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2日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安と3日ぶり反落、インフラ関連さえない


2日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.91ポイント(0.52%)安の3230.03ポイントと3日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、17.69ポイント(0.52%)安の3382.21ポイントで取引を終えた。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は2.30ポイント(0.66%)安の347.77ポイント、深センB株指数は0.94ポイント(0.08%)高の1150.89ポイントで終了した。

これまで相場をリードしてきた「政策銘柄」が売られ、全体相場の重しとなっている。業種別では、ゼネコンや建材のインフラ関連株がさえない。中国鉄建(601186/SH)が2.0%安、中国交通建設(601800/SH)が1.6%安、北京金隅(601992/SH)が2.5%安と値を下げている。これまでは、インフラ投資の拡大期待で上げが目立っていた。商品市況高を材料に物色されていた非鉄株の一角も安い。江西銅業(600362/SH)が1.8%下落した。銀行株や保険株、不動産株、石炭株、自動車株なども売られた。

半面、証券株の一角は高い。中国銀河証券(601881/SH)が4.0%上昇した。発電株や半導体株などもしっかり。

全国人民政治協商会議はあす3日、全国人民代表大会(全人代、日本の国会に相当)は5日に開幕する予定だ。2つの会議は「両会」と呼ばれ、中国の重要政策が決定される。

(亜州IR)



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