starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

ベイシス Research Memo(1):2026年6月期は、成長投資とコストコントロールを両立し、継続成長を目指す


*14:01JST ベイシス Research Memo(1):2026年6月期は、成長投資とコストコントロールを両立し、継続成長を目指す ■要約

ベイシス<4068>は、モバイルエンジニアリングサービスから事業を開始し、電力・ガスといった生活インフラを支えるIoT機器の設置まで事業領域を拡大している企業である。インフラテック事業においては、「モバイルエンジニアリングサービス」「IoTエンジニアリングサービス」「ITエンジニアリングサービス等のその他サービス」を提供している。独自開発のプロジェクト管理ツール「BLAS(ブラス)」や画像認識AIなどのテクノロジーを活用することで、業務プロセスのDXを推進している。これにより、現場から戻ったあとの事務または確認作業時間を9割以上削減するほか、業界全体の稼働率・生産性向上を支援している。

1. 2025年6月期の業績
2025年6月期の連結業績は、売上高7,984百万円(前期比17.0%増)、営業利益177百万円(同119.5%増)、経常利益167百万円(同114.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益96百万円(同458.9%増)と、大幅な増収増益となった。売上高は過去最高を記録し、各利益は大きく伸長した。売上面では祖業であるモバイルエンジニアリングサービスが、顧客である通信キャリア側の投資抑制の影響により減収傾向にあったものの、IoTエンジニアリングサービスがスマートメーターに係る案件やストック型の監視・保守サービス案件を多く受注したことで同34.0%増と大きく伸びた。また、ITエンジニアリングサービス等のその他サービスは、子会社の(株)アヴァンセ・アジルの売上高(918百万円)が通期で業績に寄与し、さらにITインフラ案件の増加等の要因もあって同69.0%増と大きく成長した。利益面では、売上総利益改善と営業利益改善という重点施策が奏功した。前者はストック案件、案件単価の交渉、生産性向上による直接労務費の削減を進めた。後者は販管費削減策として業務フローの見直しやコミュニケーションツールの活用等のDX推進を行った。結果として売上総利益率の実績は23.4%と2024年6月期並みであったが、営業利益率は2.2%と前期比1.0ポイント上昇した。

2. 2026年6月期の業績見通し
2026年6月期の連結業績予想については、売上高8,684百万円(前期比8.8%増)、営業利益234百万円(同31.8%増)、経常利益228百万円(同36.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益128百万円(同32.9%増)と、増収増益を見込んでいる。モバイルエンジニアリングサービスは厳しい状況が継続することを予想する一方で、IoTエンジニアリングサービス及びITエンジニアリングサービス等のその他サービスの売上増加を見込んでおり、トータルとしては2025年6月期に引き続き堅調な伸びを予想している。利益面では、2025年6月期同様、売上総利益率改善や販管費率低下に向けた施策を進め、営業利益率のさらなる向上を目指す。なお投資は、2025年6月期を上回る、総額450百万円(2025年6月期実績は310百万円)を計画している。新規採用やストック案件増加に伴うPM(プロジェクトマネジャー)の増員、営業組織の強化、「BLAS」などの自社プロダクトの開発・販売体制強化に充てる。同社は、積極的な成長投資とともに、利益率改善に向けたコストコントロールを進め、継続的な成長実現を目指す。

3. 中期経営計画の進捗状況
「2030年ビジョン」として、通信インフラエンジニアリングカンパニーからICTインフラ全般のエンジニアリングカンパニーへと進化を遂げ、ICT業界や社会に大きく貢献しながら2030年6月期に売上高約300億円の達成を目指す。ビジョン実現に向けて、「Reborn Basis」をテーマに掲げる中期経営計画(2024年6月期~2026年6月期の3年間)を推進している。数値目標は2026年6月期において、売上高9,612百万円、EBITDA※1753百万円、EBITDAマージン※27.84%としている。全社戦略として4点を掲げ、「成長性の高い事業へのシフト(IoT分野及びITインフラ分野への事業拡大)」「M&Aによる成長」「事業の成長を支える人材への投資」「サステナビリティ、ESG経営への取り組み」を推進している。売上高については、2026年6月期通期計画は8,684百万円と、2026年6月期中期経営計画目標には遅れをとっており、達成は困難な状況だ。EBITDAについても同様に達成は厳しい。数値目標の達成には、売上高はさらに1期程度、EBITDAはさらに1~2期を要する見込みである。

※1 EBITDA=営業利益+減価償却費+M&A関連の償却費。
※2 EBITDAマージン=EBITDA÷売上高。

■Key Points
・2025年6月期は売上高が過去最高、各段階利益は大幅成長
・2026年6月期は増収増益を見込む。積極投資と利益率改善を両立し、成長目指す
・モバイルエンジニアリングサービスの減収により中期経営計画の目標達成は困難

(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)


<HN>
    Loading...
    アクセスランキング
    1. 「箱だけ出品」もNGに?メルカリが取引ルールを改定、悪質転売への対応強化へ

    2. 猫と犬のかわいさに癒やされる6日間!横浜高島屋で 「ねこ休み展」&「鼻ぺちゃ展」10/29(木)~11/3(火・祝)開催  特別POP UP EVENTや会場限定グッズが登場

    3. 全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結 「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始

    4. メルカリが「匿名返品サービス」を提供開始 住所や氏名のやり取りがいらず無料で返品可能に

    5. 世界初 日本発 AI動画生成プラットフォーム Animon.ai 日本国内サービス開始 3分で高品質のプロ級の動くアニメが完成 気になる料金体系をチェック

    6. 原宿の伝説的ハロウィンが11年ぶりに復活!「KAWAII MONSTER HALLOWEEN 2026」10月1日(木)より開催

    7. AI動画生成 DomoAI ドモエイアイ Google最新AI Nano Banana Pro Gemini 3 Pro Image に対応し無制限生成が可能に 圧倒的な制作精度向上と効率化でワンストップAI生成

    8. まだ9月なのにインフル流行入り!? ワクチンは“打って終わり”じゃない、研究で分かったワクチンの効果(抗体応答)を左右する生活習慣とは

    9. 全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結  「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始

    10. 福田康夫元首相死去 90歳 首相在任1年、洞爺湖サミット議長

    1. 「箱だけ出品」もNGに?メルカリが取引ルールを改定、悪質転売への対応強化へ

    2. 猫と犬のかわいさに癒やされる6日間!横浜高島屋で 「ねこ休み展」&「鼻ぺちゃ展」10/29(木)~11/3(火・祝)開催  特別POP UP EVENTや会場限定グッズが登場

    3. メルカリが「匿名返品サービス」を提供開始 住所や氏名のやり取りがいらず無料で返品可能に

    4. 全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結 「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始

    5. 世界初 日本発 AI動画生成プラットフォーム Animon.ai 日本国内サービス開始 3分で高品質のプロ級の動くアニメが完成 気になる料金体系をチェック

    6. 原宿の伝説的ハロウィンが11年ぶりに復活!「KAWAII MONSTER HALLOWEEN 2026」10月1日(木)より開催

    7. AI動画生成 DomoAI ドモエイアイ Google最新AI Nano Banana Pro Gemini 3 Pro Image に対応し無制限生成が可能に 圧倒的な制作精度向上と効率化でワンストップAI生成

    8. 都内最大級のアウトドアイベント「TOKYO outside Festival 2026」が国営昭和記念公園で開催

    9. 全国34店舗のコーヒーショップ・ロースターが横浜に集結  「YOKOHAMA COFFEE FESTIVAL 2026」事前チケット販売開始

    10. まだ9月なのにインフル流行入り!? ワクチンは“打って終わり”じゃない、研究で分かったワクチンの効果(抗体応答)を左右する生活習慣とは

    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2026
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.