クオールHD Research Memo(1):製薬事業が一段と拡大。第一三共エスファの子会社化で業績は大きく飛躍
クオールホールディングスは、調剤薬局業界で重要な地位を占め、製薬事業が急成長しています。同社は、2023年10月に第一三共エスファの株式を一部取得し、2024年に連結子会社としました。この動きにより、2025年3月中間期には売上高が前年同期比で約41%増加し、営業利益は約71%増加しました。 今後も新製品の発売により収益が拡大すると予想され、2024年12月に新たに3つの薬品が市場投入される予定です。2027年3月期には売上高3,000億円、営業利益240億円を目指しており、薬局事業の拡大やDX推進による生産性向上を図ります。特に第一三共エスファの製薬事業での成長が重要な役割を果たすと考えられています。
クオールホールディングス<3034>は大手調剤薬局チェーンの1社で、調剤薬局店舗数で第2位、売上高で第3位(上場企業ベース)の位置にある。調剤以外の分野では、CSO※1事業や医療系人材紹介派遣事業、製薬事業などを展開している。2023年10月にオーソライズジェネリック製品(以下、AG製品※2)を主に展開する第一三共エスファ(株)の株式を30%取得し持分法適用関連会社としたのち、2024年4月に21%の株式を追加取得して連結対象子会社とした。数年後に完全子会社化する予定で、株式取得資金の総額は250億円となるが金融機関からの借入れと手元資金で充当していく予定である。
※1 CSOとはContract Sales Organization(医薬品販売業務受託機関)の略で、CMR(契約MR(Medical Representative、医薬情報担当者))の派遣業務を指す。
※2 AG製品とは、新薬メーカーから許諾を得て、原薬、添加物および製法などが新薬と同一のジェネリック製品を指す。
1. 2025年3月期中間期は第一三共エスファの子会社化で大幅増収に
2025年3月期中間期(2024年4月〜9月)の連結業績は、売上高で前年同期比40.9%増の124,771百万円、営業利益で同71.3%増の6,096百万円と大幅増収増益となった。薬局事業は人件費や仕入コストの増加により増収減益となったものの、第一三共エスファの子会社化により製薬事業の規模が大きく拡大し増収増益要因となった。ただ、同子会社の出資比率は51%のため、非支配株主に帰属する当期純利益が膨らんだほか、特別損失を計上したことにより親会社株主に帰属する中間純利益は同35.8%減の1,211百万円となった。
2. 2024年12月に発売する新製品の投入効果で下期は一段の収益拡大を見込む
2025年3月期の連結業績は売上高で前期比50.0%増の270,000百万円、営業利益で同80.2%増の15,000百万円と大幅増収増益を見込む。中間期の進捗率は売上高で46.2%、営業利益で40.6%とやや低いように見えるが、薬局事業が下期偏重であることに加えて、製薬事業でも2024年12月にAGで3つの新製品を発売することで、下期に一段と収益が拡大する見込みとなっている。また、同年6月に発売した後発医薬品「ゾニサミドOD錠(先発品名 トレリーフ(R)OD錠)」も計画を上回る販売ペースとなっており、計画達成は射程圏内にあると見られる。薬局事業に関してはコスト高が続くものの、地域支援体制加算の取り組みやDX推進による生産性向上を図ることで通期では増収増益となる見通しだ。
3. 2027年3月期に営業利益240億円を目指す
同社は3ヶ年の中期業績目標として、2027年3月期に売上高3,000億円、営業利益240億円を掲げた。薬局事業では新規出店・M&Aによる出店拡大により年率4%超の売上成長と、地域のかかりつけ薬局としての機能強化やDX推進、グループ会社の再編などに取り組むことで収益性向上を目指す。DX推進施策の1つとして2024年11月よりKDDI<9433>との連携によりオンライン専門薬局「クオールどこでも薬局」を開局した。滑り出しは好調のようで、処方箋獲得の新たなルートとして今後全国展開していくことを視野に入れている。製薬事業では、第一三共エスファで売上高1,000億円、営業利益120億円を目指す。毎年3~4製品のAG新製品を投入していくほか、原価率改善や販管費の見直しをゼロベースで取り組み収益性の向上を図っていく。CSOや薬剤師紹介派遣などのBPO事業は医療関連人材の需要拡大を追い風に、オーガニックで年率10%の売上成長を見込む。3つの事業それぞれを拡大していくことで、医薬品の研究開発から製造販売、医療系人材サービス、調剤薬局までをカバーする総合ヘルスケアカンパニーとして成長を目指す考えだ。なかでも第一三共エスファの動向は業績目標達成の重要な鍵を握ると見られるだけに、今後の動向に注目したい。
■Key Points
・2024年3月期は原価率上昇が響き減益となるも売上高は過去最高を更新
・2025年3月期は第一三共エスファの連結子会社化により過去最高業績を大幅に更新する見通し
・3つの事業それぞれを伸ばし、総合ヘルスケアカンパニーとして2027年3月期に売上高3,000億円、営業利益240億円を目指す
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
52歳ぶりっこタレントさとう珠緒、入浴ショットを大放出「目のやり場に困ります」「セクシー」
「あんぱん」鉄子がのぶの引き抜きを希望、釜じいの咳は…気になる展開にネットも注目
「ほっとした」「存在感高まる」 日産工場移管、九州経済界は安堵
43歳2児ママドルがバスタオル1枚で“衝撃”体重公開「ドキドキ」「これは…好き」夫は芸人
FLASH最新号に櫻井おとの登場♡温泉デートグラビア&DVD付録も
ミッキーマウス×アーノルド パーマー♡親子で楽しむ全11アイテム登場
重要局面も争点化せず 17基立地の北陸、転換点迎える原子力政策
16日~17日 近畿は警報級大雨のおそれ 滝のような雨・落雷・突風などに注意
沖縄戦の悲劇の記憶継承を担う 舞台「ひめゆり」送り手の思い
パドレスのタティスが大谷翔平を巧妙に語る言い回しが話題「クリエーティブ」「おどけて生意気」
ガーシー、新田真剣佑の“ヤリ部屋事情”を暴露でネット衝撃「イケメンだけど酷い人間」
元セクシー女優上原亜衣、大胆に白黒ビキニ水着姿を披露「最高過ぎ」「スタイルすごい」
オフショ公開のアンゴラ村長「標準体型」黒ビキニ姿に「リアリティすごい」「なんちゅー格好」
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【Amazonプライムデー2025】先行セールは7月8日から!買い物を楽しむための事前準備まとめ
山田邦子が暴露「ひょうきん族」の楽屋で「ほとんど全裸」だったタレント「出したまま歩いてた」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
クルド人男性の強制送還報道にアイドル私見「差別でもなんでもなく当然」扇動は「とんでもない」
【ランジェリーカット大公開!】女優・川栄李奈さんがレーシーな花柄ランジェリー着こなす!
ガーシー、新田真剣佑の“ヤリ部屋事情”を暴露でネット衝撃「イケメンだけど酷い人間」
【Amazonプライムデー2025】先行セールは7月8日から!買い物を楽しむための事前準備まとめ
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
羽鳥慎一アナが自民議員に怒り&“ひとこと”で批判「運のいいことに能登で地震があった」発言
池袋・法律事務所で男性刺殺 容疑者は50歳同僚 「以前から恨み」
日焼けしたポチャッコがかわいい♪東京・原宿のハワイアンカフェ“HALEIWA”にて、ポチャッココラボカフェ7/11より開催!
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然

クオールHD Research Memo(7):2027年3月期に売上高3,000億円、営業利益240億円を目指す
クオールHD Research Memo(8):2026年3月期は3事業すべて増収増益を目指す
クオールHD Research Memo(1):第一三共エスファの収益成長余地は大きく、グループシナジー創出に取り組む
クオールHD Research Memo(6):2025年3月期は売上高、営業利益、経常利益で期初計画を据え置き
クオールHD Research Memo(4):第一三共エスファはAG製品を主力とする後発医薬品のファブレス企業大手
クオールHD Research Memo(2):薬局事業から医療関連のBPO事業、製薬事業へと展開
クオールHD Research Memo(5):薬局事業は出店数が順調に拡大、BPO事業は医療人材紹介派遣が好調
クオールHD Research Memo(9):第一三共エスファは2028年3月期に営業利益で前期比2倍増を目指す
クオールHD Research Memo(2):薬局事業から医療関連のBPO事業、製薬事業へと展開
クオールホールディングス---3Qも売上高・営業利益・経常利益が2ケタ増、製薬事業が業績に寄与