アール・エス・シー Research Memo(1):2025年3月期は計画を上回る増収増益。警備DXの取り組みも進展
アール・エス・シーは、日本を代表するビルの管理を手掛ける総合ビルメンテナンス企業で、2025年3月期は売上高が前期比9.2%増の8,845百万円、営業利益が同6.0%増の301百万円を達成。計画を上回る増収増益を実現しました。警備のデジタルトランスフォーメーション(DX)に向け、AI警備システムの導入を進め、持続的成長を目指しています。2026年3月期は、売上高は前期比6.2%減を見込むも、警備や清掃の新規案件でカバーし、営業利益は安定を続ける見通し。最終年度を迎える中期経営計画では、さらなる技術力と経営基盤の強化を進め、持続可能な利益成長を目指しています。
1. 会社概要
アール・エス・シー<4664>は2021年に創業50周年を迎えた総合ビルメンテナンス企業であり、人材サービスも展開している。「信頼されるサービスを提供し、人が生活するあらゆる場面において、常に安全・安心・快適な環境を創造していきます」を経営理念に掲げ、「サンシャインシティ」や「丸の内ビルディング(以下、丸ビル)」など、日本を代表するビルの管理業務を手掛けている。創業来の主力である警備保障に加え、清掃、設備・受付、人材サービスなどを組み合わせた総合的なサービス提案に強みがあり、業績は堅調に推移している。今後は業界におけるDX化に向けて、機械化や新技術(セキュリティロボットやAI等)を積極的に活用し、持続的な成長を目指す方針である。
5ヶ年の中期経営計画は最終年度に入っているが、業績目標を達成する見込みである。また、戦略面でも、セコム<9735>との業務提携によるセキュリティロボットの導入、内装工事等を手掛ける友和商工(株)の子会社化、(株)アジラとの業務提携(AI警備システムの導入)など、経営基盤の強化や将来を見据えた取り組みで着々と実績を積み上げてきた。警備DXの流れや業界再編の動きが加速するなかで、同社はまさに変革期を迎えている。
2. 2025年3月期の業績概要
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.2%増の8,845百万円、営業利益が同6.0%増の301百万円と、期初計画(売上高8,103百万円、営業利益152百万円)を上回る増収増益となった。売上高は、前期好調だった臨時業務受注(グループ会社友和商工の工事業務)の反動減、並びに予定されていた官公庁大型長期案件の終了による影響があったものの、建物総合サービス(警備・清掃部門等)での新規業務の開始や、大型周年イベント業務の受託等により、増収となった。損益面については、期初計画に沿った人的投資(賃上げ等)や建築資材等の高騰がコスト増大要因となったものの、増収による収益の底上げより増益を確保した。活動面では、サンシャインシティプリンスホテルにてAI警備システムを取り入れた警備業務を開始したほか、サンシャインシティ各エリアにおける本格運用、さらにはHarezaTower(池袋)での実証実験の開始など、警備DXの実現に向けて進展を図った。
3. 2026年3月期の業績見通し
2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.2%減の8,300百万円、営業利益が同0.3%減の300百万円と見込んでいる。減収要因は、前期業績に大きく寄与した大型周年イベントの反動減によるものだ。一方、その反動減を大阪・関西万博の警備を受注したことに加え、前期開始した警備・清掃部門の新規受託案件による通年寄与、さらには新たに竣工する大型複合施策の警備業務並びに関西エリアの清掃業務の受注によりカバーし、減収ながら営業利益は前期並みを確保する見通しである。営業利益率もコスト増に見合う価格改定により改善を図る。
4. 中期経営計画
最終年度を迎えた中期経営計画では、1) 収益力の向上(ソリューション提案、エリア管理体制の構築)、2) 技術力の強化(サービス品質の維持/向上、新技術の導入)、3) 職場環境の改善(従業員エンゲージメントの向上、女性の活躍推進)、4) 経営基盤の強化(持続的な成長の実現、環境への配慮)を基本戦略として、持続的な利益成長の基盤づくりに取り組んでいる。業績目標はおおむね達成する見込みであるが、加えて、戦略面ではM&Aによる経営基盤の強化や他社との連携を通じたAI警備システムの導入などで大きな成果を上げた。次のステージに向けてどのように仕上げをしていくのか、次の中期経営計画ではどのような方向性が示されるのかに注目したい。
■Key Points
・2025年3月期はマイナス要因を打ち返し、期初計画を上回る増収増益。活動面ではAI警備システムの導入に向けて進展
・2026年3月期は大型案件の反動減により減収減益も、中期経営計画をおおむね達成する見込み
・中期経営計画の最終年度を迎え、引き続き警備DXの推進や人的資本の強化、M&A等により持続的な利益成長の基盤づくりに取り組む方針
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
<HN>
松本人志飲み会参加の元セクシー女優、ダウンタウンch発表に大興奮「11月1日が最高の日に」
元フジ渡邊渚が大胆!美ヘソ&美ワキ大公開!悩殺オフショット!「この夏は仕事もしつつ…」
「あんぱん」嵩がホステスに囲まれ…のぶ、怒りの“大根切り”にネット反応「怖い」
【甲子園】準決勝第2試合沖縄尚学-山梨学院は2年の好投手対決/見どころ
ヤクルト石川雅規、45歳以上で巨人から白星なら中日山本昌に続く史上3人目/見どころ
【甲子園】決勝進出目指し準決勝! 日大三-県岐阜商、沖縄尚学-山梨学院/速報します
ナノコ、R&Dを再編し、新たな成長に向けた新技術に投資
【22日のあんぱん】嵩との別居生活が続くのぶ、登美子から嵩の名前の由来を聞き山へ向かう
授業制度改定「突然の告知」で波紋広がる 東京外国語大学で
【欧州CL予選】セルティック前田大然、鬼プレスから決定機つかむも生かせず カイラトとドロー
細木数子さんに「うるせーな、クソババア!」暴言吐いた62歳女性芸人「上から言われたので…」
<1分で解説>福山雅治さん、フジ「不適切会合」への出席認める
人気歌手luzさん急逝 2週間前に最後のSNS投稿「本当に全てに限界来てる」
大谷翔平、2年連続50本塁打ならとてつもない偉業 投手有利な本拠地球場&投打二刀流に価値
マギー、黒ビキニ姿の自撮りショット披露に反響「現地調達も」
元「NHKの峰不二子」が独立5カ月で初グラビア挑戦「どきどき」にX歓喜「こちらもドキドキ」
笑福亭鶴瓶、南青山のマンション“衝撃の家賃”を告白「タモリさんに“バカじゃないの”って」
36歳金髪女性タレントのタトゥー姿に騒然!?「よく見たら」「ババシャツか」Xツッコミ殺到
夫急死の小島瑠璃子、子どもとのショットに反響「何故か涙が」「がんばれママ」
有吉弘行「腹立つわ」赤裸々告白「国宝」初鑑賞で〝クソ客〟遭遇「ラブシーン始まって興奮して…」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
二階堂ふみとカズレーザーが結婚を発表
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
サンモニ膳場貴子が「失言生謝罪」の青木理氏に“17文字”でコメント

アール・エス・シー Research Memo(1):2025年3月期上期は計画を上回る増収増益。通期予想を上方修正
アール・エス・シー Research Memo(3):2025年3月期上期はホテル警備の新規受注などにより大幅な増収増益
アール・エス・シー Research Memo(5):2025年3月期はマイナス要因を打ち返し、期初計画を上回る増収増益
アール・エス・シー---2Qは2ケタ増収・増益、大型イベントプロモーション運営業務などで新規受注が発生
アール・エス・シー Research Memo(2):ビル管理・人材サービスを展開。機械化とAI等の新技術活用にも積極的
アール・エス・シー Research Memo(2):「サンシャインシティ」などのビル管理業務のほか、人材サービスも展開
日本電技 Research Memo(5):第2四半期の業績好調などから通期業績予想を上方修正
エヌ・シー・エヌ Research Memo(1):2025年3月期中間期は減収ながら、住宅分野の受注回復等で大幅黒字化
エヌ・シー・エヌ---3Qは増収・最終利益が黒字化、大規模木造建築(非住宅)分野と環境設計分野が2ケタ増収に
エヌ・シー・エヌ---25年3月期増収・大幅な増益、大規模木造建築(非住宅)分野と環境設計分野の売上高が増加