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Veritas In Silico---mRNA標的核酸医薬自社パイプラインの対象疾患決定


Veritas In Silicoは、心臓血管手術後の虚血性急性腎不全を対象にした核酸医薬プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、新たな核酸医薬品を開発し、高齢者の急性腎不全リスクを軽減することを目指しています。年間5万件の心臓血管手術の患者のうち、リスクの高い65歳以上が初期対象となります。国内での売上予測は年間約150億円とされ、開発期間は8~10年を予定。発症確率が高く明確な発症時期を持つこの疾患は、臨床試験の設計が比較的容易です。核酸医薬の製造コストが高いという課題に対して、用量を抑えることでコストパフォーマンスの向上を狙っています。これが同社の核酸医薬分野への第一歩となります。

*13:45JST Veritas In Silico---mRNA標的核酸医薬自社パイプラインの対象疾患決定 Veritas In Silico<130a>は16日、自社創薬パイプラインの第1号案件として、心臓血管手術後に惹起される虚血性の急性腎不全を対象とする核酸医薬による疾患治療の研究開発プロジェクトを開始したと発表した。

同プロジェクトは、ファーストインクラスの核酸医薬品をモダリティとし、対象遺伝子名は特許出願後に開示予定である。心臓血管手術を受ける国内年間約5万例のうち、急性腎不全発症リスクが高い65歳以上の患者を初期の対象とし、早期承認取得を目指す。製造販売後の国内売上予測は約150億円/年と見込まれており、想定開発期間は8~10年である。承認取得後には適応追加や海外展開も見据え、他臓器不全への展開も視野に入れている。

この疾患は発症時期が明確で、発症確率も15~30%と比較的高いため、臨床試験の設計が容易で、有意差を得やすい点が利点とされている。核酸医薬は、製造コストが高くなる点が指摘されるが、局所投与や術前1回投与による用量の抑制によりコストパフォーマンスを高めるとともに、副作用や毒性の低減を図る用法や用量の確立も目指す。

同社はmRNA標的創薬プラットフォームibVIS(R)」を活用し、低分子医薬の創出に加え、今後の成長が期待される核酸医薬分野での自社創薬も展開する方針を掲げており、同件はその第一歩と位置づけられる。 <ST>
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