ウイングアーク1st:帳票ソフトウェアで圧倒的シェア、企業間DXの展開と公共分野での成長に注目
ウイングアーク1stは、帳票基盤ソリューションSVFを主力に、多くの企業や公共機関で採用されています。SVFは帳票の管理を一元化する基盤として、多目的な形式での出力が可能で、国内市場シェアの69%を占めるリーダーです。2025年2月期の売上は前年比11.5%増の28,708百万円を記録し、業務のデジタル化のニーズに応えています。新製品のinvoiceAgentは企業間DXを促進し、同社の顧客基盤を活かした拡販が進んでいます。公共部門での成長も重点とし、自治体DX案件を直接獲得する方針を強調しています。この成長戦略により、2026年2月期の売上増加を見込んでいます。ウイングアーク1stは、日本の企業間DXエコシステム構築のリーダーとして成長を続けており、その動向が注目されます。
SVFは、企業や自治体が帳票(請求書、見積書、申請書など)を効率的に作成・出力するための、日本のデフォルト・スタンダードと言えるソフトウェアである。日本特有の複雑な帳票レイアウトを直感的に作成し、PDF、Excel、紙など多様な形式での出力が可能だ。システムの高い安定性と汎用性から、多くの企業や公的機関が帳票の管理を一元化する基盤として導入、コスト削減や内部統制の強化につなげている。帳票関連ソフトウェアを取り扱う競合は富士通<6702>やオプロ<228a>などだが、同社は業界トップを10年以上堅持、市場シェアは69%にのぼる。
BD事業のもうひとつの柱は、企業や公的機関で流通している契約書や配送伝票などの帳票を電子化、クラウド上で流通・保管するソフトウェアinvoiceAgentである。SVFが企業内DXを支援するソフトウェアとすると、2021年にリリースされたinvoiceAgentは企業間DXを支援するプラットフォームとして位置づけられる。サプライチェーンの最上位に位置する企業はその取引先企業群への影響力も大きい。そのような大企業のカバレッジに強みを持つSVFの顧客ベースを最大限にいかし、その取引先企業への拡販を進める計画。SVFとinvoiceAgentの拡販を通じ、同社は企業内および企業間のあらゆる帳票ニーズを満たすデジタル帳票基盤の確立を目指すとしている。
DE事業においては、ビッグデータを加工・分析するデータ分析基盤ソリューションDr.Sum、IoTデータや画像など様々なデータを可視化・分析する情報活用ソリューションMotionBoard、大企業向けのデータマネージメントソリューションDataringの3つが主力製品だ。競合企業は米国のセールスフォースやドーモなどだが、同社はオペレーショナルBIツール市場において国内24%のトップシェアを誇る。ビッグデータの超高速集計力、様々なデータの仮想統合とリアルタイム可視化、製造、金融、自治体など業種に特化した専門部隊でのソリューション企画などが同社の優位性となっている。
2025年2月期の業績は、売上収益28,708百万円(前年比11.5%増)、営業利益8,216百万円(前年比12.4%増)、EBITDA9,650百万円(前年比12.2%増)と2桁の増収増益となった。基幹システムの更新需要や公共関連の大規模案件受注によるSVFのソフトウェアライセンスの増加や、買収したトライサーブの連結、Dr.Sumの10%超の成長などが売上高の増加に貢献した。契約区分別での売上収益を見ると、SVFの伸長とトライサーブの売上計上によりライセンス/サービスは前期比13.9%と増収、収益の安定化と継続的な拡大に貢献するとして同社が重要視しているリカーリングも、保守、クラウド、サブスクリプションの3セグメントすべてで増収となり10.0%の売上成長を達成した。
BD事業、DE事業の拡大に加え、同社は公共部門での事業拡大を成長戦略の柱のひとつとして掲げる。各自治体では2025年度末を移行期限とする「自治体情報システムの標準化」に関わるシステム更新が進められており、さらに関連する自治体DXへの取り組みも検討されている。IT技術者の人材不足もあり大手システムインテグレーターは自治体DXにまで手が回らないと現状を分析、同社は公共・自治体専門の組織を大幅に拡充、自治体のDX案件を直接獲得する方針である。加えて、6月30日付けで自治体向けCMS大手スマートバリューからデジタルガバメント事業を取得、自治体DX市場拡大のための体制を強化している。
2026年2月期の業績予想は、売上収益30,300百万円(前年比5.5%増)、営業利益8,900百万円(前年日8.3%)、EBITDA10,400百万円(前年比7.8%)を見込む。2021年3月の上場以来、累進配当を継続、2026年2月期も記念配当のあった2025年2月期と同等の配当金とする予定だ。リカーリング収益のもたらす潤沢なキャッシュフローは、十分な株主還元とM&A・資本提携などの事業投資を両立、M&A戦略が国内外事業の非連続な成長をもたらたす可能性もあろう。大企業を中心としたSVFの圧倒的な顧客カバレッジを梃子として、日本の企業間DXエコシステムの構築をリード、事業成長を継続する同社の今後の展開には注目しておきたい。
<HM>
チョコレートバンクの夏メニュー♡名古屋タカシマヤで限定登場!
長友佑都が2年7カ月ぶり代表戦のピッチへ「ギラギラした部分とドシッと構えた姿勢を示したい」
【阪神】岩崎優らが広島戦連投の疲労考慮されベンチ外、金村コーチ「落とすところは落とそうと」
【阪神】小幡竜平スタメン定着へ、4試合ぶり先発起用に応える2安打1打点「食らいついた結果」
【阪神】佐藤輝明2度の得点機演出も12連勝ならず「また明日から頑張ります」再スタートへ前向き
【阪神】大山悠輔、反撃の2打席連続打点 7月はリーグ1位打率4割2分9厘、2位タイ8打点
【DeNA】延長11回力尽きる…颯が坂本勇人に被弾 巨人戦5連敗、対戦成績も2勝8敗1分
【巨人】4番が決めた!坂本勇人が延長11回決勝弾で勝率5割復帰 最後はマルティネス締めた
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
【全文】くりぃむ、マツコら所属の旧事務所発表「全員が円満に退社」し独立 仕事専念の環境整備
羽鳥慎一アナが自民議員に怒り&“ひとこと”で批判「運のいいことに能登で地震があった」発言
タイタン太田光代社長「自首させたのに、書類送検の段階で名前出るのは…」所属2人オンカジ疑惑
元セクシー女優上原亜衣、大胆に白黒ビキニ水着姿を披露「最高過ぎ」「スタイルすごい」
山田邦子が暴露「ひょうきん族」の楽屋で「ほとんど全裸」だったタレント「出したまま歩いてた」
松本明子、生放送でつい口走った情報にスタジオ大混乱 松居直美座り込む 澤部「ダメなやつ?」
71歳俳優「死んでいたかも、失明していたかも」自身の過去回想 負傷ロッチ中岡創一にエール
クルド人男性の強制送還報道にアイドル私見「差別でもなんでもなく当然」扇動は「とんでもない」
ロッチ中岡創一の負傷を日テレが発表 骨折の疑い
パソコン作業による疲れ目・眼精疲労・肉体疲労の原因と対策を解説
橋下徹氏「運よく能登地震あった」発言に「撤回したなら辞める話ではない。選挙で高ぶった」
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
日焼けしたポチャッコがかわいい♪東京・原宿のハワイアンカフェ“HALEIWA”にて、ポチャッココラボカフェ7/11より開催!
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
池袋・法律事務所で男性刺殺 容疑者は50歳同僚 「以前から恨み」
【7月21日まで】最大50%分のふるなびコインがもらえる「ふるなびメガ還元祭」3つのキャンペーンと参加方法

ウイングアーク1st---25年2月期増収増益、各ソリューションが順調に推移
AIinside:AI-OCR国内トップシェア企業、AIエージェント化戦略で次なる成長ステージへ
ドリーム・アーツ Research Memo(10):M&Aも視野に入れた成長シナリオを検討(2)
ノーコードで業務アプリを開発できるシステム導入、2年で約100個のアプリを現場が開発
日本システム技術:複数事業を展開する独立系IT企業、業績好調で株価も長期的に上昇
TDCソフト Research Memo(1):2025年3月期第2四半期は全事業分野が好調に推移
ファーストアカウンティング:会計AIで安定的に急成長、大口投資家による買い増しも
いすゞと富士通、商用SDVの実現に向けたパートナーシップ契約を締結
新世代AI技術を活用した帳票のデジタル化サービスがスタート – さくら情報システムとシャインの共同開発により、最短2時間でデジタル化
No.1 Research Memo(1):2025年2月期は増収減益ながら計画を上回る着地