BS11 Research Memo(5):「Value4」を推進中、コンテンツ価値向上や周辺事業強化に注力(1)
日本BS放送は2025年中間期に向け、「Value4」施策を掲げ、コンテンツ価値の向上や周辺事業の強化を目指しています。レギュラー番組の充実では、新アシスタントMCの起用や新作アニメ作品の投入など多様なジャンルの番組制作を強化。また、「稼ぐ力」の再構築として、アジア系のドラマコンテンツを拡充し、放送や配信を通じて視聴者の興味を引き付けています。放送周辺事業では「BS11+」での配信事業を推進し、会員数の増加を実現。同時に、オリジナルイベントの開催や他局とのコラボで企業価値向上を図り、業績拡大を目指しています。
3. 2025年8月期中間期における主要トピックス
同社は、中長期戦略の中で重点施策を制定している。戦略実行に向けた「6つの力」として「実行力」「変化対応力」「改革推進力」「戦略構築力」「マーケティング力」「企画力」を定義している。これら6つの力を強化・実践するため2025年8月期は「Value4」として、(1) コンテンツ価値の向上、(2) 「稼ぐ力」の再構築、(3) 放送周辺事業の強化と発展、(4) 企業価値向上のための戦略的投資の4つの施策を制定し、推進している。
(1) コンテンツ価値の向上
1) レギュラー番組の充実
報道、紀行番組、スポーツ、エンタメといった幅広いジャンルにおいて自社制作番組をレギュラー放送している。2025年上期に当たる2024年9月から2025年2月にかけては、「BSイレブン競馬中継SATURDAY」において新アシスタントMCにフリーアナウンサーの森千晴氏を起用したほか、MCと調教師の対談を番組の公式チャンネルで配信する等、初心者からベテランファンまでを惹き付ける番組づくりを行った。また、演歌や歌謡曲好きの視聴者に人気の「鶴瓶のええ歌やなぁ」ではゲスト出演者を拡充し、過去の名曲に関する秘話を語ってもらう等により内容を深めた。偉人たちの敗北や失敗から教訓を学ぶという番組制作方針が人気の「偉人・敗北からの教訓」では、本編の面白さだけでなく番組収録後のこぼれ噺を同社の公式YouTubeで配信する等、コンテンツに対する興味をさらに高める番組づくりを行った。同社が強みを持つアニメ関連番組では、2024年10月の番組改編において新作を中心に42作品を企画し、年末年始には「五等分の花嫁」のTVスペシャルアニメや、「アニメロサマーライブ2024-Stargazer- powered by Anison Days」のTV独占放送のほか、「KO世紀ビースト三獣士」のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)、劇場版「キン肉マン」3作品の一挙放送等を手掛けた。
2) 特別番組の強化
独立放送局の強みを生かし、2025年8月期も多様なジャンルの特別番組を制作・放送し、他局や自治体との連携を強化した。音楽番組としては、故 八代亜紀さんの生前の人気番組である「八代亜紀いい歌いい話」で放送した楽曲のうち、視聴者からのリクエストが多かったものを振り返る番組のほか、2024年12月に「TOKYO FM少年合唱団 クリスマスコンサート2024 〜天使の歌声降るクリスマス〜」、また新春特別番組として昭和を彩った大スターたちの貴重な映像を紹介する「新春2時間スペシャル!昭和100年 スター列伝 お宝映像一挙公開!」を放送した。(株)京都放送との共同制作番組としては、俳優の志田未来さんが旅人となって冬の京都の魅力を紹介する「冬の京都2025〜受け継がれる伝統と技〜」を、自治体との協業としては、宮城県や和歌山県みなべ町・田辺市との共同制作による番組を放送した。その他、BS初放送を含む、国内外の人気ドラマコンテンツを拡充して放送した。
(2) 「稼ぐ力」の再構築
視聴者ニーズをベースにクライアントの嗜好を加味したうえで、今や鉄板とも言えるアジア系を中心に幅広くドラマコンテンツを強化し、放送と配信により提供している。2024年9月から2025年2月には、中国時代劇で人気キャストが再共演した大河ロマンス史劇「星漢燦爛<せいかんさんらん>」のほか、愛と友情のアクション時代劇「江湖英雄伝~HEROES~」とポピュラーな歴史ドラマを展開した。韓国からは、豊富なコンテンツを有する(株)U-NEXT HOLDINGSとの協業により、U-NEXTで配信中の人気の韓国ドラマを厳選し、家族のヒューマンドラマ「韓流セレクション Supported by U-NEXTアンクル~僕の最高のおじさん~」や、スリリングなエンタテインメント「復讐の渦~因縁の父娘(おやこ)~」などストーリージャンルも豊富に提供した。底堅い人気を誇るアガサ・クリスティー原作の「名探偵ポワロ」をはじめとした刑事ドラマを中心にヨーロッパミステリーも手掛けることで、幅広い視聴者層のニーズに対応できるコンテンツを揃えた。さらに、国内の時代劇や犯罪・捜査ドラマに加え、2025年5月からは家族らが初めて伝記的物語の撮影を許可した作品「テレサ・テン 歌姫を愛した人々」の放送を開始する等、引き続き強化する考えである。なお、放送したドラマコンテンツ等は、一部を除き「TVer」やオリジナル配信サイト「BS11+」にて配信中と、視聴者を逃さないリテンション施策も講じている。
(3) 放送周辺事業の強化と発展
放送周辺事業の強化策として、配信事業の収益拡大やオリジナルコンテンツ制作、イベント事業を推進している。配信事業の収益強化策としては、オリジナル配信プラットフォームである「BS11+」においてレギュラー番組を中心に番組放送終了後の見逃し配信やアーカイブ配信を実施したこと等により、2025年2月末時点の会員数は前年同月末比で103.0%増を記録した。BS11公式YouTubeチャンネルもチャンネル登録者が同35.0%増と大きく成長し、民放無料BS放送局で1位の登録者数をキープしており、収益増に寄与した。「TVer」では報道・ドラマ番組の配信が好評だ。配信オリジナルコンテンツ制作については、東京メトロポリタンテレビジョン(株)との共同制作によるWebドラマの第1弾として「東京水没!?」を配信した。同番組は企画を公募して制作した番組で、一定の視聴者から反響を得ており、今後も同様の取り組みにより視聴者層の拡大が期待される。また人材育成の一環として入社2年目の若手社員による企画に基づいて配信コンテンツ化した「三戸なつめのブラリ神田明神」を配信している。イベント事業推進については、若手人気演歌歌手らによる歌謡ショー「我ら演歌第7世代!」を開催したほか、文化放送との協業により「ワールドダイスターRADIO☆わらじ」の番組イベント第3弾を開催した。同社は保有するIP(知的財産)を活用してマルチ展開することで2025年8月期に放送周辺事業を2020年8月期比約2.5倍の953百万円へと拡大することを計画し、成長を加速させる考えだ。
(4) 企業価値向上のための戦略的投資
企業価値向上策として、新たな領域への投資機会の追求と、コラボレーション施策を推進している。新たな領域としては、各分野におけるイベント事業の企画と実施、通販事業の強化が対象となる。イベント事業については、オリジナルイベントかつコラボレーション施策の一例として、2025年2月に「BS11のアイドル祭 Vol.1-バレンタインSP-」を協業先であるエフエム東京のTOKYO FMホールで開催した。通販事業としては自社運営の通販サイトである「BS11SHOP」において「産直通販」と番組関連グッズの販売を展開している。コラボレーション施策としては、前述のエフエム東京との協業による音楽イベントの開催や、デジタル音声サービス「AuDee(オーディー)」における「報道ライブ インサイドOUT」の音声配信を実施中だ。他局とのコラボレーション企画としては、2025年3月から4月にかけて、全国17の放送局とともに「桜前線2025 全国キャスターリレー! ~自慢したい桜スポット~」のほか、京都放送との共同制作番組として、「京都夜桜生中継2025 桜と名宝を訪ねて」を3月に放送した。またU-NEXTとも継続してスポーツ番組やドラマコンテンツ等の提供を受けている。さらに親会社であるビックカメラとの協業として、店舗で販売中の商品を紹介して通信販売するオリジナル番組を制作・放送しており、連携を強めて新たな施策を計画中である。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HN>
【阪神】ベテラン西勇輝「技術とか経験値で乗り切れたら」3日先発見込み 神宮は今季2戦2勝
【巨人】竹丸和幸がザナックス社とアドバイザリー契約を締結「心強い味方になってくれた」
上田綺世、強豪リール移籍決定!4年契約、背番号18 日本代表エースが欧州5大リーグ初挑戦
【阪神】高橋遥人が13勝目へ好相性ヤクルト戦先発「バケモンすぎる」と語る後輩右腕は?
【楽天】ドラ2伊藤樹、地元秋田でのオリックス戦で凱旋登板へ「初先発よりも緊張するかなと」
「無残な結果」中道・小川代表、3党合流失敗→分裂めぐる記者指摘に「甘んじて受けないと」
メッシ代表引退表明「ひとつの時代の終わりを感じる」「心から感謝」「ガチで悲しい」SNS反応
「元卓球クラブ部長」二宮和也が石川佳純さんと左同士の卓球対決 昔の顔面スマッシュから一転…
BeOne Medicines、HER2陽性胃食道がんの一次治療における「ZIIHERA」を含むレジメンのベネフィットを裏付ける第3相試験の新たな生存期間データを発表
ラ・メゾン センター北店で信州の味覚を楽しむ9月限定メニューが登場
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
伊達みきお「脳梗塞」コンビのTVレギュラー8本、29日生ラジオ、放送界は対応追われる
【全文】西野亮廣、先輩芸人への「訴訟予告通知」発表 法的措置を検討「私に対し激しい暴力を」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
近藤真彦、田原俊彦との“不仲説”を直撃質問され回答「だって…」
佐藤沙織里都議が辞職表明、YouTubeで 25年6月に初当選
「まるで海のよう」 一変した富山・氷見の景色 大雨特別警報
伊藤かずえ、愛車シーマの“最新”走行距離写真を公開「すごーい」と驚きコメントも
赤根所長「ICCは決して負けない」 制裁で既にクレカ使えず
鈴木宗男氏、駐露大使を批判 プーチン氏の北方領土訪問巡り
星組トップ暁千星 暁ラーマが主人公として帰ってくる 瑠風ビームに「同期ならではの安心感」
【広島】バッテリー乱れ6回に3失点…捕逸の石原貴規「ボクが捕れなかっただけ」松本竜也も猛省
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
“9頭身美ボディー”斎藤恭代「着てます。たぶん。」ボディーあらわ投稿に「安心できない」
【甲子園】横浜ラストミーティングで小野舜友主将が流した涙…12月の主将クビ宣告から建て直し
【甲子園】智弁和歌山 決勝戦を前に中谷仁監督「智弁和歌山らしく、打ち勝ちたい」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
久保建英、今季開幕戦に先発も見せ場作れず Rソシエダード、ベティスに0-1黒星スタート

BS11 Research Memo(8):新たに「Value4」を策定、重点施策として強力に推進
BS11 Research Memo(5):「Value3」の重点施策を推進(1)
BS11 Research Memo(8):「6つの“力”」を具現化する重点施策「Value4」を強力に推進
BS11 Research Memo(1):自社制作コンテンツのマルチユースを拡充、非放送分野等の事業拡大
BS11 Research Memo(1):主力の放送事業を軸に周辺事業を拡大
BS11 Research Memo(9):「6つの“力”」を具現化するための重点施策「Value4」を推進
BS11 Research Memo(1):自社制作コンテンツの充実とマルチユースを展開し周辺事業を拡大
日本BS放送---2Qも2ケタ増益、原価部門および販管部門ともに費用が減少
BS11 Research Memo(1):主力の放送事業が伸び悩むも周辺事業が引き続き拡大
BS11 Research Memo(3):質の高い情報を提供、動画広告市場における収益機会が拡大