SMK Research Memo(4):収益力のあるCS事業部と構造改革を加速するSCI事業が両輪(2)
SMKのSCI事業部は、多様な電子製品を提供し、家電分野での売上が高い割合を占めています。高機能リモコンやAIを活用した製品の開発が進行中であり、ミリ波センサーを基盤とした新製品も注目されています。しかし、中国市場の減速やコロナ禍の影響により、SCI事業部の収益は低下しています。一方で、イノベーションセンターは2024年に新たに創設され、社会課題解決型のビジネスを目指しており、特にヘルスケア領域に注力中です。ここでは高周波技術とハード・ソフトの融合技術を活かしています。2025年3月期の売上が減少傾向にあるものの、ヘルスケア領域での早期の事業化を目指しています。
5. SCI事業部の特長と業績動向
SCI事業部が手掛ける製品はリモコン/スイッチ/カメラモジュールなどであり、多様な製品ラインナップがある。市場別では家電分野の売上構成比が64.3%と高く、車載分野が24.6%と続く。住設や家電機器のリモコンにおいては日系の電子部品メーカーの撤退が相次いだ経緯があるが、同社は高機能リモコンに活路を見出し勝ち残ってきた。家電分野では、環境対応製品へのシフトの加速や安全・健康・見守りに対する意識の高まりがトレンドになっており、センシング技術やAIなどを活用して高付加価値な機能・製品が求められている。同社ではオリジナルのミリ波センサー「Milweb(R)」を基盤に、保有する技術やAIとの融合による新製品開発及び新規ビジネスの開拓を進めている。ミリ波センサーは距離・速度・角度を高精度で検知できるため、車載/ヘルスケアなどの様々な製品やアプリケーションの開発に適している。非接触で測定可能な睡眠深度測定デバイスとして「Milweb(R) Sleep」の開発を進めている。精度の高い睡眠の質の解析を可能とし、家電機器との連携による快適で良質な睡眠の実現を目指し得意先との実証実験を開始した。そのほか複数の分野での実証実験が進行中である。
同事業部の強みはこれまで培ってきた重層的な技術力と製品力であり、具体的には、1) 製品の多様性(基礎技術を幅広く保有し、複合・応用対応が可能)、2) ワンストップサービスの提供(営業・開発・生産・販売を完結できる一貫体制を確立)、3) リスク対策(多拠点生産によるBCP対応が可能)が挙げられる。
SCI事業部の売上高は、2019年3月期以降に大きく変動し、ダウントレンドで推移してきた。中国市場の停滞やコロナ禍の影響などのマクロ要因、顧客企業の在庫調整や販売不振などのミクロ要因がある。CS事業部と比較すると多様な技術を活用した複雑な製品が多いため自動化になじまない製品も多く、人件費などの製造コストがかかるため、収益性が相対的に低い傾向にある。2025年3月期は家電用リモコンが順調に拡大した一方で車載用製品の需要が減少し、売上高が25,643百万円(前期比0.4%増)、セグメント損失が1,308百万円(前期は2,145百万円の損失)と、セグメント損失を計上しているものの収益は改善傾向である。
イノベーションセンターではヘルスケア領域を開拓中
6. イノベーションセンターの特長と業績動向
イノベーションセンターは、2024年4月に新規事業開発リソースを一本化するため組織を統合して新たに創設された。イノベーションセンターのミッションは1) 社会課題解決型のソリューションビジネスの創出、2) 独自性のある高付加価値技術・製品による新たな収益の柱の創出、3) 従来型のハードウェアビジネスにアルゴリズム等のソフトウェアやサービスを組み合わせた新たなビジネスモデルの創出で、CS事業部やSCI事業部でカバーしていない領域を担当する。直属の営業担当者も所属しているため、あくまでも事業主体である。将来性の高いヘルスケア領域に注力しており、認知症や鬱に関連するソリューション開発が進行中である。
イノベーションセンターの強みは、ハードとソフトを融合する技術であり、具体的には1) 高周波の技術力(通信モジュールやアンテナ設計で培った高周波の技術力)、2) ハードウェアと連携したアルゴリズム開発力(ハードウェア(センサーなど)と連携した実用的なアルゴリズムの開発力)、3) 顧客仕様を満たす設計力(回路設計やソフトウェア、アルゴリズムを組み合わせ、様々な顧客の要望を実現)が挙げられる。
2025年3月期は、現在の主力である無線通信モジュールの需要が減少し、売上高が251百万円(前期比36.2%減)、セグメント損失が446百万円(前期は193百万円の損失)と減収減益となった。重点ビジネスをヘルスケア領域と定め早期の事業化を目指す方針である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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