コーア商事HD Research Memo(1):2025年6月期業績予想の達成に向けて、中間期決算は順調
コーア商事ホールディングスは、2025年6月期中間期において大幅な増収増益を記録しました。売上高は前年同期比7.7%増、営業利益は28.0%増、経常利益も25.6%増となり、医薬品セグメントの拡大が成長を支えています。同社は中期事業計画を推進し続け、設備投資を進める一方で株主還元も行っています。また、2025年6月期の年間配当を1株当たり2.0円増額しています。長期的には、2030年までに売上高40,000百万円、営業利益8,000百万円を目指し、年率10%以上の成長を計画しています。原薬セグメントの収益基盤を強化し、医薬品セグメントの拡大を主軸に事業を進める方針であり、この成長戦略を通じて両分野の営業利益を同程度にすることを目指しています。
コーア商事ホールディングス<9273>は、東京証券取引所(以下、東証)プライム市場に上場する、医薬品原薬の輸入・販売及び医薬品の製造販売等を行うグループの持株会社である。ジェネリック医薬品原薬の輸入・販売(原薬セグメント)からスタートし、現在は注射剤を主とした医薬品の製造販売、医薬品の受託製造(医薬品セグメント)にも注力する。中長期の事業計画の着実な推進により、成長の継続を目指している。
1. 2025年6月期中間期の業績概要
2025年6月期第2四半期(以下、中間期)の連結業績は、売上高で前期比7.7%増の12,259百万円、営業利益で同28.0%増の3,063百万円、経常利益で同25.6%増の3,065百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同31.1%増の2,049百万円の増収増益となり、営業利益率は同4.0ポイント上昇の25.0%に改善した。セグメント別には、原薬セグメントは前期から発生している得意先での在庫調整や、競合の参入、顧客の購入タイミングの影響等により減少したものがあったものの、近年上市した品目の拡販や、一部の品目で在庫調整が解消したこと等により取引量が増加して増収・増益となった。また、医薬品セグメントでは、受託製造しているプレフィルドシリンジ製剤の販売が堅調に推移したことにより大幅増収となり、収率や稼働率の向上による生産性の改善や売上構成の変化等により利益率が向上して大幅増益となった。設備投資は、蔵王第2工場の建設が予定通り進行して増加した。自己資本比率は79.1%で、2024年3月期にプライム上場する全産業平均を大きく上回り、高い安全性を備えている。
2. 2025年6月期の業績見通し
2025年6月期の連結業績は、期初予想を据え置き売上高で前期比5.5%増の23,350百万円、営業利益で同5.4%増の4,620百万円と増収増益の見通しだ。ただ、営業利益率を前期と同水準の19.8%に見込むなど、保守的な業績予想と言えよう。セグメント別には、原薬セグメントは、新規採用品目の増加と既存品の販路拡大により、小幅の増収増益を予想する。医薬品セグメントは、主力製品の増産により売上・利益を確保し、蔵王工場の受託事業を本格的に展開することで、原薬セグメントを上回る増収増益を予想している。また、「原則、毎年増配」を配当の基本方針と変更したことから、中間期の好決算を反映して、2025年6月期の1株当たり年間配当は前期比2.0円増の15.0円と、期初の計画から1.0円増額した。引き続き中長期的な成長戦略に従って設備投資を行う一方、株主還元にも十分に配慮する経営姿勢は評価できる。
3. 中長期の成長戦略
同社は2024年4月に新たに長期事業計画の財務目標を公表し、2030年6月期に売上高40,000百万円、営業利益8,000百万円を目指している。2025年6月期以降、売上高・営業利益はともに年率10%超の成長率を見込む意欲的な計画である。原薬セグメントの収益基盤に加え、成長ドライバーである医薬品セグメントを拡大させることで、両セグメントの営業利益を同規模にする計画である。この長期事業計画の達成に向けて、今後3ヶ年の中期事業計画では、原薬セグメントでは、新規収載品や長期収載品、既存品のシェア拡大等をターゲットとした新規採用活動の促進や、海外サプライヤーとの関係性強化などを推進する。また、医薬品セグメントでは、開発提案型の受託事業戦略の推進、蔵王工場受託事業の本格展開などを進める。順調なスタートを切っており、今後の中長期事業計画の進捗状況を注視したい。
■Key Points
・2025年6月期中間期は大幅な増収増益。原薬セグメント、医薬品セグメントともに好調。高い財務の健全性を誇る
・2025年6月期は増収増益を計画するが、保守的な予想。配当を期初予想から増額修正
・長期事業計画では、原薬セグメントの収益基盤に加え、成長ドライバーである医薬品セグメントの拡大を計画。目標達成に向けて、今後3ヶ年の中期事業計画を推進し、順調なスタート
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<HN>
中川翔子、NoBさん死去に悲しみ「信じられないし、信じたくありません」
男性がヒグマに襲われる 北海道斜里町の知床半島・羅臼岳近く
【甲子園】「まず名乗れ。それが武士道」開星・野々村監督がSNS現状憂う 広陵の暴力問題
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
元モー娘。道重さゆみ14日の東京公演で芸能界引退「ライブ、よろしくお願いします」
杉野遥亮「人前でイチャイチャする人を…」まさかの悩み 松たか子、ファンざわつく
大阪メトロ、帰宅困難者の発生を謝罪 車両に電気供給のレールで停電
万博協会幹部「大変心苦しい」 地下鉄ストップ時、会場には3万人
生まれつき左手の指がない甲子園球児に谷原章介「ハンディなんか感じさせない」
砂利運搬船とヨット衝突 現場付近、霧立ちこめ視界不良多く 大分
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
結婚カズレーザー「よくバレなかったね?デート」赤コーデツッコまれ「旅行に行く時さすがに…」
85年デビュー元人気アイドル、芸名が「嫌だった」と告白 プロ野球選手と結婚
大谷翔平が提訴された不動産巡る訴訟 投資会社が自社に全責任と主張「異議申し立ては根拠ない」
本田望結が驚きの実名告白、親しい友達は77歳人気俳優 84歳徳光和夫「うらやましいな~」
28歳Gカップグラドル「夢を壊すかもしれないけど…」谷間のこだわり明かす
えなこ「史上最小布面積?!」新作写真集の一部を大公開 美ボディー映える極小ビキニに反響
元NMB48上西怜「悩殺ボディ」胸の谷間のみ大胆露出ニットミニワンピ姿公開「究極の美しさ」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?

コーア商事HD Research Memo(2):2025年6月期中間期は増収増益を確保し、利益率が上昇
コーア商事HD Research Memo(4):長期事業計画に従って、中長期の成長戦略を推進。出足は順調(1)
クオールHD Research Memo(6):2025年3月期は売上高、営業利益、経常利益で期初計画を据え置き
コーア商事ホールディングス---1Qは減収なるも医薬品製造販売事業は増収増益に
コーア商事HD Research Memo(5):長期事業計画に従って、中長期の成長戦略を推進。出足は順調(2)
クオールHD Research Memo(7):2027年3月期に売上高3,000億円、営業利益240億円を目指す
クオールHD Research Memo(1):製薬事業が一段と拡大。第一三共エスファの子会社化で業績は大きく飛躍
室町ケミカル Research Memo(6):2032年5月期に売上高100億円・営業利益率10%以上を目指す(1)
クオールホールディングス---2Q売上高・営業利益・経常利益が2ケタ増、製薬事業が大幅に事業規模拡大
クオールHD Research Memo(8):2026年3月期は3事業すべて増収増益を目指す