VIS Research Memo(8):2024年12月期は一部収益の期ずれが要因となり減収減益
1. 2024年12月期の業績動向
2024年12月期の業績は、事業収益が194百万円(前期比46.0%減)、営業損失が212百万円(前期は37百万円の利益)、経常損失が233百万円(同35百万円の利益)、当期純損失が236百万円(同33百万円の利益)となった。mRNA標的低分子創薬のプラットフォーム型ビジネスとパイプライン型ビジネスで着実に創薬研究を進めるなど、事業はおおむね想定どおり順調に推移したが、新規契約を見込んでいた一部案件が2025年12月期に期ずれしたため、2023年12月期との比較で減収減益となった。また、このため期初予想と比べて、事業収益で481百万円、営業利益で356百万円、経常利益で361百万円、当期純利益で344百万円の未達となった。
プラットフォーム型ビジネスにおいて、創薬プラットフォームibVISを活用した共同創薬研究は、武田薬品工業と塩野義製薬でマイルストーンを達成したほか、ラクオリア創薬と東レも順調に進展した。なかでも最も進んでいるプロジェクトは、ヒット化合物検証の段階にまで進んだ。また、新規契約の締結へ向けて、パートナー候補となる国内外の製薬会社と接触した、国内外の各種展示会やシンポジウムに参加し、mRNA標的創薬の技術紹介や同社のプラットフォームについての紹介した。パイプライン型ビジネスでは自社パイプライン創出に向けた取り組みを開始し、mRNA標的核酸創薬に向けてさらに効率よく活性の高いASOを取得するための独自研究を進めるなど、ハイブリッド型ビジネスへの転換に向けた動きとなった。一方、三菱ガス化学との間で、ASOの研究・開発・製造を目的とした協業の可能性について引き続き検討を進めた。なお、mRNA標的低分子創薬に関するパートナーシップに合意していた英国Liverpool ChiroChem(現 LCC Technologies)と2024年12月に共同開発及び商業化に関する契約を締結した。
これらの結果、研究支援金とマイルストーン収入は前期並みを確保したものの、契約一時金が発生しなかったため、事業収益は前期比で減収となった。一方、ハイブリッド型ビジネスへの移行に向けて、研究開発費、販管費などの先行投資が発生し、事業費用が増加したため営業利益段階で損失計上となった。また、2024年2月の東京証券取引所グロース市場上場に伴う費用や、公募増資の実施に伴う新株発行費用などを営業外費用に計上している。なお、期初予想に対して業績が未達になったのは、2024年12月期に予定していた新規契約2社の締結が2025年12月期にずれ込んだことが主因である。このうち、2025年12月期に予定していた2社のうち1社(LCC Technologies)との契約が2024年12月期に前倒しして締結されたが、契約一時金を授受しない代わりに研究成果で得られる医薬品候補化合物の所有権を得る契約内容としていたため、結果的に2024年12月期に契約一時金は計上されなかった。同社は収益を安定化するため、契約時に一度に発生する契約一時金に頼らず、研究支援金やマイルストーン収入を手厚くする契約形態へと見直しを進めている。しかし、プラットフォーム型ビジネスがまだ成長途上で、かつパイプライン型ビジネスの収益化はまだ当面先のこととなるため、足元の収益は、踊り場にある状況だ。しかしながら、今後は中期経営計画を実行するなかで、収益構造は徐々に改善されていくと予想される。
2025年12月期は大幅増益・黒字転換へ
2. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の業績見通しについて、同社は事業収益788百万円(前期比305.1%増)、営業利益163百万円(前期は212百万円の損失)、経常利益170百万円(同233百万円の損失)、当期純利益168百万円(同236百万円の損失)と大幅な増収増益を見込んでいる。
事業収益については、定期的に製薬会社より受け取る研究支援金、研究成果の達成に応じて発生するマイルストーン収入に加え、例年の目標2社(うちLCC Technologies 1社は2024年12月期に前倒し締結済)と前期から後ずれした2社、合わせて新規契約4社(2025年8月で残り2社)との共同創薬研究契約の締結に伴う契約一時金の発生を見込んでおり、これらにより前期比で大幅な増収となる見込みである。一方、事業の拡大に伴う増員やベースアップ実施による人件費の増加、株主総会運営費用などの支払報酬の増加、さらに新川崎研究所移転準備のための支出などにより事業費用は2ケタ増となるが、増収効果により吸収し、営業利益は大幅増益かつ黒字転換を見込む。また、自社パイプラインの1本目となる核酸医薬品の創出(医薬品候補化合物の特許申請)も想定している。これまでに2本のASOについて特許を出願するなど核酸医薬品の研究実績が積み上がっており、新たな核酸医薬品のパイプライン創出は1年程度で可能な状況にあるため、達成可能性が高いものと思われる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)
<HN>
QPS、ラボの近代化により元素バイオアナリシスへの長期的なコミットメントを強化
メッシ、代表引退表明「もう出し切るものは何も残っていません」「心の奥底では痛みを…」/全文
【広島】小園海斗がSNSで公表「渡辺リサさんと離婚しました」
ランコム新作フレグランス登場!ラヴィエベル レクストレ チェリーを数量限定発売
BeOne Medicines、HER2陽性胃食道がんの一次治療における「ZIIHERA」を含むレジメンのベネフィットを裏付ける第3相試験の新たな生存期間データを発表
生活道路の最高速度、30キロ規制始まる 重大事故の減少狙い
歌舞伎町ビル火災から25年 現場跡地で遺族らが献花
ラ・メゾン センター北店で信州の味覚を楽しむ9月限定メニューが登場
医誠会国際総合病院で阪急百貨店のスイーツ移動販売「走るデパ地下」を開催
上田綺世、強豪リール移籍決定!4年契約、背番号18 日本代表エースが欧州5大リーグ初挑戦
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
伊達みきお「脳梗塞」コンビのTVレギュラー8本、29日生ラジオ、放送界は対応追われる
【全文】西野亮廣、先輩芸人への「訴訟予告通知」発表 法的措置を検討「私に対し激しい暴力を」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
近藤真彦、田原俊彦との“不仲説”を直撃質問され回答「だって…」
佐藤沙織里都議が辞職表明、YouTubeで 25年6月に初当選
「まるで海のよう」 一変した富山・氷見の景色 大雨特別警報
伊藤かずえ、愛車シーマの“最新”走行距離写真を公開「すごーい」と驚きコメントも
赤根所長「ICCは決して負けない」 制裁で既にクレカ使えず
鈴木宗男氏、駐露大使を批判 プーチン氏の北方領土訪問巡り
星組トップ暁千星 暁ラーマが主人公として帰ってくる 瑠風ビームに「同期ならではの安心感」
【広島】バッテリー乱れ6回に3失点…捕逸の石原貴規「ボクが捕れなかっただけ」松本竜也も猛省
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
“9頭身美ボディー”斎藤恭代「着てます。たぶん。」ボディーあらわ投稿に「安心できない」
【甲子園】横浜ラストミーティングで小野舜友主将が流した涙…12月の主将クビ宣告から建て直し
【甲子園】智弁和歌山 決勝戦を前に中谷仁監督「智弁和歌山らしく、打ち勝ちたい」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
久保建英、今季開幕戦に先発も見せ場作れず Rソシエダード、ベティスに0-1黒星スタート

VIS Research Memo(9):2025年12月期中間期までの業績は想定どおりに進捗
VIS Research Memo(1):低分子創薬に加え核酸医薬品を新規DDSと組み合わせ、新たな治療法の確立を目指す
Veritas In Silico---2Q各パートナーとの共同創薬研究に加えて、パイプライン創出の取組みを推進
Veritas In Silico---1QはmRNA標的低分子創薬事業における共同創薬研究が計画通りに進捗
VIS Research Memo(8):ハイブリッド型ビジネスで事業を拡大、2028年以降に成長軌道に
VIS Research Memo(7):2025年12月期業績は2期連続の減収、損失計上に
Veritas In Silico---3Qはプラットフォーム事業において欧州及び米国で特許権が付与
VIS Research Memo(3):プラットフォーム事業とパイプライン事業を展開
ファンペップ Research Memo(7):2026年12月期は研究開発費の減少により損失額が縮小する見通し
VIS Research Memo(2):mRNA標的創薬のフロントランナーとして事業を展開