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ローランド---業績予想の修正


ローランドは2025年12月期の通期連結業績予想を、米国関税政策の不確実性を考慮し、リスクシナリオを含むレンジ形式での予想に変更しました。売上高を969.00億円から1009.00億円、営業利益は81.00億円から101.00億円とし、これらの数字には関税の影響が一定程度織り込まれています。第2四半期の業績予想は、施策実施時期や関税影響の変化が読みにくく合理的な算定が困難なため取り下げられました。今回の修正の背景には、米国の楽器市場における不透明感の増加があります。米国市場での関税影響は懸念されていますが、ローランドはマレーシアの主力工場があるため、影響は他社に比べ少ないと見込んでいます。配当予想についての修正は行わず、今後の状況を見て判断する予定です。

*14:18JST ローランド---業績予想の修正 ローランド<7944>は2025年5月13日、2025年12月期通期連結業績予想について、米国関税政策の不確実性を踏まえ、従来の通期連結業績予想数値をターゲットとし
て維持しながらも、関税影響を一定程度織り込んだリスクシナリオを追加したレンジ形式での予想に修正すると発表した。
売上高は969.00億円-1009.00億円(前回予想比4.0%減-変動なし)、営業利益は81.00億円-101.00億円(同19.8%減-変動なし)、経常利益は77.00億円-97.00億円(同20.6%減-変動なし)、親会社株主に帰属する当期純利益は57.00億円-72.00億円(同20.8%減-変動なし)とした。1株当たり当期純利益は214.83円-271.36円となる。
一方で、2025年12月期第2四半期(1月1日-6月30日)の業績予想は取り下げた。これは、各施策の実施時期や関税影響の変動によって、合理的な短期業績見通しの算定が困難であることを理由としている。
今回の修正は、米国における楽器市場の不透明感が高まったことに起因する。米国は世界最大の楽器市場かつ輸入販売が多く、同社にとっても主要市場である。関税政策により、中国からの輸入品に高関税が課される見込みで、同国での販売に影響が出る可能性がある。一方同社はマレーシアに主力工場を持つため、影響は同業他社に比べ少ないと見ている。
なお、配当予想については現時点で修正を行わず、今後の進捗やリスクシナリオの顕在化に応じて再度判断するとしている。 <ST>
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