アルファパーチェス Research Memo(1):大企業向け「購買・役務代行」のトップランナー
アルファパーチェスは大企業向け「購買・役務代行」のトップランナーで、主要事業としてMRO(間接材購買)とFM(商業施設メンテナンス)を展開しています。2024年12月期の業績は売上高5,595億円で、営業利益は12億円に達しました。特にMRO事業が好調で、売上高は前期比11.0%増を記録しています。2025年12月期には、売上高6,198億円、営業利益14億円を見込んでいます。中長期的な展望では、同社のターゲット市場は売上高1,000億円以上の大企業に絞られており、潜在的な成長余地は大きいとされています。現在の契約企業数は42社であり、競合は主に自社内購買部門です。アルファパーチェスの強みは顧客とサプライヤーをつなぐAPIの自社開発能力で、今後も事業拡大が期待されています。
アルファパーチェス<7115>の主力事業は、大企業向け「購買・役務代行」である。事業セグメントとしては、設備・機械の修理用備品、オフィス用品などの間接材購買を行う「MRO※1事業」と商業施設のメンテナンスなどを行う「FM※2事業」を2本柱としている。どちらも「アウトソーシング事業」であり、今後の成長余力は大きい。「MRO事業」では自社開発したプラットフォーム「APMRO」及び「無限カタログ」を提供しているが、その開発力が成長の源泉となっている。
※1 MRO=Maintenance Repair&Operation
※2 FM=Facility Management
1. 2024年12月期の業績概要
2024年12月期の連結業績は、売上高55,952百万円(前期比7.7%増)、営業利益1,242百万円(同4.6%増)、経常利益1,227百万円(同3.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益865百万円(同1.8%増)となった。大型工事の2025年12月期へのずれ込み等で売上高は見通しを下回ったが、減価償却費が微減となったことなどから利益予想は達成した。セグメント別では、MRO事業では大企業向けが好調に推移したことで売上高は前期比11.0%増となり、販管比率が低下したことなどから営業利益は同20.9%増となった。FM事業では、大型改装案件が後ずれしたこと等から売上高は同0.4%減となり、売上構成の変化で営業利益は同19.0%減となった。重要な指標である大手企業(企業グループ単位での月平均購入金額が1,000万円以上)の契約数は期末で42社(前期末比2社増)となった。
2. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の連結業績は、売上高61,975百万円(前期比10.8%増)、営業利益1,410百万円(同13.5%増)、経常利益1,400百万円(同14.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益979百万円(同13.1%増)を見込んでいる。MRO事業では、大手企業向けの売上は既存顧客の継続的な購入増に加え、新規顧客も増加したことから2ケタ成長が続く見込みで、売上高は前期比9.0%増を予想している。FM事業においても、前期からずれ込んだ大型案件が立ち上がることから売上高は同15.8%増の17,000百万円の見込み。経費面では、IT経費(償却含む)や人員関連費用(派遣社員、教育費等含む)が増加する見込みだが、これらを吸収して営業増益を達成する計画だ。
3. 中長期の展望:潜在市場は膨大
同社の主要事業は購買・役務代行であるが、対象とするのは売上高1,000億円以上の大企業に絞っており、潜在的な企業数は約1,000社あると推定されている。MRO事業において現時点で同社が契約を締結している大口顧客は42社のみであり、ポテンシャルは大きいと言えるだろう。同社の推定では、大企業が年間に購入する資材は大部分が原材料や部品などの「直接材」だが、同社事業の対象となる間接材(消耗品、工具備品等)市場は約5兆円あり、その内の多品種・少量アイテムのロングテールMRO市場は約1兆円とみている。このうち約60%は仕様確定や価格交渉等が必要であり、残り約40%が交渉を必要としない「カタログ品市場」であり、ここが同社の現時点の事業領域で、約4,000億円と推定される。現在の同社のMRO事業の顧客数は、取引高が小さい顧客を含めても87社に過ぎず、1,000社の8.7%に留まる。同社の最大の強みは、顧客側のシステム(ERP※等)とサプライヤー側のシステムを連携する仕組み、いわゆるAPI(Application Programming Interface)を自社開発できることにある。カタログ購入の市場には様々な企業が存在するが、現時点において同社と同規模で同様の購買代行サービスを大手企業向けに行う企業は見当たらず、厳密に言えば正面から競合する企業は皆無と言える。部分的には競合する企業があるが、むしろこの市場における最大のライバルは「内製=自社内購買部門」と言える。大企業においては、今後さらに間接費用の削減(アウトソーシングの増加)が進むことが予想されるため、同社の事業が拡大する余地は大きいと言えるだろう。
※ ERP:Enterprise Resources Planning
■Key Points
・大企業向け「購買・役務代行」が主要事業、開発力で差別化
・顧客数増で2025年12月期は13.5%の営業増益予想
・大企業の外注化率は低く、潜在市場が拡大する余地は大きい
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<HN>
ロバーツ監督「できるだけ早く忘れたい試合」本拠地ワースト17点差大敗 大谷は2戦連続無安打
「今日絶対に日本滅亡しないに全財産賭けます」“7月5日日本大災難”の噂拡散うけ実業家が宣言
【日本ハム】森香澄、ミニスカ大暴投「好きな人、私に教えて下さい…」
高橋洋一氏が財務省批判 国の税収想定より上振れは予測できた「わざと緊縮財政に仕向けている」
マリナーズ・ローリーが止まらない!衝撃1試合2発の35号で両リーグトップ トップ3は
上戸彩、母が勝手に応募したコンテストの賞金に「200万円で一軒家建てる」親孝行を決意
リリー・フランキー番組の女性アシスタントが妊娠発表も番組休演は「妊娠報告が理由ではない」
酒気帯びで追突事故 逮捕の男性を危険運転致傷容疑で送検 愛知
BTS・SUGAと元ドジャース朴賛浩氏がアスレチックスの部分オーナーに 韓国メディア伝える
キケ・ヘルナンデス “大谷モデル”のファッションも不発…超オシャレコーデで爽やか球場入り
池袋・法律事務所で男性刺殺 容疑者は50歳同僚 「以前から恨み」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
佐々木希が告白「多目的トイレ不倫」の夫渡部建と離婚の話し合い「すごい怖かったと思います」
「水着みたい」元NHKアナが“ピタピタ“私服ノースリ姿「妹がプレゼント…」に「センスよい」
「胸、大きくなってない?」元セクシー女優の上原亜衣、白ビキニ大胆ボディー披露「惚れてマウ」
元ジャンポケ斉藤慎二被告が告白、活動休止中に住んでいた県「ずっと休んでいた時間…」
あの、酔いつぶれた33歳女優を膝枕して家までタクシーで送っていた「優しい」
31歳女性タレント「それぐらいの覚悟じゃないと私ヤラないよ?」交際前のカラダの関係で本音吐露
43歳元グラドル、30歳で発症した病名明かす「不安がずっと襲ってきて…」
給与天引きで初任給0円 ミャンマー人女性が「三ツ矢堂製麺」を提訴
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
山口真由氏は「しばらくお休みとなります」モーニングショー冒頭で羽鳥慎一アナが報告
【7月21日まで】最大50%分のふるなびコインがもらえる「ふるなびメガ還元祭」3つのキャンペーンと参加方法
池袋・法律事務所で男性刺殺 容疑者は50歳同僚 「以前から恨み」
元フジ渡邊渚、ビキニ姿の大胆露出で表紙ジャック!「完成した誌面を見て毎度のことながら…」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」

アルファパーチェス Research Memo(6):2025年12月期は、13.5%の営業増益を見込む
アルファパーチェス Research Memo:間接材購買PF新機能で粗利が大幅増、2029年営業利益は35億円へ
アルファパーチェス Research Memo(5):2024年12月期売上高は計画未達も、営業利益は前期比4.6%増
アルファパーチェス Research Memo(4):最大の強みはシステム開発力
アルファパーチェス Research Memo(2):購買・役務代行を主力に事業を展開
アルファパーチェス Research Memo(7):2025年12月期は年間35.0円へ増配の予定
アルプス技研 Research Memo(1):2024年12月期も良好な受注環境を背景に業績は順調に拡大
アレス・マネジメント、GCPインターナショナルの買収を完了
アセンテック、アルファポリス◆今日のフィスコ注目銘柄◆
ピー・シー・エー:ストック収入8割の独立系ソフトウェアメーカー、クラウド・サブスク移行の加速を目指す