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4日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安と反落、素材セクターに売り


週明け4日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比8.00ポイント(0.24%)安の3309.62ポイントと反落している(約3カ月ぶりの安値水準)。上海A株指数も下落し、8.36ポイント(0.24%)安の3466.07ポイントで取引を終えた。

金融市場への監督管理強化に対する警戒感が根強く、投資家心理の重しとなっている。年末に向かい資金ひっ迫懸念が強まっているほか、新規株式公開(IPO)のロックアップ(売却制限)解除に伴う需給悪化も不安視された。自律反発狙いの買いで指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、中盤以降、再び売りに押されている。

業種別では、素材株の下げが目立つ。洛陽モリブデン(603993/SH)が1.6%安、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.2%安で引けた。不動産株やインフラ関連株、発電株、証券株なども安い。自動車株、ITハイテク関連株、消費関連株の一角なども売られた。

半面、保険株は軒並み高。新華人寿保険(601336/SH)が4.0%、中国太平洋保険(601601/SH)が3.9%、中国平安保険(601318/SH)が1.9%ずつ上昇した。新華人寿保険に関しては、万峰・董事長兼CEO(最高経営責任者)が1日、昨年着手した事業モデル見直しが成功しつつあるとコメントしたことが手がかり。同時に17年収入保険料がマイナス成長に陥る可能性があるとしたものの、会社の収益性が向上していると説明したことが買い安心感を誘った。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.53ポイント(0.45%)安の341.03ポイント、深センB株指数が8.44ポイント(0.74%)高の1147.73ポイントで終了した。

【亜州IR】



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