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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、成長予想の下方修正が圧迫材料__NEW_LINE__ __


10月19日のBRICs市場は、ブラジルとロシアが続伸した一方で、インドは小幅続落、中国はわずかな反発を見せた。ブラジルのボベスパ指数は成長予想の上方修正や通貨レアルの高騰、米長期金利の低下に支えられ、小反発し0.32%上昇。ロシアのMOEX指数も原油価格の上昇や米金利低下により1.49%の伸びを記録。一方、インドのSENSEX指数は国連の成長予想下方修正や政治的・貿易上の不安により0.33%下落した。中国の上海総合指数は景気支援への期待感から0.00%とわずかに反発したが、経済指標の弱さが影を落としている。

*10:03JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は小幅続落、成長予想の下方修正が圧迫材料__NEW_LINE__ __ 【ブラジル】ボベスパ指数 139636.40 +0.32%
19日のブラジル株式市場は小反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比449.02ポイント高(+0.32%)の139636.40で引けた。日中の取引レンジは138,586.77-140,203.04となった。

売りが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。成長予想の上方修正が好感された。2025年の成長予想は前回調査の2.00%から2.02%に引き上げられた。また、米長期金利の低下も支援材料。ほかに、通貨レアル高の進行などがブラジル株の支援材料となった。

【ロシア】MOEX指数 2882.63 +1.49%
19日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比42.29ポイント高(+1.49%)の2882.63となった。日中の取引レンジは2,862.60-2,893.56となった。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米長期金利の低下なども外資の流出懸念を後退させた。ほかに、中国の景気対策への期待感などが引き続き指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 82059.42 -0.33%
19日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比271.17ポイント安(-0.33%)の82059.42、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同74.35ポイント安(-0.30%)の24945.45で取引を終えた。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。成長予想の下方修正が圧迫材料。国際連合経済社会局(UNDESA)は最新リポートで、2025年のインドの成長予想をこれまでの6.6%から6.3%に下方修正した。政治環境の不安定と貿易摩擦などが指摘された。また、2025年度の国内総生産(GDP)成長率が政府予想を下回る可能性があるとの指摘も嫌気された。3月の鉱工業生産の伸び率が予想以上に鈍化したことが挙げられた。

【中国本土】上海総合指数 3367.58 +0.00%
週明け19日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前営業日比0.12ポイント高(+0.00%)の3367.58ポイントと小幅ながら3日ぶりに反発した。

中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。取引時間中に公表された4月の経済統計が総じて弱い内容となる中、当局は景気支援のスタンスを強めるとの見方が改めて広がった。月次経済統計では、鉱工業生産額は予想を上回ったが、小売売上高は予想以上に前月から鈍化し、不動産関連の悪化も続いている。指数は安く推移する場面もみられた。


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