kubell Research Memo(3):BPaaSで「働く」を変えるプラットフォームを提供(1)
kubell社は主にビジネスチャット「Chatwork」とBPaaS(ビジネスプロセスをサービスとして提供する)を展開している。「Chatwork」は中小企業市場で圧倒的なシェアを持ち、BPaaSは中小企業のDXを推進してITリテラシーが低い企業でも活用できることが特長。AI技術を活用しながら新サービスを拡大し、顧客生産性向上と新規顧客層の獲得を狙う。市場に大きな成長余地があり、中小企業向けのDX支援市場も成長が見込まれる。インキュベーション事業で新たなビジネスを創出し、企業価値向上を図る。2024年4月には新会社を設立し、グループ戦略で事業を拡大する計画。
同社の主要事業は、ビジネスチャット「Chatwork」と、それを基盤としたBPaaSサービスである。「Chatwork」は国内の中小企業市場で圧倒的なシェアを誇り、利用者数・導入企業数ともに業界トップである。ユーザーが業務中に常時使用することから、他のSaaSと比較して顧客接点が非常に多く、このプラットフォーム性が同社の強みとなっている。
また、同社の提供するBPaaSは、SaaSよりも一歩進んだ形態のクラウドサービスであり、ソフトウェアの提供に加え、業務プロセスそのものをクラウド経由で提供することを特徴としている。このBPaaSによって、ITリテラシーが低い中小企業でもDXを推進することが可能となる。また、「Chatwork」のプラットフォームを活用し、SaaSだけでなく、顧客に代わって業務を効率化するという新しい付加価値を提供している。さらに、AI技術を活用した新しいサービス展開にも注力しており、特に「Chatwork」内でのAI対話機能や自動タスク実行など、今後の成長が期待される領域に投資している。このAI活用によって、ユーザーの生産性をさらに向上させるだけでなく、新たな顧客層の獲得にもつながると見込んでいる。
ビジネスチャット市場はまだ成長余地が大きく、現段階での普及率は低いが、今後の市場拡大が期待される。一方、BPaaS事業は、高付加価値サービスを提供することで、収益性の向上が見込まれる。同社は、これらの事業を柱に成長戦略を推進しており、中期的には安定した売上成長が予想される。また、インキュベーション事業の展開によって、新たな成長機会を獲得し、さらなる企業価値の向上が期待される。同社の事業モデルは非常に魅力的であり、特に中小企業向けのDX支援市場における成長余地は大きい。今後もBPaaSやAI技術を活用したサービスの拡大により、収益性の向上が期待されると弊社では見ている。
1. ビジネスチャット事業
ビジネスチャット事業では、主力製品であるビジネスチャットツール「Chatwork」を提供している。日本国内において特に中小企業をターゲットとして、使いやすいUIと社外との接続が容易である点が特徴であり、中小企業のDXに貢献している。他のSaaSプロダクトと異なり、ユーザー同士の紹介によって急速にユーザー数を拡大しており、2024年12月末時点で62.0万社の企業に導入されている。中小企業の業務効率化への貢献により、導入社数の増加に伴う安定した売上げを維持している。今後も、ビジネスチャットの機能を強化し、タスク管理や日程調整といった業務を効率化する機能を備えることで、顧客のニーズに応え続ける方針である。また、ビジネスチャットを基盤にして、後述するBPaaSとのシームレスな連携を実現することにより、さらなる事業成長を見込んでいる。
2. BPaaS事業
BPaaS事業では、中小企業向けに特化した業務プロセスそのものをクラウド上で提供するサービスを展開している。これは単なるソフトウェアの提供にとどまらず、業務の効率化とDXを促進する次世代のクラウドサービスとして位置付けられている。BPaaSは特にSaaS(Software as a Service)では対応が難しい業務全体の最適化を目指しており、企業が業務を外部にアウトソーシングできる環境を整えている。同社のBPaaS事業では、「Chatwork」との深い統合を通じて、業務代行や労務管理などのサービスを提供している。こうしたサービスは特にITリテラシーが高くない中小企業にとって大きな価値を提供しており、運用の効率化に貢献している。自社業務を外部にアウトソーシングすることに関しては、自社に業務ノウハウが蓄積されないリスクがあると捉える向きもあるが、中小企業では1人のベテラン社員により業務が属人化しているケースも少なくない。こうしたケースではベテラン社員の退職リスクのほうが自社に与える影響は大きく、同社サービスにより業務を適正にアウトソーシングし、DXによる効率化を享受するメリットのほうが大きいと弊社では考える。また、2024年4月には100%子会社である(株)kubellパートナーを設立し、よりスピーディーにサービスの開発と運営を進める方針である。BPaaS事業は、同社が掲げる「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」の実現に向けて、グループとして今後さらに事業拡大すると予測される。
3. インキュベーション事業
インキュベーション事業では、同社のこれまでの事業運営で蓄積してきた知見とデータを活用し、従来の事業領域を超えた新たなビジネスを創出することを目的としている。この事業の中心には、ビジネスチャットとBPaaS事業で培った「テクノロジーと人を融合させた大規模なオペレーションエンジン」がある。同社は、このプラットフォームを基盤に、AIや他の最新テクノロジーを活用した新規事業を展開する計画である。例えば、AIによる業務の自動化や、データを活用した新たなサービスの提供などが挙げられる。また、他社とのアライアンスを強化し、インキュベーション事業を通じて新たな収益源を確保することも目指している。こうした取り組みは、ビジネスチャットやBPaaSに次ぐ新たな成長の柱となり、非連続的な成長を実現する可能性を秘めている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 茂木稜司)
<HN>
5人組アイドルBrainBeatにーなさん死去「不慮の事故により永眠いたしました」公式X
新名神逆走事故、逮捕の会社員「ぶつかったのは1台だけ」と供述
森口博子が足を負傷 コンサート出演を見合わせ 公式Xなどで発表
『ハイテンション4K』公開記念「フレンチ・スプラッター オールナイト」東京・大阪・名古屋で開催[ホラー通信]
終了の永野芽郁ラジオ番組、同時間帯に本音続々「さよなら聞けず」「残念」「呪いでも?」Xの声
ヤフートラベル、「GoGoセール」開催中 5月20日まで
ギタリスト徳武弘文さん死去 泉谷しげる、細野晴臣らと共演 カントリーギター第一人者
従順なアンドロイドが暴走、血の惨劇に 全米大ヒットのサイコスリラー『コンパニオン』5月デジタル配信開始、BD8月リリース[ホラー通信]
新名神の逆走車運転か ペルー国籍の会社員を道交法違反疑いで逮捕
“JUNK”シリーズの原点となる短編映画『JUNK HEAD 1』、映画祭「SSFF&ASIA」で上映 堀貴秀監督のティーチインも[ホラー通信]
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
中居正広氏側の反論の6文字に違和感「誰の言葉?」「とても引っかかる」X議論白熱/送付全文
「80歳に見えない」国民的女優、のんと2ショット「若い頃に似てる」「奇跡」圧倒的美貌に騒然
和田アキ子突如泣き出した 番組で異例の「トイレ休憩」後にハプニング スタジオ騒然
指原莉乃「実はすんごいことが起きまして」喜びの報告に「本当に凄い」「私まで嬉しい」祝福の声
柏木由紀に「流出した写真でエライ事に」芸人の“プチ炎上”ツッコミに釈明「今、まっとうに」
5人組アイドルBrainBeatにーなさん死去「不慮の事故により永眠いたしました」公式X
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
後藤真希、“衝撃を受けたアイドル”を聞かれズバリ実名告白「誰もが衝撃を受けたと思う」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
関ジャニ錦戸亮、登場人物が全員クズだらけの不倫劇もメディア沈黙で批判殺到
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
中居正広氏側の反論から浮かんだ2つの新事実を指摘「性暴力の評価はともかく…」紀藤正樹弁護士
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!

kubell Research Memo(3):BPaaSで「働く」を変えるプラットフォームを提供(1)
kubell Research Memo(1):飛躍的な成長に向けたフェーズの転換点を迎える
kubell Research Memo(8):「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」のポジション確立目指す(2)
kubell Research Memo(8):2026年12月期に売上高15,000百万円達成を目指す(2)
kubell Research Memo(1):業績予想を大きく上回り営業利益は黒字化
kubell Research Memo(7):2026年12月期に売上高15,000百万円達成を目指す(1)
kubell Research Memo(7):「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」のポジション確立目指す(1)
kubell---3Qは2ケタ増収・各段階利益黒字化、Chatworkセグメントが好調に推移
kubell Research Memo(9):事業拡大中につき、当面は利益を必要投資に充当する方針
kubell Research Memo(9):事業拡大中につき、当面は利益を必要投資に充当する方針