セキュア Research Memo(5):2024年12月期は、多数の大型案件受注等により前期比で大幅な増収増益(1)
2024年12月期におけるセキュアの連結業績は、売上高6,247百万円(前期比20.3%増)、営業利益305百万円(同62.7%増)となり、大幅な増収増益を記録しました。特に「入退室管理システム(SECURE AC)」は大型案件の受注が好調で、前年を上回る売上を達成しました。顔認証方式の採用が増え、同社の優れた技術力が市場での強みとなっています。「監視カメラシステム(SECURE VS)」も需要拡大に応じて増収を達成しました。一方、子会社ジェイ・ティー・エヌのエンジニアリングサービスは減収となったものの、目標通りの利益を確保しました。
1. 2024年12月期の業績概要
2024年12月期の連結業績は、売上高6,247百万円(前期比20.3%増)、営業利益305百万円(同62.7%増)、経常利益293百万円(同67.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益240百万円(同42.5%増)となった。2024年5月に公表した、子会社であるジェイ・ティー・エヌの連結効果を反映した修正予想と比べ、売上高で0.0%、営業利益で2.0%、経常利益で4.9%、親会社株主に帰属する当期純利益で4.6%上回った。売上面では「入退室管理システム(SECURE AC)」が大型案件の需要の高まりで受注が好調だったほか、中・小型案件も計画どおりに進捗したことで売上金額、導入件数とも前期を大きく上回った。「監視カメラシステム(SECURE VS)」では、顧客の防犯意識の高まりや省人化のトレンドを背景に、大型案件から中・小型案件まで順調に進捗し売上高は前期比で大幅増となった。「画像解析サービス(SECURE Analytics)・その他」についても前期に続き高成長率を維持し、売上増に寄与した。利益面では「入退室管理システム(SECURE AC)」における大型案件受注等により売上総利益率が同1.7ポイント上昇の40.5%となった。さらに販管費率がほぼ前期並みだったこともあり、営業利益率は4.9%と業績予想の4.8%を上回った。販管費については主に営業人員拡大による人件費の増加(同25.9%増)があったが、増収効果により吸収した。
2. 入退室管理システム(SECURE AC)
2024年12月期の売上高は、前期比18.1%増の1,737百万円と2ケタ増収となった。通常案件に加えて大型案件の受注が好調で、売上高の押し上げに寄与した。大型案件では、データセンターや物流等の大型施設に向けて同業界に強いパートナーとともに受注活動に注力し、受注に成功した。導入件数も1,303件(前期比17.5%増)と、前期の伸び率(15.5%)を上回った。またサービス内容については、非接触かつセキュリティレベルの高い顔認証方式の人気が高まり、採用件数が増加した。同方式は他と比較して案件単価が高く、売上向上に寄与しつつある。
同社の顔認証入退室管理システムは、2020年〜2022年の3年連続で業界シェアNo.1※を獲得している。これまでに顔認証関連商品は、ライセンス、デバイス合わせて9,900件以上の導入実績(2024年12月末時点)があり、2024年12月期の導入件数は前期比25%増加した。顔認証は、カード媒体や暗証番号入力、指紋認証装置等と異なり接触が不要なため利便性が高いうえ、生体認証のなかでも高いセキュリティレベルを実現しているため、厳格な物理セキュリティを求める顧客にメリットが大きい。同社ではインバウンド向けが増えており、加えて積極的に顧客開拓も進めている。競合は多いが、同社は顔認証エンジンの精度を含めて顧客の利用要件に応じてハードウェア・ソフトウェアを最適化して提案し、高い受注率を挙げている。本人判別では特に利用者が多いケースで高い認証精度が求められ、高度なエンジンが必要となることから、同社の優位性は高い。今後進めるデータセンターや商業施設等の大型案件受注獲得に向けても、この技術力の高さはプラス要因になるだろう。
※ 同社ニュースリリースによる。
3. 監視カメラシステム(SECURE VS)
2024年12月期の売上高は、前期比9.5%増の3,885百万円と増収で着地した。大規模な監視設備が必要なデータセンター、物流施設、ホテル等への案件が増加したことで案件単価が上昇し、増収の大きな要因となった。一方で導入件数は4,436件(前期比1.0%減)となったが、これは、業績管理効率化に向け、店舗向けの導入を案件ごとの計上からパートナー経由での一括導入方式計上に変更したためである。2024年12月期においても実質的には変わらず堅調に導入件数を増やしており、大型案件だけでなく店舗やオフィス等の案件にも従来どおりバランス良く対応した。監視カメラシステムはリース契約での導入が多く、通常5~7年程度で更改を迎えることから、顧客が他社製品から乗り換える機会は多い。今後は新規設置案件だけでなくリプレース需要も取り込み、導入件数の上積みを図る。なお同社の監視カメラシステムは、コンビニエンスストア向けでも導入が進んでおり、2024年12月末時点で2,000店舗を突破した。
4. 画像解析サービス(SECURE Analytics)・その他
2024年12月期の売上高は、前期比39.5%増の239百万円と引き続き大幅増収となった。入退室管理システムの導入件数増加に伴い、保守案件等のストック売上が順調に積み上がったことで安定的に売上高を伸ばしている。
5. エンジニアリングサービス(SECURE ES)
2024年12月期から連結対象となったジェイ・ティー・エヌが同事業を展開しており、2024年12月期の売上高は前期比21.4%減の383百万円となった。前期の大型案件受注の反動で減収となったものの、予想どおりの着地だった。利益は着実に確保しており、2024年5月の修正予想ではジェイ・ティー・エヌの寄与を織り込み利益面を上方修正した。ジェイ・ティー・エヌに対してはPMI(M&A後に行う経営・業務・意識面の統合手続き)によりあらためて技術力の高さを評価している。現在、施工管理のノウハウや、施工及び施工管理のキャパシティ拡充といった点において、特に高度な技術力や施工管理能力が求められる工事でのシナジー発揮に向け具体策を検討中だ。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<HN>
ドジャースがサヨナラ勝ちで4連敗ストップ 山本由伸の6勝目は目前で消滅もチームは意地見せる
妻から「GPS入れさせて」も「動きを把握されて浮気されてた」有名Pが衝撃エピソード披露
「発言に悪気なくとも…」江藤農相辞任に自民大阪府連、苦悩
大谷翔平、4打数1安打でサヨナラのホームへ生還 延長10回の好機は申告敬遠から二盗に成功
【阪神】「台湾デー」開催!台湾プロ野球の各球団チアガールが来場、台湾出身の虎OBも
7回無失点の山本由伸は「支配的な投球」女房役スミスが絶賛「エースにふさわしいピッチング」
1,129(いいにく)名様に豪華賞品が当たる!「オージー・ビーフ 父の日は、ビーフ!キャンペーン」を実施
36歳トップ女優、37歳誕生日の「ご報告」発表 ネット騒然「この度、私事ながら…」
【楽天】スペンサー・ハワード、22日西武戦で今季2度目の先発「とにかく自分のできることを」
澤穂希さんが11年W杯Vメンバーでの豪華食事会 「毎回同じところで爆笑できる最高の仲間」
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
5人組アイドルBrainBeatにーなさん死去「不慮の事故により永眠いたしました」公式X
太田光が本音「犬猿の仲」芸人と「一生分かり会えないと。バチバチやってたから」禁断の共演実現
大手アダルトメーカー秘書課社員がAV出演へ 昨秋に中途入社「モノづくりの輪に入りたい」
「びっくり」永野芽郁主演映画の原作漫画家が告白「文春」不倫疑惑報道を知ったのは「本当に…」
マツコ謝罪「申し訳ない。見ている人も笑えない」村上信五も「月曜から夜ふかし」不適切編集言及
永野芽郁の大河降板にNHK「検討した結果、この申し出を受け入れる」公式サイトで発表
元「ヘキサゴン」タレント、旅館の経営状況を衝撃告白「赤字額が1億5000万円」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
中居正広氏側の反論から浮かんだ2つの新事実を指摘「性暴力の評価はともかく…」紀藤正樹弁護士
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!

セキュア---3Qも2ケタ増収増益、入退室管理システムと監視カメラシステムのいずれも増収で着地
セキュア---24年12月期2ケタ増収増益、入退室管理システムは売上高・導入件数共に大幅増
SIGグループ---2Qは2ケタ増収・純利益大幅増、システム開発およびインフラ・セキュリティサービスの売上高が好調
アール・エス・シー Research Memo(1):2025年3月期上期は計画を上回る増収増益。通期予想を上方修正
セキュア Research Memo(7):セキュリティ強化需要を背景に、引き続き増収増益を見込む(1)
SIGG---25年3月期は2ケタ増収・2ケタ以上の増益、システム開発とインフラ・セキュリティの両部門ともに2ケタ増収
網屋---1Qは2ケタ増収増益、ネットワークセキュリティ事業が2ケタ増収増益に
アセンテック---25年1月期大幅な増収・2ケタ増益、仮想デスクトップ案件・リモートPCアレイの売上高が増加
アール・エス・シー Research Memo(3):2025年3月期上期はホテル警備の新規受注などにより大幅な増収増益
ネクスグループ---24年11月期は大幅な増収、新たな連結子会社が売上高の増加に貢献