掘した金(ゴールド)をすべて合わせた時価総額が約800兆円といわれていますから、すでにその16分の1になっているわけです。いずれ100兆円に達するでしょうから、そうなれば金の8分の1。これはもうすごい存在感になるわけです。
仮想通貨はコモディティ(穀物や石油など実体のある投資対象)の一種だと私は考えています。ただし実体がないから「デジタル・コモディティ」です。
仮想通貨といえば、すぐに「本当に通貨なのか」「その裏づけはどうなのか」という疑問が出てきますが、そうではなく、要はデジタル・コモディティだと考えればいいわけです。むしろ「デジタル・ダイヤモンド」「デジタル・ゴールド」と呼ぶようにすれば、実体により近くなるでしょう。これなら、裏づけがあるかどうかの議論はともかく、買いたい人がいるなら値段がつくのは当然のことだとわかります。そして一定の流動性を持つようになれば、決済に使われたり、資産の一部として保有されたりするようになる。現在の規模まで拡大すれば、現実的に捉えてビジネスに取り組むことが重要だと私は考えました。
■仮想通貨の安全性についてはいかがでしょうか。
安全性の点では、ほかの金融資産と大きく違わないでしょう。例えばゴールドの場合も、自宅に置いていようが、どこかに預けていようが盗難に遭うリスクはあります。純度が99.9%と書いてあってもそうではないことだってあるでしょう。
同じように、仮想通貨でもいろいろな事故がありえます。それなら世界中に「金よりデジタル・コモディティのほうがいい」と思う人たちがいても不思議ではない。
たとえばインドでは、個人金融資産のかなりの部分がゴールドです。そのほかにも金融資産としてゴールドを保有している人は世界中にいます。その人たちが資産の一部をゴールドからデジタル・コモディティに替える可能性はあります。重たい金より保管や取り扱いが便利だからです。そう考えれば、仮想通貨は重要な金融資産となり、投資対象としても存在感が出てくるわけです。
しかし一方では、投資対象とすべきではないという議論があるのも事実です。その考えを受け入れるにしても、すでに仮想通貨の存在を無視して世界の金融市場を考えることはできなくなっています。たとえば去年1年間のものすごい値上がりは、荒っぽいヘッジファンドなどの投機的なお金が流れた可能性があります。見方によれば、最も投機的なお金がビットコインなどに流れたおかげで、通常の株式市場などの不健全な過熱が防げたと考えることもできるでしょう。
なぜなら世界の金融市場は1つだからです。東京市場やニューヨーク市場はそれぞれ別のマーケットではなくて、投資家はどこの国の株式も買うことができますし、株だけではなく、それがゴールドだったり原油だったり債券だったり、そして仮想通貨だったりするわけです。
取引の規模がすごく小さい金融資産ならマーケットは無視できますが、いまや為替や株の動きを考えるうえでも、ビットコインなどの動きを完全に無視することはできなくなりました。
こうしたいくつかの基本的な考え方をベースとして、当社グループとしては仮想通貨ビジネスへの参入を検討し、当社のお客さまが1日でも早く仮想通貨の売買ができるようにと、参入を表明したわけです。
また今年1月にはグループ内にマネックス仮想通貨研究所を設立しました。ここでは仮想通貨を取り巻く状況をしっかりと分析して、お客さまにわかりやすく伝えていくつもりです。
(つづく~「マネックスグループ松本社長インタビューvol.2 コインチェックのグループ入りの狙いとは【フィスコ 株・企業報】」~)
【松本大Profile】
1963年12月19日生まれ。埼玉県出身。東京大学法学部卒業後、ソロモン・ブラザーズ証券、ゴールドマン・サックスに勤務。1999年にソニーと共同でマネックス(現マネックス証券)を設立し、翌年に東証マザーズ上場を果たす。その後、2004年に持ち株会社(現マネックスグループ)のCEOに就任。現在に至る。
<MT>
21歳グラドルが突然の報告「今年の6月から大切な家族ができていました」
石丸伸二氏「テレ朝、絶対許さん」都知事選後のインタビューの編集巡り「怒り心頭」もX賛否両論
「鍵盤界の峰不二子」がTBS名物番組3年担当し卒業「朝と夜のギャップ素敵」など感謝の声続々
立川志らく「M-1」優勝予想&提言「審査員は漫才師ではない他ジャンルの方がすべき」持論展開
粗品が「M-1審査員」に言及、実名挙げ「波乱含むかも」せいや「100点ありそう」激推し
【第13週のおむすび】翔也はけがで結がいる関西を離れ実家の栃木へ帰る
うな重が1600円で食べられる鰻専門店オープン! 全国に300店舗を展開中!
金箔をまとった国産サーロインステーキ登場! 期間限定で提供開始!
カンニング竹山「今夜は、、、飲む」亡き相方中島忠幸さんを追悼「あれから18年の月日が流れた」
【データで見る】広島大瀬良大地 プロ11年目で初の防御率1点台…援護恵まれず6勝止まり
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
「普通は即死」渡辺香津美、危篤状態から在宅療養に 妻「生きていてさえくれれば…」
粗品がバッサリ「おじさんパーカー騒動」の27歳女性脚本家を“ひと言”で介錯
上沼恵美子に「番組ナメてはりません?」ブチ切れされた大物俳優が「君は…」
北九州中学生2人死傷 近くに住む40代男性を殺人未遂容疑で逮捕
さらば・森田、『ラヴィット』で放送禁止用語の大失言!麒麟・川島が即謝罪もブチ切れ
中川翔子「加害者を守る必要なんかない」 北九州・中学生殺傷事件では容疑者報道めぐり物議
特殊捜査係20人が窓ガラス割り突入、容疑者確保 中学生2人殺傷
二宮和也、45歳女性タレントに打ち合わせでの悪い態度を暴露され「何であいつ来るんだよ」恨み節
ベラルーシで日本人2人目の拘束 日本大使館が現地報道を事実と確認
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
中山美穂さんが“一番心を許していた親友”は男性芸人「つらすぎるけど泣かないように頑張ります」
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
千円札に込めた奇跡!明石家さんまが30年間大切にした「ラブレター」に感涙
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
飯島直子「いつみんなに言おうか…」別れを報告「お空へ旅立ちました」
まるで別人?浜崎あゆみのFNS歌謡祭での姿に驚きの声
54歳急死の中山美穂さん自宅に妹、中山忍の姿 報道陣に深々と頭下げる
21歳グラドルが突然の報告「今年の6月から大切な家族ができていました」
石丸伸二氏「テレ朝、絶対許さん」都知事選後のインタビューの編集巡り「怒り心頭」もX賛否両論
「鍵盤界の峰不二子」がTBS名物番組3年担当し卒業「朝と夜のギャップ素敵」など感謝の声続々
立川志らく「M-1」優勝予想&提言「審査員は漫才師ではない他ジャンルの方がすべき」持論展開
粗品が「M-1審査員」に言及、実名挙げ「波乱含むかも」せいや「100点ありそう」激推し
【第13週のおむすび】翔也はけがで結がいる関西を離れ実家の栃木へ帰る
うな重が1600円で食べられる鰻専門店オープン! 全国に300店舗を展開中!
金箔をまとった国産サーロインステーキ登場! 期間限定で提供開始!
カンニング竹山「今夜は、、、飲む」亡き相方中島忠幸さんを追悼「あれから18年の月日が流れた」
【データで見る】広島大瀬良大地 プロ11年目で初の防御率1点台…援護恵まれず6勝止まり