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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、。景気対策への期待感が引き続き支援材料


29日のBRICs市場では、インドのSENSEX指数が3日ぶりに反発し、景気対策への期待が支援材料となった。また、インド準備銀行の利下げ予測が市場を下支えした。他方、ブラジルのボベスパ指数は小幅に続落し、原油価格の下落と欧州市場の下落が影響したが、インフレ率の鈍化や「トランプ関税」差し止めがサポート材料となった。ロシアのMOEX指数は3日続伸し、米株高と一部関税差し止め報道が支援。中国本土の上海総合指数も6日ぶりに反発し、AI需要の拡大による好調な半導体業界の業績が好材料となった。

*09:39JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、。景気対策への期待感が引き続き支援材料 【ブラジル】ボベスパ指数 138533.70 -0.25%
29日のブラジル株式市場は小幅続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比354.11ポイント安(-0.25%)の138533.70で引けた。日中の取引レンジは137,993.33-139,108.26となった。

買いが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、欧州市場の下落も指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。インフレ率の鈍化が好感されたほか、一部のトランプ関税の差し止め報道がサポート材料となった。

【ロシア】MOEX指数 2809.94 +0.89%
29日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比24.74ポイント高(+0.89%)の2809.94となった。日中の取引レンジは2,785.20-2,839.97となった。

終始プラス圏で推移し、終盤は上げ幅をやや縮小させた。米株高が好感され、ロシア株にも買いが広がった。また、「トランプ関税」の一部差し止め報道も支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が指数の上値を抑えた。また、ウクライナ停戦協議の難航観測も引き続き圧迫材料となった。

【インド】SENSEX指数 81633.02 +0.39%
29日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比320.70ポイント高(+0.39%)の81633.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同81.15ポイント高(+0.33%)の24833.60で取引を終えた。

中盤は弱含みの展開を示したが、終盤は再び買い戻された。景気対策への期待感が引き続き支援材料。インフレ鈍化や経済指標の悪化を受け、インド準備銀行(中央銀行)が6月にも利下げに踏み切ると予測されている。また、アジア市場の上昇も買い安心感を与えた。

【中国本土】上海総合指数 3363.45 +0.70%
29日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比23.51ポイント高(+0.70%)の3363.45ポイントと6日ぶりに反発した。

「トランプ関税」の一部差し止め報道が好感される流れ。米メディアは日本時間29日午前、米国際貿易裁判所がトランプ米大統領が発動した一連の関税措置に関し、一部が大統領の権限を超えているとして差し止める決定を下したと伝えた。米政権にとっては打撃で、急進的な政策は打ち出せなくなるとの見方も広がっている(政権側は不服として即時に上訴)。また、米半導体大手のエヌビディアが公表した2-4月期決算で、売上高が前年同期比で69%増加し、四半期ベースの過去最高を記録したことも好材料。AI(人工知能)分野の旺盛な需要が続いている。


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