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仮想通貨取引所フォビも4種類の米ドルペッグ型仮想通貨を上場へ【フィスコ・ビットコインニュース】


シンガポールを拠点とする仮想通貨取引所フォビが16日、4種類の米ドルペッグの価格安定型仮想通貨を上場予定であることを発表した。対象となるのは、仮想通貨取引所ジェミニが発行するジェミニドル(GUSD)の他、ユーエスディーコイン(USDC)、パクソススタンダードトークン(PAX)、トゥルーユーエスディー(TUSD)で19日より入金が可能になるという。

米ドルペッグの価格安定型仮想通貨を巡っては、マルタ拠点の仮想通貨取引所OKExが15日に同4種類の仮想通貨の上場を発表したばかり。また同日、米ビットコイン決済プロセッサー大手のビットペイも、GUSDとUSDCによる決済受け入れを開始したことを発表した。

米ドルペッグ型の仮想通貨としては、テザー(USDT)が最も有名であるが、USDT価格は先週香港拠点の仮想通貨取引所ビットフィネックス上で急落し、米ドルとの価格乖離が起こった。さらに、価値の裏付けとなる十分なドル資産を保有しているのかやビットコインの市場操作に利用されたのではないかとの疑いが持たれ、信頼性において課題を抱えている。今後、フォビに続き、より高い信頼性が期待される米ドルペッグ型の仮想通貨を取り扱う仮想通貨取引所が増えればそちらへと資金が流れる可能性がある。

フォビはUSDTの取り扱いを行っているものの、USDTの取引や入出金を制限する計画はないと伝えている。




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